琵琶湖の北側、七本槍で有名な賤ヶ岳に隔てられた小さな湖、余呉湖(よごこ)。
今回は、ちょっと見たいものがありまして、この地にやってきました。
今回探すは、埋没林。
この湖に眠っているという情報は有名ながら、あまり明確な情報が見当たらないため、
手さぐりながら探してみようとやって来たのでした。
スタートは、余呉駅から1㎞程の場所にある余呉湖ビジターセンター
広い駐車場もあり、ワカサギ釣りに来た人で朝から大賑わいでした
橋の向こうの釣り場には、沢山の人がいらっしゃいます
本当に人気のスポットなのですね
余呉湖でもう一つ有名なものといえば「天女伝説」
こちらが天女が衣を掛けたという「天女の衣掛柳」
道路沿いにあり大変目立ちます
===
天女の衣掛柳
往古、天の八乙女が白鳥となって此の所に舞い降り柳の木に羽衣をかけて水浴中
伊香刀美と云う人が白犬を使って天女の羽衣をかくした。天女は羽衣が無くては
天に帰れず仕方なく伊香刀美の妻となって二男二女を生んだ。その子孫が伊香地方を
開発した祖と伝えられる。
又 別の説によると余呉の豪士、桐畠太夫の妻となり一男を生んだ。その後天女は
羽衣の隠し場所を見つけて天に帰った。残された幼児は母恋しく泣き続けた。
ここより一キロ程北に夜泣石がある。その泣き声が法華経の様に聞こえるので
菅山寺の僧が引き取り養育した。菅原是清卿が菅山寺へ参詣された切 その子を
養子として引き取られ京都で成人された方が後の菅原道真公である。
又 この柳は中国系のものである。学問の神として祀る菅原公はこの衣掛柳の古説と
北野神社の旧跡は余呉町の旧跡として保存している。
===
埋没林の明確な場所がよくわからないため、湖を一周する気持ちでスタートします
まずは、天女の衣掛柳の方面に向けて時計回りに進みます
これ・・・なわけないですよね
これ・・・でもないでしょうね
どのような形であるのかすらわからないため、目を凝らして探します
歩きやすいと進んでいけば、歩く人もいないためか、段々と道が荒れてきます
いい天気でよかったです
ただ、前日の雨のおかげで、靴とズボンはびしょぬれになってしまいました
しばらく歩いた先に、水門を発見
水門から先に少し進むと・・・看板がありました
===
町指定天然記念物 余呉湖埋没林
この埋没林は、昭和四十五年に湖水を放水した時に、湖底から当時の鏡岡中学校
科学クラブ員が発見したものである。
埋没林は、確認されたものでも、十六林にもおよび約三千年程前の乾期に繁っていた
森林の跡である。
余呉湖周辺の地下から約六千五百年前と八千年前の埋没林も見つかっていることから、
約三千年ほどの周期で繰り返す、地球の乾期と雨季の古気象学を知るうえで貴重な
資料となっている。
この堤は、埋没林を守るため昭和五十三年に設置された。
(昭和五十三年三月十三日町指定)
余呉町教育委員会
===
ということは、先ほどの水門で隔てられた場所に埋没林があるわけですね
・・・うむむ、肉眼ではわかりませんか
まぁ、そこにあるということだけでも、なんだかワクワクします
道路側からは、場所の確認が難しいですが
小屋を目印に道路側から歩いたほうが楽に行けます
「余呉湖埋没林水位調整ゲート」
例の水門脇にその痕跡を見つけられただけでも嬉しいです
そんなロマンあふれる散歩旅、皆さんもいかがですか?
今回は、ちょっと見たいものがありまして、この地にやってきました。
今回探すは、埋没林。
この湖に眠っているという情報は有名ながら、あまり明確な情報が見当たらないため、
手さぐりながら探してみようとやって来たのでした。
スタートは、余呉駅から1㎞程の場所にある余呉湖ビジターセンター
広い駐車場もあり、ワカサギ釣りに来た人で朝から大賑わいでした
橋の向こうの釣り場には、沢山の人がいらっしゃいます
本当に人気のスポットなのですね
余呉湖でもう一つ有名なものといえば「天女伝説」
こちらが天女が衣を掛けたという「天女の衣掛柳」
道路沿いにあり大変目立ちます
===
天女の衣掛柳
往古、天の八乙女が白鳥となって此の所に舞い降り柳の木に羽衣をかけて水浴中
伊香刀美と云う人が白犬を使って天女の羽衣をかくした。天女は羽衣が無くては
天に帰れず仕方なく伊香刀美の妻となって二男二女を生んだ。その子孫が伊香地方を
開発した祖と伝えられる。
又 別の説によると余呉の豪士、桐畠太夫の妻となり一男を生んだ。その後天女は
羽衣の隠し場所を見つけて天に帰った。残された幼児は母恋しく泣き続けた。
ここより一キロ程北に夜泣石がある。その泣き声が法華経の様に聞こえるので
菅山寺の僧が引き取り養育した。菅原是清卿が菅山寺へ参詣された切 その子を
養子として引き取られ京都で成人された方が後の菅原道真公である。
又 この柳は中国系のものである。学問の神として祀る菅原公はこの衣掛柳の古説と
北野神社の旧跡は余呉町の旧跡として保存している。
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埋没林の明確な場所がよくわからないため、湖を一周する気持ちでスタートします
まずは、天女の衣掛柳の方面に向けて時計回りに進みます
これ・・・なわけないですよね
これ・・・でもないでしょうね
どのような形であるのかすらわからないため、目を凝らして探します
歩きやすいと進んでいけば、歩く人もいないためか、段々と道が荒れてきます
いい天気でよかったです
ただ、前日の雨のおかげで、靴とズボンはびしょぬれになってしまいました
しばらく歩いた先に、水門を発見
水門から先に少し進むと・・・看板がありました
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町指定天然記念物 余呉湖埋没林
この埋没林は、昭和四十五年に湖水を放水した時に、湖底から当時の鏡岡中学校
科学クラブ員が発見したものである。
埋没林は、確認されたものでも、十六林にもおよび約三千年程前の乾期に繁っていた
森林の跡である。
余呉湖周辺の地下から約六千五百年前と八千年前の埋没林も見つかっていることから、
約三千年ほどの周期で繰り返す、地球の乾期と雨季の古気象学を知るうえで貴重な
資料となっている。
この堤は、埋没林を守るため昭和五十三年に設置された。
(昭和五十三年三月十三日町指定)
余呉町教育委員会
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ということは、先ほどの水門で隔てられた場所に埋没林があるわけですね
・・・うむむ、肉眼ではわかりませんか
まぁ、そこにあるということだけでも、なんだかワクワクします
道路側からは、場所の確認が難しいですが
小屋を目印に道路側から歩いたほうが楽に行けます
「余呉湖埋没林水位調整ゲート」
例の水門脇にその痕跡を見つけられただけでも嬉しいです
そんなロマンあふれる散歩旅、皆さんもいかがですか?
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