招集難航も…南米選手権出場へ
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(読売新聞) 2011年04月14日 18時45分
日本サッカー協会は14日の理事会で、南米選手権(7月・アルゼンチン)に日本代表を派遣することを正式に決めた。
招集を希望する海外組選手のリストを作り、南米サッカー連盟へ提出する。
反対意見はなかったといい、田嶋幸三・副会長兼専務理事は「日本が外へ出て行くことで、日本が頑張っていることが示せる」と語った。各クラブとの交渉は南米連盟任せにせず、日本協会からもお願いする。田嶋副会長は招集人数について、「ザッケローニ監督が何人欲しいのかが大事。監督が必要と思う選手を選んでいくべきだ」と話した。
東日本大震災の影響でJ1リーグが7月に組み込まれることになり、海外組主体のチーム編成が不可欠となっている。一方で、欧州クラブにとって7月はチーム作りの時期に当たり、招集には難航も予想される。