西村一朗の地域居住談義

住居・住環境の工夫や課題そして興味あることの談義

年金生活者の立場、思い

2011-04-29 | 時論、雑感
東日本大震災絡みの補正予算案が審議されている。その財源のうち約2兆5千億円は、基礎年金の国庫負担を2分の1に維持するためのものだ。政府は補正予算案と同時に国民年金法改正案の修正案を国会に提出した。

「転用分については、12年度以降に税制抜本改革を実施し、増税で生じる財源によって後から穴埋めするとの内容。だが、税制改革の具体的なめどは立っておらず、野党は「財源が確保される保証がない」などとして反発している。」(アサヒコムより)当然である。

年金生活者としては、今後の後輩たちのことも含め、そういう大事な「基金」に手を付けるべきではない。基礎年金が減る恐れもあるので、絶対反対である。

で、この大震災で、年金生活者の立場を考えてみると、仮に被災地域に年金生活者がいて、曲がりなりにも年金だけで生活ができているとすると、彼らは今後とも安全な何処に移住してもいいのである。

職場から自由だし、基本的に居住する地域にも縛られない。まあ、地域に持ち家を建てて住んでいるなら、その分、地域に縛られているとは言えるが・・・。

今後、東北地方が大いに魅力を増し全国や海外から若者を惹きつけて欲しいとおもうが、まあ年金生活者も惹きつけるような地方にもなってほしい。まあ年金生活だから「つましい旅行」になるが、落ち着いたら「ぐるっと」回ってみたい。

そこに文化的に松尾芭蕉の奥の細道や宮沢賢治の花巻や柳田国男の遠野などは含めたい。

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