衣食住のうち、食の安全性(海外からの輸入品など)や住の安全性(シックハウス症候群など)は大いに問題になっているが、衣の分野ではどうなのだろうか。
昨日、衣分野の専門家・前川善一郎先生(平安女学院大学特任教授)と駄弁っていて、最近の衣分野の興味あることを聞いたのでメモしておきたい。
日本産の絹(シルク)は風前の灯のようだ。いわゆる価格競争で中国に太刀打ちできないと言う。で、今までは「日本の面子」をかけて、日本の農水省は、日本産のシルクで採算が合う値段と中国産の安い値段との差額をシルク農家に補助していたようだ。
ところが、それでは、かなり膨大な補助金になるので、シルクの生産の意味を見直して、シルクを生産する蚕に多様な役割(食物ー蛋白源ーとして、その他・・・)を発見するようなプロジェクトに補助金を出すことになったと言う。前川先生も研究面から努力しておられる。見守りたい。
次に植物繊維の綿(コットン)であるが、海外からの普通の綿は生育過程で多量な農薬をふりかけているものもあるので、それによる下着や靴下も「危ない」らしい。
そこで、少し値が張るが、農薬や化学肥料を殆ど使わずに育てられた「有機栽培綿(organic cotton)」が良いとのことだった。今後は、それにしようかな。
昨日、衣分野の専門家・前川善一郎先生(平安女学院大学特任教授)と駄弁っていて、最近の衣分野の興味あることを聞いたのでメモしておきたい。
日本産の絹(シルク)は風前の灯のようだ。いわゆる価格競争で中国に太刀打ちできないと言う。で、今までは「日本の面子」をかけて、日本の農水省は、日本産のシルクで採算が合う値段と中国産の安い値段との差額をシルク農家に補助していたようだ。
ところが、それでは、かなり膨大な補助金になるので、シルクの生産の意味を見直して、シルクを生産する蚕に多様な役割(食物ー蛋白源ーとして、その他・・・)を発見するようなプロジェクトに補助金を出すことになったと言う。前川先生も研究面から努力しておられる。見守りたい。
次に植物繊維の綿(コットン)であるが、海外からの普通の綿は生育過程で多量な農薬をふりかけているものもあるので、それによる下着や靴下も「危ない」らしい。
そこで、少し値が張るが、農薬や化学肥料を殆ど使わずに育てられた「有機栽培綿(organic cotton)」が良いとのことだった。今後は、それにしようかな。