飼い猫の遠吠え

とにかく気持ちは前向きに寝る間を惜しんでほふく前進・・・

地獄谷温泉へようこそ

2007-02-07 21:50:16 | スポットなたしなみ
ひょんなことから、長野の地にやってきました。ヽ(´ー`)ノ

近々に降るといわれていたの雪予報もすっかり外れたようで、高速を走りながら周囲の山々も街の周りも全く雪が見られない状況に、「ここって、長野?」とちょっと不思議な感じに思ってしまう程でした。お宿の方の話では、今年はやはり暖冬で、まだ一回も雪下ろしどころか、雪掻きをした日も数えるばかりとか。大丈夫なんでしょうか・・・。

しかし、そんな想いが通じた(誰の?)のか、その夜は久しぶりの雪が降りまして、翌日は、うっすらながら山々と街並みを白く染めておりました。やはり、冬山ですから、雪を被っていた方が綺麗に映えますね。ただその日は、天気は良かったのですが、風が滅法強かった事もありまして、スキー場でも行こうかと思っていた予定を変更して(ヘタレ)観光をすることにしたのでした。

で、目をつけたのが、地獄谷温泉。

地獄谷温泉


噂と名前だけは聞いたことがありましたが、実際の所、温泉に本当に猿がいるのか半信半疑に思いながら、時間もあることですし、寄ってみる事にしました。地図には書いてありましたが、もしかしたらと思って行った道は、やはり冬期通行止。上林温泉のちょっと遠くから歩いていくこととなるようです。


ここが冬季のスタート地点
地図を見ると歩いて20分程度となっておりました



あれれ? ここには徒歩30分と・・・
結構遠いみたいですね



幸か不幸かディフォルトなのか
昨日の雪のおかげですっかりアドベンチャーの様相
軽装なんですけど・・・平気ですか? (´д`;)


と、駐車場付近からは、すっかりあたりは雪まみれ。
確かここから20-30分程度となっておりますが、森の中に伸びる道を見てしまうと、山ヤとしては、雪対策の格好でなくて大丈夫なのかと、黄色信号が点滅してしまうわけです。と、そんな躊躇も観光客風の人たちが帰ってくるのを見てしまうと、まぁ平気なんだろうと、ちょっと不安ながら歩き始めてしまいました。


結構降っていますね
昨日の雪が無くても、結構このあたりは山の中ですから積もっていたようです



あの山は何? と、すぐに山を見ると目がいってしまうのは悪い癖


通路は、平坦ながらず~っと雪道。新雪なのでキュッキュ言わせながら歩きていきます。目的地まで1.6キロと入口に書いてありましたが、それ位では、怯まないどころか余裕に感じる自分に成長したなと感心・・・。

そうそう、風が強い日だったのですが、たまに突風が吹いて来て、キラキラと氷の結晶を飛ばすんですよ。太陽に反射してとっても綺麗に・・・・・・なんて、悠長な事を言っている場合ではなく、体にバシバシあたるわ、視界は見えないわで、エラいことになっておりました。そんな中でも、「ダイヤモンドダスト~!!」なんて懐かしい事を想像している自分が・・・バカ。


20分以上を歩き通して、ようやく開けた場所に出てきました
このあたりが地獄谷温泉ですかね?



モクモクと吹き上がる湯気発見!
ようやく目的地に到着したようです


とはいえ、そこからもしばらく歩くことになりまして、ようやく地獄谷温泉に到着。野猿公苑は、入場料を取られるという不測の事態に対処しながら、奥に歩いて行くと・・・


猿が・・・い、いっぱいいる~!!


と、こんな身近に猿軍団。予備知識が無かったので、遠めから眺めるのかと予想していたら大マチガイ。前後左右に猿だらけ。まさにサル山に迷い込んでしまったかのような状態です。


ズームにしなくてもお猿さんが間近で撮れます
なんだか不思議な体験です



奥には有名な温泉猿もちゃんと入浴されていました
おおっ、こんなの見たことある!!



お風呂盗撮用 インターネットでライブ配信されているそうな
現地に行かなくても温泉猿がチェックできますよ






ただ、このライブカメラの先は、というと・・・







彼らの後頭部が見えることでしょう・・・
なんというか、グラビア撮影会のような様相です



これだけ近付いても襲われないのも不思議です



と、ここに来た時には、おっかなびっくり遠目で見ていた自分も、いつの間にやら、隣りに並んで一緒に写真撮影する程に一方的に仲良くなっておりました。あれだけ近接でカメラを向けても襲われないんですから、そりゃ調子にも乗るってもんです。しかし、やはり親しき中にも礼儀ありという言葉もあります通り、仲良くなったと勘違いして、彼らの餌に手を出した子供には、「キャキャ!!」という甲高い声とともに攻撃してきておりました。人間も動物も食べ物絡みの事柄は要注意です。


入る前に見た注意書き
あり得ないだろうと訝しげに見ておりましたが、入って納得!!



