
埋没林 (まいぼつりん)
火山活動による火砕流、大規模な土石流、海面の上昇などによって、森林全体が地中・水中に埋没したもの。
化石とは違い、昔の樹木がそのままの姿で残ったもので、日本でも数多くの埋没林が発見されています。
ただ、海底や湖底などにあることが多く、なかなか、一般の方が見られる場所にあることも少ないようです。
そんな中でも一般の方が気軽に見られる埋没林スポットを6つほど、国の特別天然記念物の埋没林が展示されている「魚津埋没林博物館」から紹介されておりました。
< 博物館としての展示 >
〇 特別天然記念物 魚津埋没林博物館
富山県魚津市釈迦堂814
開館時間 9:00〜17:00(入館受付は16:30まで) ※年末年始休館
料金 大人520円
約2,000年前の片貝川氾濫の土砂により埋没したスギ
〇 三瓶小豆原埋没林公園 (さんべあずきはら)
島根県大田市三瓶町多根ロ58-2
開館時間 9:00〜17:00(入場受付は16:30まで) ※年末年始休園
料金 大人300円
約4,000年前の三瓶山の噴火によって埋没したスギ
※ 三瓶自然館サヒメル も埋没林展示があるので併せてどうぞ
〇 地底の森ミュージアム
宮城県仙台市太白区長町南 4-3-1
開館時間 9:00〜16:45(入場受付は16:15まで) ※年末年始休園
料金 大人460円
約20,000年前に低湿地帯の河川等の影響により埋没した湿地林
< 自然のまま見ることのできる埋没林 >
〇 猿ヶ森ヒバ埋没林
青森県下北郡東通村
約1,000年前の猿ヶ森砂丘により埋没したヒバ等
〇 出来島最終氷期埋没林
青森県つがる市 七里長浜出来島海岸
約30,000年前の最終氷期の頃に埋没したエゾマツ等
〇 遠山川河床埋没林
長野県飯田市南信濃小道木・大島など
714年の地震による山体崩れによる湖に埋没したヒノキ等
以前、記事にしたものとしては、
出来島最終氷期埋没林
がありましたが、その他は、記事にしていなかったようでしたので、少しずつ書いてみようかと思います。
そうそう、2018年4月に「魚津埋没林博物館」がリニューアルされたので、是非行かねばと計画をしつつ、未だ叶わず・・・。

地下鉄南北線「長町南駅」下車
仙台は、殆ど仙台駅しか利用したことが無かったため、地下鉄利用も数えるほど

案内板もあるため迷わず到着できそうです
古代米をつくるなど、歴史に興味を持てそうな試みを行っておりました

こちらが今回の目的地、地底の森ミュージアム

入るといきなり広いスペースに埋没林
こちらの展示は、発見された状態をそのまま残す形としているようです

全体的に暗かったのは、前方で上映をしていたための模様
10分上映~10分休憩というローテーションということでした

元々、ここには学校が建設される予定で、埋没林が発見されたものの
そのまま工事は継続される予定でした

そこに、鹿のふんや

焚火の跡や石器などが発見されたことにより
複合の形で残るのは珍しいということで、前述の〇の部分が保存対象となったということでした

何かの遺構かと思いきや、この白いラインは、工事現場の排水溝の跡とのこと
といった説明を、館内の説明員の方がマンツーマンで懇切丁寧に説明下さいました

映像展示が開始されました、最初は、昔の様子をプロジェクターで投影

そして、その当時の暮らしを再現したビデオ上映
映像の原始人の方の演技が素晴らしかったのが印象的でした

2階では、埋没林と遺跡についての詳細展示を行っておりました

休日は、ビデオに登場した原始人が、館内で昔の石器作りなどを再現しております
という大人も子供も楽しめるスポットにも拘らず、なぜか大人率が異様に高い(ほぼ100%)のが印象的でした
ほぼ大人しかおらず、原始人の方もポテンシャルが発揮し辛かったのではないかと思います

