毎年幕張で開かれているアジア海洋映画祭、第一回から結構足を運んでいますが年を追うごとに規模が大きくなってますね。第一回では結構空いてたんですけど話題作や有名な俳優の主演作も上映されるようになり、チケットも人気のものはすぐ売れてしまう位の勢いらしいです。今回も過去に旅行した国の2作品を見てきました。
夏休み ハートはドキドキ!(2008 タイ)
<あらすじ/公式サイトより抜粋>
夏休みを迎えた4組のカップルのお話が同時進行で描かれており、イケメン中学生、
台湾アイドルの追っかけ女子高生、友達以上恋人未満の大学生、憧れのAVアイドル
蒼井そらにそっくりの日本人バックパッカーに出会った大学生の、それぞれの夏休みの
ドキドキを描きます。
この映画はいろいろな登場人物たちの夏休みをオムニバス形式で描いた作品で、「フェーンチャン・ぼくの恋人」の監督の一人(この映画は数人の監督で作られています)による作品。こちらと同じように登場人物達に対する温かな目線やユーモア性は共通のものがありました。
その前作に脇役で出て来た、ジャイアン的存在の男の子も大きく成長して登場、すぐわかります。登場人物は十代~二十代の学生で、夏休みにそれぞれが奮闘する様子を描いていますがそれぞれを応援したくなるような気持ちで画面を見ていました。個人的には、好きなアイドル歌手F4の歌詞を理解するため、中国語を習う子の話が夢があって一番よかったです。
タイの作品ではありつつも、何故か不思議な懐かしさを感じました。といっても懐古趣味的な古くささは全くないです。映画全体が可愛く、ポップな存在感に溢れています。音楽もいいです。
どこかで読んだ本か忘れましたが「タイは夏休みの国だ」なんて書かれていた言葉を思い出しました。
またこちらの作品では蒼井優さん...ではなく蒼井そらさんが出演されています。男性ならばお世...もとい、名前だけは知ってる人はいるかと。タイ国内では蒼井さんのそっち系DVDは公式には販売されていないものの、タイの若い男性はみんな知ってるとか。その辺タイらしくて笑いました
この映画祭で他に上映された「バタネス」というフィリピン映画でF4のケン・チュウが出演していて、その前売りチケットはすぐに売り切れてしまったそうですが、この作品でもF4のメンバー、ヴィック・チョウが特別出演的ではありつつも結構出てました。その情報が出回っていたらチケット取れなかったかもしれないです。
サイトにあるブログパーツ(?)
タイの公式サイト(左下が入り口。重いです)
海角七号 (2008 台湾)
<公式サイトより抜粋>
ミュージシャンになる夢に破れ、海辺の田舎町で郵便屋になった青年と、日本の
スーパースターのビーチコンサートを開催するためにこの町にやってきた日本人女性
の出会いと愛が、時と国境を越えたもうひとつの愛の物語に交差します・・・。
台湾国内で、台湾映画としてのメジャー路線を形作るきっかけになるのでは、と感じた作品でした。正直突っ込みどころは沢山あったりするのですが(地元の人たちを集めてバンド活動をさせるのに田中千絵さん演じるコーディネータの女性が、地元のおっさんたちにビジュアル系のロックバンドを強要。その中の顔が今ひとつな男性に向かい初対面で「このカエル顔野郎!」とブチ切れたりとか。しまいには事がうまく運ばないいら立ちからか、主人公役の男性宅のガラス戸を靴でブチ割ったりして、吹き出してしまいました)、王道なドラマ作りながらも、登場人物たちと共同体験をしているような気持ちで楽しめる作品だったと思います。
なにしろ登場人物がユニークな人ばかりで楽しめました。特にベースを諦めてタンバリン奏者になったおじいちゃんが良かったです。ミュージシャン役と手紙の中の男性役で中孝介さんも出演してます
筋書きや結末はなんとなく読めるとしても、最後はハッピーエンドで温かい気持ちで映画館をあとにでき、そしてちょっと歴史について考えさせられたりする...この展開は映画の持ち得るエンターテインメントの特性なのかもと感じました。 8月下旬に台湾でも映画が公開され、興行2千万台湾ドルの大ヒットをしているそうで、それもうなずける大衆性のある作品だと思います。
こちらは会場でいただいた海角七号のポストカード。
劇中に使われていた范逸臣の歌「無樂不做」
台湾の公式サイト
で、この映画祭で最後に監督や俳優たちによるティーチインがあるところがいいですね。製作の裏話や製作意図等、生で聴ける機会はそうそうないので楽しいです。
夏休み~では監督や蒼井さん、その相手役の男性が来場されました。タイでは先程も書いたように蒼井さんの男性人気が高く、相手役に決まった俳優さんは「回りの友人からねたまれた」とか(笑)
海角七号では監督と台湾の人気ミュージシャンでもある范逸臣さん、日本人女優でありながら中国語が流暢に話せる田中千絵さんが来場されていました。范逸臣さん目当てらしきファンの女性が多く、会場を出ても人だかりが凄かったです。メジャーリーガーの松井稼頭央さんによく似ていました。
さてと今日は仕事です。
いずれにしてもこうして映画の感想を一生懸命(笑)書いたりできる事は楽しめたっ!て証拠なので良い映画祭だったのだと思います。他にも8月何本か見たんですが書く気になれなかったですから。
