昨日の神戸・元町の県公館で行なわれた「地域SNS全国フォーラム」の全体会で兵庫県企画管理部長(元総務省)の牧 慎太郎さんは地域SNSの「ひょこむ」を最大限持ち上げる発言をされた、ところが牧さんの後任の総務省情報政策管理官の田中敦仁さんは、一方で全国の地域SNSをサポートする発言をしつつ、他方で「余りバーチャルな地域SNSにのめりこむとリアルなコミュニティ活動がおろそかになる、という人がいる。子どもたちもパソコンから引き離さないと外で遊べなくなるのでは・・・」のようなことを言っている。私は、リアルなコミュニティやミーティングが最後に物事を決めると思っているが、絶えず時空を共にして会えないので、地域SNSという手段を使って都合の良い時に考え、書き込みをして議論を前進させればよい、と考えている。牧さんも言うように、地域SNSはあくまで今までのメイルやブログと違った情報参加型の新しい手段なのである。それと確かに地域SNSに時間を取られすぎると、本をゆっくり読み、考える時間すらなくなってくるので、「時間制限」も必要と個人的には思っている。
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地域SNSの理想的な規模の議論も参考になりました。
第二分科会で、地域SNSでリアルをつくり出す(プロデュース)という事例発表もあって面白かったです。あくまでリアルのプロデュースのためのツールという意味ですが、地域SNSの使い方の例を知ることができて、勉強になりました。
総務省の地域SNSに架かる社会実験総括(田中情報企画官の報告)の中で、「あらかじめ、地域の課題を整理し、目的・テーマを設定し、どのように地域SNSを活用する十分な検討が必要である」との記述は、深く受け止めることが必要と感じた。
地域SNSが新しいコミュニケーションツールとして、これまでなかった局面を切り開きつつあることは
理解し実感できるものであるが。
コメント有難う。最終的にはリアルな世界が変わらないといけないので現実的成果を得ることが大切ですね。そのために、地域SNSでしっかり構想を打ち出されるか、明確に課題を提起出来るか等がポイントで、地域SNSもそのように位置づけして活用したら良いと思います。