今月初めからずっと仕事で缶詰状態で、気が変になりそうだったので(もう変になってるって噂もありますが)無理矢理に抜け出して足を運んできました。今回はレイ・ハリーハウゼン特集とか非常に魅力的なラインナップがあったんですが時間の都合上断念。コンペ部門は1000円と安いし、一部の上映の終わりにはティーチイン等があって毎年楽しみにしているイベントです
「デンジャラス・パーキング」2007年/イギリス[コンペ部門出品作品]
映画監督の破滅と再生。酒と感動のジェットコースター・ブリット・ムービー! 酒とクスリにまみれてドン底まで堕ちた映画監督が、再び人生の意味を見出していく感動の再生物語。ひたすら転げ落ちるハチャメチャなスピード感満載の前半から、怒涛の感動巨編に突き進む後半まで、全く息つくヒマなし!
いつも聞いているラジオ・J-WAVEで絶賛していたので見てきました。酒・ドラッグびたりな映画監督が主人公の映画、主人公はこの映画監督自らが演じられています。監督の一人称の目線でストーリーが語られてゆくのですが、どうしようもない人物だ..と思いつつも最後にはこの人物が非常にいとおしく思えてくる、素敵な映画でありました。酒を飲んでしまう自分に対する嫌悪感とか、やりきれなさが決して暗くならず、ユーモアを持って描かれているところが(どぎつくはありますが)主人公の魅力を引き出していました。時々過去や未来のフラッシュバックがところどころで現れるというのも、一人称の監督ならではの目線を表現していたのでしょうか。
下品でえげつない描写も多いので人によっては受け付けないかもしれませんが、主人公の監督の想像が映像でパッと現われるシーンとか、かなり笑えるところが多かったです。具体的には言葉にできませんが
見た人なら解ると思いますが、クランベリージュースはしばらく飲めないな~、と思いました。この映画の中で、「f○ck」て言葉を主人公は一体何回言ったんだろう?
「スーツケース」 2006年/中国
モデル→女優→ドキュメンタリー監督と転身する期待の新星ワン・フェンの劇映画監督デビュー作。謎のスーツケースを拾った夫と仲の悪い妻の間に次々と騒動が巻き起こり…。
毎年開催されている部門、アジアの風の中の一本。雲南省の山奥で旅館を経営する夫婦のお話なのですが、夫の前に一つのスーツケースが現われて夫婦間に波乱が起こる。。というお話です。ゆったりとしたホームドラマかと思いきや最後の最後で話が急展開、画面に釘付けでした。ラストカットに関しては想像通りでしたが。
以前みた中国映画「海鮮」もそうでしたが最後の最後で予想だにしない展開があったりと、以外と中国の映画はあなどれないです。チャン・イーモウ監督作品みたいな大作は抜きに見ても、意外と外れがないんですよね。
ティーチインでお目にかかれたのですが、監督はまだ20代の元俳優をされていたという女性の監督で、今回非常にリアルな夫婦像を描いていたので驚きました。特に夫の焦燥感等はリアリティがあって男性の監督だと思っていました。監督曰く、自分が経験していなくとも映画は撮れる、との事。
主人公がスーツケースを手にする時の音響が、ケチャ・ダンスを思わせる民族音楽のような効果音を使われていたのが面白かったです。人の笑い声や話し声をサンプリングしていたそうです。
入り口に飾られていた「ゾンビーノ」のモデル。
クリックするとゾンビーノと街角ですれ違うかも
「犬小屋の中へ」オフィシャルHP・M's FORMAT
「デンジャラス・パーキング」2007年/イギリス[コンペ部門出品作品]
映画監督の破滅と再生。酒と感動のジェットコースター・ブリット・ムービー! 酒とクスリにまみれてドン底まで堕ちた映画監督が、再び人生の意味を見出していく感動の再生物語。ひたすら転げ落ちるハチャメチャなスピード感満載の前半から、怒涛の感動巨編に突き進む後半まで、全く息つくヒマなし!
いつも聞いているラジオ・J-WAVEで絶賛していたので見てきました。酒・ドラッグびたりな映画監督が主人公の映画、主人公はこの映画監督自らが演じられています。監督の一人称の目線でストーリーが語られてゆくのですが、どうしようもない人物だ..と思いつつも最後にはこの人物が非常にいとおしく思えてくる、素敵な映画でありました。酒を飲んでしまう自分に対する嫌悪感とか、やりきれなさが決して暗くならず、ユーモアを持って描かれているところが(どぎつくはありますが)主人公の魅力を引き出していました。時々過去や未来のフラッシュバックがところどころで現れるというのも、一人称の監督ならではの目線を表現していたのでしょうか。
下品でえげつない描写も多いので人によっては受け付けないかもしれませんが、主人公の監督の想像が映像でパッと現われるシーンとか、かなり笑えるところが多かったです。具体的には言葉にできませんが
見た人なら解ると思いますが、クランベリージュースはしばらく飲めないな~、と思いました。この映画の中で、「f○ck」て言葉を主人公は一体何回言ったんだろう?
「スーツケース」 2006年/中国
モデル→女優→ドキュメンタリー監督と転身する期待の新星ワン・フェンの劇映画監督デビュー作。謎のスーツケースを拾った夫と仲の悪い妻の間に次々と騒動が巻き起こり…。
毎年開催されている部門、アジアの風の中の一本。雲南省の山奥で旅館を経営する夫婦のお話なのですが、夫の前に一つのスーツケースが現われて夫婦間に波乱が起こる。。というお話です。ゆったりとしたホームドラマかと思いきや最後の最後で話が急展開、画面に釘付けでした。ラストカットに関しては想像通りでしたが。
以前みた中国映画「海鮮」もそうでしたが最後の最後で予想だにしない展開があったりと、以外と中国の映画はあなどれないです。チャン・イーモウ監督作品みたいな大作は抜きに見ても、意外と外れがないんですよね。
ティーチインでお目にかかれたのですが、監督はまだ20代の元俳優をされていたという女性の監督で、今回非常にリアルな夫婦像を描いていたので驚きました。特に夫の焦燥感等はリアリティがあって男性の監督だと思っていました。監督曰く、自分が経験していなくとも映画は撮れる、との事。
主人公がスーツケースを手にする時の音響が、ケチャ・ダンスを思わせる民族音楽のような効果音を使われていたのが面白かったです。人の笑い声や話し声をサンプリングしていたそうです。
入り口に飾られていた「ゾンビーノ」のモデル。
クリックするとゾンビーノと街角ですれ違うかも
「犬小屋の中へ」オフィシャルHP・M's FORMAT
映画祭☆いいなあ~ティーチインに参加してみた~いスーツケースの中身ってなんだったのぉ~?(気になるぅ)
ティーチインはその映画に出演した俳優や監督さんが観客の質問に答えるのですが、こういう視点で撮られていたのかと勉強になります。スーツケースの中身は今はやりの(?)バラバラ○体でした。
ひえ~~ここんとこバッタバタで遅くなってすみません!
映画祭、やっぱり行かれたのですね♪
デンジャラスパーキング、私も見たかったのです。
賞取りましたもんね。いいな~~!!!
私はタイ映画以外は「インタビュー」と「黒帯」を観ました☆
スーツケースのポスター、なんだかそそられますね。
てか、こうしてレビューしていただくとすごく観たくなります♪
映画祭もう終わっちゃいましたね・・なんだかさびしいです。
「インタビュー」と「黒帯」は邦画ですか?また公式サイトでチェックしてみます。
祭りが終わってしまうと淋しいですよね。あの会場の雰囲気とか毎年楽しみでなりません。