西村一朗の地域居住談義

住居・住環境の工夫や課題そして興味あることの談義

住む、棲むそして澄む

2009-07-12 | 住まい・建築と庭
昨日、家庭科教育学会の「住居を基本舞台とする家庭生活のありかたに関する研究」の研究会(奈良教育大学)に行った。住居学専攻は私だけかな。

で、最近の自宅の住宅補修体験から、「人が主」の住むことだけでなく、他の動物たちが「棲む」ことも視野に入れるべきことに改めて気づき、その重要性を述べた。(植物たちとの「つながり」も重要!)

シロアリやネズミやイタチやハエやカのように人間が住む住居にマイナスを与える動物もいるが、犬や猫のようなペットのように人間に安らぎ、癒しをもたらす動物もいる。燕や雀も人間の近くに巣をつくれば、蛇などが近寄りにくい、と知っている。ヤモリは守宮と書き、家を守ってくれる爬虫類、イモリは「井戸を守る」両棲類だ。

住む、棲むの他にというか上にというか、心が「澄む」ということもある。

これら、三つー住む、棲むそして澄むーが十分、家において確認できて「すまい」といえるであろう。

こういう著書『住む、棲むそして澄む』、書けるかな。書きたいなあ。

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