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剣道世界選手権・台湾+α<その2>

2006-12-21 00:50:24 | 剣道


前回に引き続き、剣道の世界大会の様子をお伝えします。試合会場は日本の大会とは雰囲気が全然違いました。午後一にはあまり人は集まっていませんでしたが、準決勝くらいになると随分人も入りヒートアップしてきました。日本とは違っていい技が出ると国に関わらず歓声が上がっていました。
会場には係員として、宮崎さんや栄花さんのような往年の大スターの姿もありました。観客席にも台湾という近い場所からか、全日本に出ているような選手の姿がたくさん。
チケットは台湾の相場から考えると異様に高く(パンフレットもコンサート並み)、中くらいの席を頼んだのですが、その割にはあまりいい席ではありませんでした(かなり遠かったです)。

この日は男子の個人戦。日本人選手は、米屋選手がアキレス健を切ってしまったらしく欠場していました。観戦していたなかで最も素晴らしかったのは京都府警の田中選手でした。トーナメント1回戦では韓国選手に一本奪われるものの抜き胴で同点とし、延長で3年前の栄花さんのような見事な片手突きを決めていました。普通こうした大きな大会だと萎縮して、半分守りながら攻めるみたいな形になって試合が膠着しがちなのですが、田中選手は全く臆する事なく捨てきった面をガンガン打ち、その後決勝までは全て時間内に2本勝ち、という素晴らしい勝ち上がり。

田中選手vs韓国の選手

決勝に進んだのは前年の全日本で3位になった北条選手。北条選手も攻めるところは攻め、守るところは守るといった堅実な試合運びで決勝まで上がってきました。田中選手との対戦では見事な抜き胴を決めて、日本勢が1.2位となりました。

北条選手vsUSAの選手


決勝戦
他の国の選手も剣風が全く違っていて、見応えがありました。韓国の選手はとにかく打突が早く連打が凄い、体も大きい選手ばかり。他の国の選手もアメリカ、カナダ、ブラジルやヨーロッパ勢は日本国内の大会でも十分通用するくらいのレベルの力がありました。地元開催の中華台北も今回、大健闘。
途中で前年優勝した原田選手が韓国選手に負けてしまたのが残念でしたが、この日に限っては、とりあえずほっとして会場を後にする事ができました。この日はデジカメで動画もちょっとだけ押さえていたのですが、悪用される可能性もあるのでアップはやめときます。なんか今は団体戦の結果ばかりがやたらと騒がれていますが、個人戦は良かったですよ。

入り口で売られていたキャラクターグッズ。かなり高かったので断念。

その後は台湾大学付近にある公館夜市、また前回も足を運んだ士林夜市に足を運んできました。夜市は、日本でいう縁日を数倍パワーアップしたような感じでしょうか。屋台、露店が集まってとにかくにぎやかです。これ目当てで台湾に足を運んでも間違いはないと思います。その写真も公開する予定です。とりあえず次回は、剣道の団体戦の空気を、お伝えしようと思います。気が向かなければ止めるかもしれませんが.....

おまけ

デスノートのあいつ(名前知らん)も会場内に。なんか一人で黄昏れてました。


ジャンプ連載の銀玉に出てくるあいつ。日本のキャラばかり。


にんげんドキュメント ただ一撃にかける

NHKエンタープライズ

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こちらは前回の世界選手権の団体戦・同点での代表戦に臨み、韓国の選手に見事な片手突きを決めた、栄花選手を追ったドギュメンタリー。何度見ても感動ものです。この機会にぜひ!

クリックすればノロウィルスがあっちにいっちゃうよ


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