スノーモビルくらぶ

20数年間、変わらずスノーモビルに夢中! これからも・・・

4/30 ブリヂストン タイヤセーフティー ドライビングレッスン(その1)

2006-05-01 19:32:57 | ■クルマ情報
30日(日)、ブリヂストンタイヤが主催するドライビングレッスンに参加してきた。栃木県那須塩原市にある“ブリヂストン プルービンググラウンド”というところだったのですが迷いました。自宅からは高速を使わず4号をひたすら北上したのだが・・・。確認できるような看板はなく、クルマ1台通れるような道を探し出してやっとの思いで到着しました。当然といえば当然で何も宣伝して沢山の部外者に来てもらう場所ではなく、かえって極秘にしたいことばかりだろうからこれでいいのでしょうね。細道の途中から会場案内の立て看板あったことですし^^(了解です)。
レッスンの流れはこちらWebCGドライビングレッスンをリンクしてあるのでご覧いただきたい。
2003年に始まって、すでに参加者は650人を越えたとのこと、スタッフの進行は丁寧でいて無駄がなく気持ちの良いものであった。
今回は同伴者(見学者)も含めて約50名、A,B,Cの3グループに分かれてレッスンを受ける。

一日のプログラム一覧です。
午前
・オープニングミーティング
・チャイルドシート講習&ドライビングポジションと日常点検講習
・人形制動体験&ランフラットタイヤのパンク体験
・ABSブレーキ急制動体験
午後
・適正空気圧のタイヤと低空気圧のタイヤの操作性比較
・スキッドパッドレッスン
・ウェット路レッスン
・移動の為のバスで外周路50度バンク体験
・クロージングミーティング&修了書授与

こうやって書き出してみると盛り沢山です。
講習は広大なテストコースのなかに各プログラムのコーナーを設けて専任インストラクターによるレッスンになります。
各コーナーにはレッスンに合わせるようにブリヂストンの研究室のメンバーによるランフラットタイヤの構造説明や、KYBの協力によるショックアブソーバーの機能説明、あけぼのブレーキからはブレーキパッド等の説明、さらにはAEDを使った救命講習など、順番を待っている間も飽きさせません^^;

それではプログラムに沿って説明していきます。
◆オープニングミーティング
始まりは
主任講師の清水和夫さん。
言わずと知れた、現役の
レーシングドライバー兼
モータージャーナリスト。
雑誌NAVIはよく
読みました。



清水さんは以下のように話されました。
クルマが僕たちに可能にしてくれた“モビリティー”という【移動の自由】、これは本当に素晴らしい自由です。“自分の行きたい場所にいつでも自分の力で行ける道具”、自由に移動できる幸せを実現してくれるクルマをちゃんと乗りこなす技術を身につけることは、ドライバーがまず、習得すべき技術ではないでしょうか。

正にその通りだと思います。ルールを守り正しいドライビングを習得して交通事故のない社会を作る。どんなにハードの部分が進歩してもドライバーの意識改革がなされなければ事故は無くならないということです。

バスでテストコースの移動しました。我々Cグループはチャイルドシート講習へ。
◆チャイルドシート講習&ドライビングポジションと日常点検講習

鹿口インストラクター
による乳幼児・幼児
など大きさによって
変わるシートの選び方。
またクルマへの取付け方。
シートの合わせ方など
細心の注意が不可欠と
感じました。

特に乳児用シートでは後ろ向き45度、後席に取り付けが原則。やむおえず助手席にセットする場合はできるだけセットバックして助手席用エアバックの作動時、チャイルドシートに衝撃が伝わらないようにする。
チャイルドシート着用率は50%を切ってしまったそうです。致死率で見ると着用していると0.04%、非着用では0.22%と被害の軽減効果は明らかなのにです。チャイルドシートは車内にあるけど買物くらいなら、ちょっと出かけるくらいなら・・・ 安全に対する意識が低下しているようです。それと同乗者がしっかり抱いているから、は大きな間違いだったことに後で身をもって体験することとなりました。

シートポジションはブレーキング時、最大の力をブレーキペダルに掛けられるようしなさい。ブレーキはアクセルと違って床までどうやっても踏み抜けないようになっています。存分に踏み込めるポジションを探してください。ステアリングは引くのではなく押しましょう。ステアリングの持つ位置は9時15分。左折の時は右手で押す。トップの位置では肘がつっぱらない、肩がシートから離れない。これも後のレッスンでしっかり納得することになります。

日常点検ではタイヤの空気圧、溝の深さをゲージでチェックします。これも後から正常な空気圧のクルマ、半分の低空気圧のクルマの連続試乗。正常な溝のタイヤと磨り減ったタイヤのクルマを比較試乗します。(つづく)


ブリヂストン タイヤセーフティー ドライビングレッスン(その2)
ブリヂストン タイヤセーフティー ドライビングレッスン(その3)
ブリヂストン タイヤセーフティー ドライビングレッスン(その4)



最新の画像もっと見る

3 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
チャイルドシート100%着用の為には (Unknown)
2006-06-15 18:18:17
年齢に応じて買い換えていくのはかなり負担だろうな。

