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パトリシア・コーンウェルやトマス・ハリスなどアメリカの作家が好きで良く読んでいたが、どういう訳か藤沢周平に行き着いた。
多分、クルマ通勤の帰りに聞いたNHKの朗読が初めてだろう。一気に興味を持った記憶がある。
藤沢周平の世に出た作品をすべて読み終えた時、胸が締め付けられるような寂しい気持ちになった。この作家はもう他界している。新しい作品は出てこない。もう二度と読めないと思ったときだった。
コーンウェルの主人公スカーペッタも、トマス・ハリスのハンニバルも生きているかぎりは続編が期待できる。
しょうがない。この秋に公開される映画「蝉しぐれ」で小説とは違う解釈を楽しみにするか・・。