飼い猫の遠吠え

とにかく気持ちは前向きに寝る間を惜しんでほふく前進・・・

あれから4年

2015-03-11 01:45:41 | 日常のたしなみ

東日本大震災から今年で4年。
新聞やテレビでも繰り返し放送されているため、そのことについては、殆どの方がご存知のことと思います。

あれから3年というと、期間的にも一区切りとしてイメージし易い印象はありますが、4年目以降となりますと、区切りの良い数字となるまでは、何となく認識し辛くなって来ているように感じます。マスメディアとしても、地域の皆さんも何とか風化させないようにと、頑張られているのは伝わってくるのですが、やはり、意識が向きにくくなっているように思えます。

この記事を書くにあたり、東北に出かけた写真などを見直したのですが、昨年、復興地域に足を向けたのは、3回のみ。しかも、ここのところの筆不精もありまして、記事にもしていないという有様で・・・何とも申し訳ない限りです。こんなブログに書いたところで何かあるわけでもありませんが、特筆すべきことが無かったわけでもないのに、勿体ないなぁ・・・と今更思ったこともありますので、自分のリハビリがてら、少し振り返ってみたいと思います。



2013年5月24日に「陸中海岸国立公園」から一部変更を加えて指定されたのが「三陸復興国立公園」
北部の八戸・宮古地区と南部の大船渡地区がその指定地になっています

こちらは、秀ノ山雷五郎の銅像・・・もとい、潮吹岩でお馴染みの岩井崎 (宮城県気仙沼市)


このあたりの岩を探すと化石が見られることでも有名です



道の駅大谷海岸 (宮城県気仙沼市)の裏手にある大谷海岸駅の名残
駅ホーム跡とJR気仙沼線の線路が一部残されています



南三陸直売所 みなさん館 (宮城県本吉郡南三陸町)
この日は連休のイベントをやっていまして、三陸名産「海鮮はっと」を100円で提供
他にも、ほやつかみ取り 300円、わかめ詰め放題 300円とアグレッシブな出店が並んでいました



南三陸さんさん商店街の象徴といえばモアイ・・・?
南三陸とモアイの関係については・・・是非、調べてみてください



震災遺構の象徴の一つ、南三陸町防災対策庁舎
ここ最近のニュースでも、震災遺構を今後どうするかについての話題で取り上げられています



車で移動中に大変賑わいを見せる場所がありました
「大室南部神楽」(宮城県石巻市北上町十三浜) のお祭りです
道具はすべて流出し、師匠は未だ行方不明という状況の中、皆さんが次代に引き継ごうと活動中



零羊崎神社(ひつじさきじんじゃ) (岩手県石巻市)
牧山頂上にある神社からは、市内を一望できます
ここに来るまでに1時間ほどかかりました・・・



先般、新聞を見ていたところ、たろちゃんハウス (岩手県宮古市田老地区)への観光のお客さんが少なくなってきたという記事を見ました
「田中菓子舗」のかりんとうも復活しましたし、「善助屋食堂」の どんこ唐揚丼 は絶品ですので、皆さん是非お越しください



陸前高田市では復興のシンボルとして有名ですが、南相馬市鹿島区にも「奇跡の一本松」がありました
こちらは、一本だけが枯死を逃れ、今も自生しております



津波の影響か、土台から曲がっていながらも、今も力強く更地の中に立っております
ただ、ここ最近で、枯死の危機に直面していることが分かり心配なところ

間違ってもサイボーグ化だけは避けてほしいです・・・



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