神の遣い

山高神代桜にてロビンさんたちにバッタリお会いしたのは、前の記事に書きましたが、最近自分のブログで神社記事ばかりを書いているものですから、話題は自然と神社の話となっていったのでした。
その話に真っ先に乗って頂いたのは、神社仏閣に興味と話題の尽きない emiさん(仮名 ← なんで)。その流れでemiさんが訪れた神社の話となったのでした。


emi 「国東半島にある神社・・・ええっとどこでしたっけ？　あのとっても大きな神社」


ねこ 「・・・ええっと・・・あの辺りですと・・・宗像でなくて・・・宇佐八幡・・？」


emi 「そうそう、宇佐神宮。あそこもいいよねぇ～」


ねこ 「確かに敷地広いですよね。いい神社ですねぇ」


emi 「そう、それで。そこに行ったときに境内にダチョウがいてね、道案内をしているかのように、こっちこい、こっちこい、って振り向いて誘ってくるのよ」


ねこ 「へぇ」


（・・・あれ？　今、何か変なこと言わなかった・・・？）


emi 「それでね。後を付いていくと、こんどは鯉の餌を買え買えって誘うのよ。買ったら食べさせてくれってねだるもんだから、鯉が自分達の餌なのにって怒って暴れてるのよ・・・ほほほっ」


ねこ 「ダチョウが？」


emi 「そう、ダチョウが」


ねこ 「・・・夢ですよね？」


emi 「いやいや、不思議だと思うかもしれないけど、本当にあったのよ～。こっちこい、こっちこいって誘ってきたのよ」


ねこ 「本当なんですか？」


emi 「本当よ～、今度行ってみたらいいわ」


（ダチョウ？　ダチョウって、あの二本足で走り回っているあれですよね。ない、ないですよ、それは。ダチョウの後を誘われるままについていくemiさん・・・いや、それは、想像しただけで・・・笑いが・・・。前提として、普通ダチョウの後についていかないでしょう。普通なら逃げますって。でも、これだけはっきり言われると、本当なのかもしれない気もしますけど、神社の境内にダチョウ、これがまず違和感がありすぎて想像が出来ないんですよね。まぁ、自分のときには居なかったですが、最近は、観光目的に色々なことに力を入れていることもありますし、近くに何か関連の施設があったり、街の特産品だったり、野良ダチョウを保護したら恩返しに・・・いやぁ、ないよなぁ。何かと間違えているんじゃないかと思うんですけど。ペリカンやペンギン辺りなら、まだ考えられそうですけど、やっぱり聞いてみた方がいいですよね）


ねこ 「・・・念のため聞きますが、それって、ペリカンとかじゃないですよね？」




emi 「しかも、3羽いたのよ」





（・・・えっ！！）




（いやいや、すごい返しが来たんですけど・・・だめだ、想像しただけで笑えてきますって。3羽のダチョウに囲まれるemiさんだなんて・・・それは、なんというか微笑ましいというよりは、怖いです。恐怖体験ですって。自分がそんな立場だったら、ダチョウ 3羽に・・・というより3頭と言うレベルでしょう・・・おいでおいでされても逃げますって。emiさん、ハート強すぎでしょ）



とまぁ、色々な葛藤を心の中で戦わせましたが、当の本人がいたんだからというのですから信じるしかなく、結果的に自分も今度調べてみようと思ってその場は納得したのでした・・・






その後、





いや、『ダチョウ』じゃなくて『ガチョウ』って言ってたつもりだけど




とemiさんに言われるまでは・・・。



※ そんなダチョウはいないながらもガチョウは本当に居る(やっぱり、有名らしいですよ。さすがemiさん)、気になる宇佐神宮がどんな場所かをお知りになりたい方は、こちらをどうぞ。

逃避行日記報告３日目 (宇佐神宮にて)