レンタルやリサイクルといった方法で使いやすくできないかな~。

チャイルドシート専門のレンタルショップやリサイクルショップがあれば・・・。



返信する
チャイルドシート関連記事 (T.K)
2006-06-15 17:23:19
3年連続半数割れ

チャイルドシート全国調査

 六歳未満の乳幼児に義務付けられているチャイルドシートの使用状況について、警察庁などが今年四月に全国で調査したところ、使用率は前年並みの49・4%にとどまり、三年連続で半数を下回ったことが分かった。



 全都道府県の計百四カ所で、乗車中の乳幼児約一万三千人を調べた。



 チャイルドシートを使わず、車両の座席にそのまま座っていた子どもは30・4%。保護者に抱かれたり(11・5%)、大人用のシートベルトを使用したり(5・5%)といった例も目立った。



 年齢層別では、一歳未満では72・4%が使用していたが、一-四歳で51・0%、五歳の子では28・3%まで下がった。



 一部調査地では取り付け状況も確認し、乳児用では三割で背もたれの角度が不適切だった。幼児用は六割でシートが三センチ以上ぐらついていた。



 チャイルドシートは二〇〇〇年に義務化され、〇二年の初調査で使用率は52・4%だったが、〇四年に五割を割った。



返信する
チャイルドシート記事コピー (T.K)
2006-06-15 17:11:08
抱っこでは命守れない チャイルドシート

 チャイルドシートの着用率が伸び悩んでいる。二〇〇〇年の改正道路交通法で、六歳未満の子どもへの着用が義務づけられたが、体の成長に合わせて買い替えるのを面倒がったり、子どもが嫌がるなどの理由でやめてしまう人も多い。子どもの事故防止に取り組む市民団体「子供の安全ネットワーク・ジャパン」は「チャイルドシートなしではとても危険。ぜひ着用を」と呼びかけている。 (岩佐 和也)



 「ある程度成長すると、子どもが着用を嫌がるケースが出てくる。駄々をこねる子どもに根負けしてしまう母親が多い」。同ネットワークのメンバーで、日本交通安全教育普及協会認定チャイルドシート指導員の加藤尚子さん(42)は話す。



 ■死亡重傷率が倍



 警察庁と日本自動車連盟(JAF)は〇二年から、六歳未満のチャイルドシートの着用率を数千-一万人規模で全国調査している。それによると、同年の52・4%から、〇三年が51・7%、〇四年は47・4%と下がり、〇五年は少し巻き返したものの49・1%だった。例年、一歳未満だけは70%を超えるが、年齢が上がるにつれ低下。五歳児は30%程度という。



 「子どもの言い分を通すと、二度と装着はできなくなる。嫌がっても装着を続けて」と加藤さんは強調する。



 警察庁によると、〇四年の交通事故による六歳未満児の死亡重傷率はチャイルドシート使用で約1%。着用しない場合は2・31%と倍以上に跳ね上がる。JAFによると、時速五十キロで走行中に衝突すると、約十メートルの高さからコンクリートにたたきつけられるのと同じ衝撃を受けるという。担当者は「抱っこで子どもを守れるのは、時速七、八キロ程度まで」と話す。



 〇四年に起きた衝突事故では、軽乗用車の後部座席の伯母に抱っこされていた一歳の男児が衝撃で前に飛ばされ、フロントガラスに激突。脳挫傷で死亡した。「チャイルドシートさえ着用していれば、命を守れたのでは」。事故を検証した捜査員は振り返る。



 ■身長140センチまでは



 チャイルドシートは大きく分けて、新生児・乳児用、幼児用、学童用の三タイプに分類される。値段は一万円台から、兼用のものでは十万円近くするものまでさまざまだが、加藤さんは「値段で選ぶべきではない」とアドバイスする。



 選ぶポイントは、▽子どもの体重、身長に合っているか▽実際に装着する乗用車に合っているか-の二点。もちろん子どもの成長につれて、体に合うチャイルドシートを買い替える必要が出てくる。



 生まれてから約三カ月まで首がすわらず、六カ月ごろまで腰が安定してないので、後ろ向き四五度の姿勢での装着が基本。衝撃が強い前方衝突でも、後頭部から背中にかけて広い面積で衝撃を分散できるからだ。



 骨格、筋肉がある程度発達する幼児、学童の場合は前向き装着で構わないが、車のシートが多少へこむぐらい固く装着することが大切だ。「法律で義務づけられているのは六歳未満の児童だが、できれば身長一メートル四〇ぐらいまでは着用してほしい」と加藤さん。



 一月下旬、子どもの事故防止をテーマに開かれたセミナーで、加藤さんは、チャイルドシートの必要性や着用の仕方などを看護師ら約三十人に指導。「聞くだけでなく、即、実践してほしい」と促した。



   ×  ×



 同ネットでは、ホームページ(http://safekids.ne.jp/)を通じて、子どもの事故防止に関するさまざまな情報を発信している。



返信する