周囲は原始の森ということで、散策路を通って帰ります
地底の森ミュージアム
場所:宮城県仙台市太白区長町南四丁目3-1 (地下鉄南北線「長町南駅」徒歩3分程度)
おススメ:☆☆☆★
この遺跡が残る背景などを知ることが出来るかどうかで見方が全く変わってしまいますので、館内の説明員の方の説明が聞けるかどうかにかかってきます。
是非とも、一度説明を受けてこの展示の見方を知って頂きたいです。
火山活動による火砕流、大規模な土石流、海面の上昇などによって、森林全体が地中・水中に埋没したもの。
化石とは違い、昔の樹木がそのままの姿で残ったもので、日本でも数多くの埋没林が発見されています。
ただ、海底や湖底などにあることが多く、なかなか、一般の方が見られる場所にあることも少ないようです。
そんな中でも一般の方が気軽に見られる埋没林スポットを6つほど、国の特別天然記念物の埋没林が展示されている「魚津埋没林博物館」から紹介されておりました。
< 博物館としての展示 >
〇 特別天然記念物 魚津埋没林博物館
富山県魚津市釈迦堂814
開館時間 9:00〜17:00(入館受付は16:30まで) ※年末年始休館
料金 大人520円
約2,000年前の片貝川氾濫の土砂により埋没したスギ
〇 三瓶小豆原埋没林公園 (さんべあずきはら)
島根県大田市三瓶町多根ロ58-2
開館時間 9:00〜17:00(入場受付は16:30まで) ※年末年始休園
料金 大人300円
約4,000年前の三瓶山の噴火によって埋没したスギ
※ 三瓶自然館サヒメル も埋没林展示があるので併せてどうぞ
〇 地底の森ミュージアム
宮城県仙台市太白区長町南 4-3-1
開館時間 9:00〜16:45(入場受付は16:15まで) ※年末年始休園
料金 大人460円
約20,000年前に低湿地帯の河川等の影響により埋没した湿地林
< 自然のまま見ることのできる埋没林 >
〇 猿ヶ森ヒバ埋没林
青森県下北郡東通村
約1,000年前の猿ヶ森砂丘により埋没したヒバ等
〇 出来島最終氷期埋没林
青森県つがる市 七里長浜出来島海岸
約30,000年前の最終氷期の頃に埋没したエゾマツ等
〇 遠山川河床埋没林
長野県飯田市南信濃小道木・大島など
714年の地震による山体崩れによる湖に埋没したヒノキ等
以前、記事にしたものとしては、
出来島最終氷期埋没林
がありましたが、その他は、記事にしていなかったようでしたので、少しずつ書いてみようかと思います。
そうそう、2018年4月に「魚津埋没林博物館」がリニューアルされたので、是非行かねばと計画をしつつ、未だ叶わず・・・。

地下鉄南北線「長町南駅」下車
仙台は、殆ど仙台駅しか利用したことが無かったため、地下鉄利用も数えるほど

案内板もあるため迷わず到着できそうです
古代米をつくるなど、歴史に興味を持てそうな試みを行っておりました

こちらが今回の目的地、地底の森ミュージアム

入るといきなり広いスペースに埋没林
こちらの展示は、発見された状態をそのまま残す形としているようです

全体的に暗かったのは、前方で上映をしていたための模様
10分上映~10分休憩というローテーションということでした

元々、ここには学校が建設される予定で、埋没林が発見されたものの
そのまま工事は継続される予定でした

そこに、鹿のふんや

焚火の跡や石器などが発見されたことにより
複合の形で残るのは珍しいということで、前述の〇の部分が保存対象となったということでした

何かの遺構かと思いきや、この白いラインは、工事現場の排水溝の跡とのこと
といった説明を、館内の説明員の方がマンツーマンで懇切丁寧に説明下さいました

映像展示が開始されました、最初は、昔の様子をプロジェクターで投影

そして、その当時の暮らしを再現したビデオ上映
映像の原始人の方の演技が素晴らしかったのが印象的でした

2階では、埋没林と遺跡についての詳細展示を行っておりました

休日は、ビデオに登場した原始人が、館内で昔の石器作りなどを再現しております
という大人も子供も楽しめるスポットにも拘らず、なぜか大人率が異様に高い(ほぼ100%)のが印象的でした
ほぼ大人しかおらず、原始人の方もポテンシャルが発揮し辛かったのではないかと思います

周囲は原始の森ということで、散策路を通って帰ります
地底の森ミュージアム
場所:宮城県仙台市太白区長町南四丁目3-1 (地下鉄南北線「長町南駅」徒歩3分程度)
おススメ:☆☆☆★
この遺跡が残る背景などを知ることが出来るかどうかで見方が全く変わってしまいますので、館内の説明員の方の説明が聞けるかどうかにかかってきます。
是非とも、一度説明を受けてこの展示の見方を知って頂きたいです。
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