このブログ、結構剣道での検索が多いので剣道の記事を入れてみます。
先週の話になりますが、東京武道館で開催された炻仁親王杯剣道八段選抜大会に足を運んできました。こちらの大会は毎年関東近郊の八段の選抜選手が出場される大会なのですが、今回は過去全日本選手権で6度の優勝を飾った事で有名な宮崎正裕選手が初出場されるとの事で、ワクワクしながら観戦しました
見事に激戦を勝ち抜かれ、決勝戦は警視庁の寺地選手、以前全日本選手権でも顔を合わせた対決です。当時は宮崎選手が遠間から大きな面を決めて一本勝ち、史上初の二連覇を決めています。
結果はコテ二本を決め、宮崎正裕さんが初優勝を飾りました。
二十年以上も前になりますが、全日本選手権に初出場、初優勝されてから「平成の武蔵」と言われる宮崎さんの勇姿を目にしてきた剣道ファンにとってはたまらない光景でした
特練選手としての現役を終えられ、もうお年も40代後半になられますが、現役時を彷彿とさせる圧倒的なスピードと独特の攻め口は変わらず。。驚くばかりです。スポーツで例えれば清原や桑田が昔と変わらず活躍するのを目の当たりにするような感覚でしょうか。
宮崎選手が全日本で初めて優勝された時はその「スピードありき」に見える剣風から、剣道雑誌で叩かれた事もありましたが、自分のスタイルを崩さずに各種大会で活躍されてきました。全日本選手権で六回の優勝(うち二回連続優勝)は未だ破られた事のない大記録。
個人的に印象に残っている宮崎選手の試合は、、二連覇を果たした栄花選手(お兄さん)との対戦、三度目の優勝を決めた実弟・宮崎史裕選手との対戦、また京都での世界大会で日本の窮地を救った団体戦でのご活躍、、数えたらきりがないですが、個人的に名勝負、45回大会の栄花英幸選手との準決勝戦をご紹介します。
奇しくももう一つの準決勝戦は宮崎選手の弟、史裕選手と栄花英幸選手の弟、NHKの特番「ただ一撃にかける」で有名な直輝選手との対戦でした。史裕選手が勝ち、弟の雪辱と猛攻をかける栄花選手が前半見事な面を決めるのですが、その後宮崎選手が激しく攻めたて、面を決め延長戦へ。試合が膠着してきたと思われた最後は宮崎選手が滅多に見せる事のない抜き胴で決着を決めますが、それぞれの持ち味が存分に生きた名試合でした。。
宮崎選手の得意技である面は、テレビで見るといわゆる「刺し面」のように見えますが、実際試合会場で見た時はグワーッて感じで「飛ぶ」ように相手の頭上へとおいかぶさるような、試合会場が小さく見えるような豪快な面でした。
確かに過去の試合の様子を見ると、随分と剣風も違って興味深いです。こちらまだamazonでも購入できる「勝者の戦術」では先に述べた「寺地×宮崎戦」、連覇を決めた優勝の様子も収録されています。当方ビデオ版持ってましたが、DVDは販売されていないのかな?買って損のない一本だと思います。
過去「剣道日本」で連載されていた剣道講座と、インタビュー記事などが掲載されています。こちらも押さえておきたい。。
剣道時代に連載されていた宮崎さんの自伝的小説。装丁がちょっと残念、、な感じですが、弟さんとのやり取りも描かれていたり、手元に置いておきたい一冊
クリックしてさらば涙といおう
「犬小屋の中へ」公式ホームページ・M's FORMAT
先週の話になりますが、東京武道館で開催された炻仁親王杯剣道八段選抜大会に足を運んできました。こちらの大会は毎年関東近郊の八段の選抜選手が出場される大会なのですが、今回は過去全日本選手権で6度の優勝を飾った事で有名な宮崎正裕選手が初出場されるとの事で、ワクワクしながら観戦しました
見事に激戦を勝ち抜かれ、決勝戦は警視庁の寺地選手、以前全日本選手権でも顔を合わせた対決です。当時は宮崎選手が遠間から大きな面を決めて一本勝ち、史上初の二連覇を決めています。
結果はコテ二本を決め、宮崎正裕さんが初優勝を飾りました。
二十年以上も前になりますが、全日本選手権に初出場、初優勝されてから「平成の武蔵」と言われる宮崎さんの勇姿を目にしてきた剣道ファンにとってはたまらない光景でした
特練選手としての現役を終えられ、もうお年も40代後半になられますが、現役時を彷彿とさせる圧倒的なスピードと独特の攻め口は変わらず。。驚くばかりです。スポーツで例えれば清原や桑田が昔と変わらず活躍するのを目の当たりにするような感覚でしょうか。
宮崎選手が全日本で初めて優勝された時はその「スピードありき」に見える剣風から、剣道雑誌で叩かれた事もありましたが、自分のスタイルを崩さずに各種大会で活躍されてきました。全日本選手権で六回の優勝(うち二回連続優勝)は未だ破られた事のない大記録。
個人的に印象に残っている宮崎選手の試合は、、二連覇を果たした栄花選手(お兄さん)との対戦、三度目の優勝を決めた実弟・宮崎史裕選手との対戦、また京都での世界大会で日本の窮地を救った団体戦でのご活躍、、数えたらきりがないですが、個人的に名勝負、45回大会の栄花英幸選手との準決勝戦をご紹介します。
奇しくももう一つの準決勝戦は宮崎選手の弟、史裕選手と栄花英幸選手の弟、NHKの特番「ただ一撃にかける」で有名な直輝選手との対戦でした。史裕選手が勝ち、弟の雪辱と猛攻をかける栄花選手が前半見事な面を決めるのですが、その後宮崎選手が激しく攻めたて、面を決め延長戦へ。試合が膠着してきたと思われた最後は宮崎選手が滅多に見せる事のない抜き胴で決着を決めますが、それぞれの持ち味が存分に生きた名試合でした。。
宮崎選手の得意技である面は、テレビで見るといわゆる「刺し面」のように見えますが、実際試合会場で見た時はグワーッて感じで「飛ぶ」ように相手の頭上へとおいかぶさるような、試合会場が小さく見えるような豪快な面でした。
確かに過去の試合の様子を見ると、随分と剣風も違って興味深いです。こちらまだamazonでも購入できる「勝者の戦術」では先に述べた「寺地×宮崎戦」、連覇を決めた優勝の様子も収録されています。当方ビデオ版持ってましたが、DVDは販売されていないのかな?買って損のない一本だと思います。
第39回全日本剣道選手権大会 勝者の戦術 [VHS] | |
クリエーター情報なし | |
スキージャーナル |
過去「剣道日本」で連載されていた剣道講座と、インタビュー記事などが掲載されています。こちらも押さえておきたい。。
宮崎正裕の剣道 | |
月刊『剣道日本』編集部 | |
スキージャーナル |
剣道時代に連載されていた宮崎さんの自伝的小説。装丁がちょっと残念、、な感じですが、弟さんとのやり取りも描かれていたり、手元に置いておきたい一冊
天馬よ―剣道宮崎正裕 | |
堂本 昭彦 | |
体育とスポーツ出版社 |
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