帰る頃には、こんな光景にも怯えずに近づけました
かなり人間的に(?)成長しました


・・・と、まさしく時間を忘れて、猿との出会いを楽しんだわけですが、帰る段階になって、ちょっと異変に気がつきました。そう、どこもかしこも雪道だったのですが、今日は、山靴ではなく本当にタウンユースの普通靴。そんなので雪道を長時間歩けば、それは、それは、靴の中にも冷気が忍び込んで来て痛い位になるわけです。ここに来て、登山靴の素晴らしさを思わずにはいられませんでした。

猿コラボに来るなら冬ですよ! 是非どうぞ!!

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25 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
1コメ?ま、まさか… (まろん)
2007-02-08 01:24:12
おおー、長野の温泉でしたか!いいなぁー!!
サルを見る時の注意書き、役立ちますね。(ゴモットモ!)


>あの山は何? と、すぐに山を見ると目がいってしまうのは悪い癖
イエイエ、とっても健全なクセですよん♪
で、オチは???

そういえば(←得意のフレーズか?)先週末に自分が行った山にも地獄谷があったっけね。ほんで林道ではサルの大集団に遭遇(チト コワカッタ)!サイテイですけどね。って誰も聞いちゃいねェーか、(汗x5)
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2※だぁ♪ (shin)
2007-02-08 01:32:54
寝る前に最後の巡回をした甲斐がありました

地獄谷温泉って、猿と一緒に人も入れるんじゃなかったっけ、、、と思ってましたがこんなにカメラ構えた人たちが大勢いるのではちょっと無理ですね。

 いや実は、チャレンジして下さったのを期待しつつ読み進んでたんですが、、、失礼
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オ、オチですか? (かいねこ)
2007-02-08 07:31:38
>まろんさん

すいません。オチないんですよ~。ほ、ほら受験シーズンが近いですから、今の時期は、自粛してるんです(汗)。

え~、地獄谷…どのあたりですか?そんな身近に猿の大集団が生息しているとは、興味津津です。是非、一緒に温泉タイム!

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実は… (かいねこ)
2007-02-08 07:44:38
>shinさん

shinさん誤解してますよ~。そんな若手芸人じゃないんですから、そんな過激な要求にお応え出来ませんから…。しかも、ここは地獄谷温泉のそばにある野猿公演(byとんねるず)…もとい野猿公宛ですから、公共の場所で裸を晒したりしたら、気持ち良さそ…捕まりますって(書いてありませんでしたが、恐らく禁止かと)。恐らく、近くの建物があった場所が地獄谷温泉のようですから、そこに泊まると運が良ければ混浴(?)出来るみたいです。こういった場所は、ちゃんと調べて行かないとダメですね。



ただ、掲載出来ませんでしたが、過激な猿コラボ写真は、多々あります…フッフッ。
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Unknown (hiro)
2007-02-08 13:26:45
ここらへんの温泉場はまだ泊まったことがないので、非常に興味があります^^
そして、お猿さんも^^
ライブでよく見ますもん!ぬっく~いところなんかネ。
今年は飼い猫さん、よくお出かけになってません?~^^
う~ん、いいことだ!
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小猿は干物? (さるや)
2007-02-08 23:18:51
ねえ、小猿が干物のように張り付いて見えますが、お~~~~い 生きてるかぁ~~~?
どうか、お湯につけて 戻してあげて下さい。
何分くらい戻せば、ふっくらしそうですか?

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広報部長! (小太り親方)
2007-02-08 23:28:50
流石、SARU広報部長ですなぁ。SARUの魅力をまたアピールされて って違うか。

こんなに近くでも大丈夫なんですか。とても不思議な距離感。
裏山でも時々猿に威嚇されてビビッてる親方としては遠巻きにズームで撮影くらいしか出来そうもありません。広報部長の「決死の突撃レポート」感動ものです(笑)
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まだまだ (かいねこ)
2007-02-09 01:33:04
>hiroさん

興味を持って頂けて嬉しいですよ。

この辺りといえば、以前まるちさんも紹介していた渋温泉&湯田中温泉、そして先には、志賀高原と、温泉には、事欠かないようですので、こちらからは遠出にはなりますが、立ち寄ってみてはいかがですか?

確かに(山以外は)よく出かけていますね。実は、書くのが追いつかなくて、書かないままの場所もまだあったりします。そりゃお金が無いはずです(笑)。

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湯上がり小猿 (かいねこ)
2007-02-09 01:38:31
>さるやさん

温泉から上がって冷気でカピカピになった猿の赤ちゃんを写したのですが、干物ですか…。

写真では、可哀相な感じになってしまいましたが、近くでは、めちゃめちゃラブリーな姿で、皆さんの目を釘付けにしてました。ま、寒そうですから、一緒に入ってあげたいですね。さるやさんもいかがですか?

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SARU (かいねこ)
2007-02-09 01:57:38
>小太り親方さん

いやいや、SARUの広報部長と言えば、今や親方さんですよ。ライバル、ライバル(笑)。

自分もよく猿にいわれの無い因縁をつけられる事が多いので、普段は猿を見ると近付きません。ただ、そんな自分にも全く襲って来ない(無視されているんでしょうが)なんて体験をしてしまうと、何だか仲良くなれた気がしてしまうのは不思議ですよね。結果は、隣りに並んで写真が撮れてしまうわけですよ。親方さんも猿慣れのために遠征はいかがですか?

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