クリックすると精密検査でも陽性反応がでなくなるらしい
「犬小屋の中へ」オフィシャルHP・M's FORMAT
夏休み ハートはドキドキ!(2008 タイ)
<あらすじ/公式サイトより抜粋>
夏休みを迎えた4組のカップルのお話が同時進行で描かれており、イケメン中学生、
台湾アイドルの追っかけ女子高生、友達以上恋人未満の大学生、憧れのAVアイドル
蒼井そらにそっくりの日本人バックパッカーに出会った大学生の、それぞれの夏休みの
ドキドキを描きます。
この映画はいろいろな登場人物たちの夏休みをオムニバス形式で描いた作品で、「フェーンチャン・ぼくの恋人」の監督の一人(この映画は数人の監督で作られています)による作品。こちらと同じように登場人物達に対する温かな目線やユーモア性は共通のものがありました。
その前作に脇役で出て来た、ジャイアン的存在の男の子も大きく成長して登場、すぐわかります。登場人物は十代~二十代の学生で、夏休みにそれぞれが奮闘する様子を描いていますがそれぞれを応援したくなるような気持ちで画面を見ていました。個人的には、好きなアイドル歌手F4の歌詞を理解するため、中国語を習う子の話が夢があって一番よかったです。
タイの作品ではありつつも、何故か不思議な懐かしさを感じました。といっても懐古趣味的な古くささは全くないです。映画全体が可愛く、ポップな存在感に溢れています。音楽もいいです。
どこかで読んだ本か忘れましたが「タイは夏休みの国だ」なんて書かれていた言葉を思い出しました。
またこちらの作品では蒼井優さん...ではなく蒼井そらさんが出演されています。男性ならばお世...もとい、名前だけは知ってる人はいるかと。タイ国内では蒼井さんのそっち系DVDは公式には販売されていないものの、タイの若い男性はみんな知ってるとか。その辺タイらしくて笑いました
この映画祭で他に上映された「バタネス」というフィリピン映画でF4のケン・チュウが出演していて、その前売りチケットはすぐに売り切れてしまったそうですが、この作品でもF4のメンバー、ヴィック・チョウが特別出演的ではありつつも結構出てました。その情報が出回っていたらチケット取れなかったかもしれないです。
サイトにあるブログパーツ(?)
タイの公式サイト(左下が入り口。重いです)
海角七号 (2008 台湾)
<公式サイトより抜粋>
ミュージシャンになる夢に破れ、海辺の田舎町で郵便屋になった青年と、日本の
スーパースターのビーチコンサートを開催するためにこの町にやってきた日本人女性
の出会いと愛が、時と国境を越えたもうひとつの愛の物語に交差します・・・。
台湾国内で、台湾映画としてのメジャー路線を形作るきっかけになるのでは、と感じた作品でした。正直突っ込みどころは沢山あったりするのですが(地元の人たちを集めてバンド活動をさせるのに田中千絵さん演じるコーディネータの女性が、地元のおっさんたちにビジュアル系のロックバンドを強要。その中の顔が今ひとつな男性に向かい初対面で「このカエル顔野郎!」とブチ切れたりとか。しまいには事がうまく運ばないいら立ちからか、主人公役の男性宅のガラス戸を靴でブチ割ったりして、吹き出してしまいました)、王道なドラマ作りながらも、登場人物たちと共同体験をしているような気持ちで楽しめる作品だったと思います。
なにしろ登場人物がユニークな人ばかりで楽しめました。特にベースを諦めてタンバリン奏者になったおじいちゃんが良かったです。ミュージシャン役と手紙の中の男性役で中孝介さんも出演してます
筋書きや結末はなんとなく読めるとしても、最後はハッピーエンドで温かい気持ちで映画館をあとにでき、そしてちょっと歴史について考えさせられたりする...この展開は映画の持ち得るエンターテインメントの特性なのかもと感じました。 8月下旬に台湾でも映画が公開され、興行2千万台湾ドルの大ヒットをしているそうで、それもうなずける大衆性のある作品だと思います。
こちらは会場でいただいた海角七号のポストカード。
劇中に使われていた范逸臣の歌「無樂不做」
台湾の公式サイト
で、この映画祭で最後に監督や俳優たちによるティーチインがあるところがいいですね。製作の裏話や製作意図等、生で聴ける機会はそうそうないので楽しいです。
夏休み~では監督や蒼井さん、その相手役の男性が来場されました。タイでは先程も書いたように蒼井さんの男性人気が高く、相手役に決まった俳優さんは「回りの友人からねたまれた」とか(笑)
海角七号では監督と台湾の人気ミュージシャンでもある范逸臣さん、日本人女優でありながら中国語が流暢に話せる田中千絵さんが来場されていました。范逸臣さん目当てらしきファンの女性が多く、会場を出ても人だかりが凄かったです。メジャーリーガーの松井稼頭央さんによく似ていました。
さてと今日は仕事です。
いずれにしてもこうして映画の感想を一生懸命(笑)書いたりできる事は楽しめたっ!て証拠なので良い映画祭だったのだと思います。他にも8月何本か見たんですが書く気になれなかったですから。
クリックすると精密検査でも陽性反応がでなくなるらしい
「犬小屋の中へ」オフィシャルHP・M's FORMAT
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