原発10キロ圏内 初の捜索
東京電力福島第一原子力発電所の周辺では、事故の影響で行方不明者の捜索活動が難航していますが、14日、原発から7キロ離れた福島県浪江町の沿岸部で、警察が10キロ圏内では初めてとなる捜索を行いました。
捜索が行われたのは、福島第一原発から北におよそ7キロ離れた福島県浪江町の沿岸部にある請戸地区です。避難指示が出されている福島第一原発から半径20キロの範囲のうち、10キロの外側では今月7日から警察が行方不明者の捜索を続けていますが、10キロ圏内での捜索はこれまで行われてきませんでした。14日は、防護服に身を包んだ福島県警の機動隊員およそ300人が、地元の消防隊員とともに午前中から捜索を始め、NHKの取材班も午後2時すぎから防護服を着て現地に入りました。機動隊員らは、JR常磐線の浪江駅に近い高瀬川に架かる橋の周辺で、がれきを手作業で取り除きながら捜索に当たりました。川岸には2階建ての住宅が流れ着いていて、川の中には何台もの車が水没していました。機動隊員らは、放射線量を測定する警察官が近くでモニターを監視するなかで捜索を続け、がれきの中からランドセルやアルバムを見つけると道路脇にそっと置いていました。福島第一原発の建屋の一部や排気筒を遠くに望む請戸漁港は、浜通りの水産業の拠点の一つで、周辺には漁業関係者の住宅が建ち並んでいましたが、ほとんどががれきで覆われ、ところどころに漁船が打ち上げられていました。また、請戸地区を流れる川の岸では、畜産農家で飼育されていたとみられる4頭の牛が走る姿も確認できました。警察によりますと、14日の捜索でこれまでに7人の遺体が見つかったということです。NHKの取材班は2時間ほど現地で取材に当たりましたが、線量計の数値はほとんど変わりませんでした。捜索活動の指揮を執った福島県警の松本光弘本部長は「今後も手つかずの地域での捜索を最大限進めていきたい」と話していました。福島第一原発の周辺では津波などに巻き込まれて行方が分からなくなっている人が多く、警察は10キロ圏内での捜索を15日以降も10日間ほど続けることにしています。
元気なんですよね?
日々、無力感を感じながらも、
淡々と仕事をこなしています。
周辺の農家さんは野菜の出荷制限、そして解除に振り回されています。最近も新茶が引っかかり、お店から撤去されてました。
休みの日は家庭菜園しています。たまねぎ、らっきょう、長ネギ、じゃがいも、さつまいも、など育ちつつありますが…
今年はだれにもあげられないでしょう。
なんとも腹立たしい状況ですが、被災地の方々にくらべれば…
TKさんも、がんばってください。