彩人~irodori_bito~ の ひとりごと

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コミュニテイ創成を工学する

2015-01-25 09:27:20 | 私の学び 講演会・セミナー・本
昨日は、名古屋工業大学コミュニテイ創成教育研究センターの
「コミュニテイ工学フォーラム2014」

テーマ『地域とつくる工学』

に参加してきました。



興味があったのは、第2部の特別講演「空き家活用から始まるコミュニテイ創成」

私が目指す「街のリビング」もこんなイメージだから。


フォーラム全体が、非常に興味深いものでした。

それぞれの講演ももちろんのこと、パネルディスカッションのやりとりも非常に勉強になりました。

知的満足感いっぱいでした😊こういう感覚はとっても幸せ❤️


特に私が印象に残ったのは、

山田崇さんの言葉
「人と人とのつながりは、大勢に向かって網を投げる一網打尽ではなく、釣りでもなく、潜ってモリで突け!」

ひとりの人に向き合うことが大切。
その人の困り事に対して真剣に向き合うこと。

「ひとりを救えなければ、みんなは救えない」


パネルディスカッションの最後まとめてのコーディネーターの三矢さんの言葉

助け合いのシステムをまわしていくには、問題・課題を細分化して、解決可能なものに仕立て直すことが必要。

地域のためとか、困っている人々を救うとか、街を活性化するとか、大きなくくりで考えるとどうしたらいいかわからなくなるけど、ひとりひとり、ひとつひとつに細分化すると、具体的にやることが見えてくる。

見えた瞬間に課題は解決可能になる!


確かに!
私も、チームも、大きく課題を捉えすぎていたことに気づきました。



そして、佐野教授(機械工学)の言葉も印象的でした。

佐野教授は、歩行支援機ACSIVEを開発した100%の研究畑の人。

ロボット開発も、数値的評価でなく、ひとりひとりの“これだけはやっていきたい”という目標(尊厳も含め)に届くような技術開発をしていく必要がある。

障害を持つ人たちというひとくくりではなく。

ロボットや歩行支援機が1から10まですべてを補うのではなく、その人自身のパワーを引き出すような軽やかな支援が理想ではないか。


ほお~、工学専門の教授がこういうこと考えてるんだぁ😊

なんだか嬉しくなりました。



ひとりひとり、その人その人でこまってること・求めてることは違うもんね。

これだなあ。


そして、基本はやっぱり自発的に楽しくやれることをやる!だと思いました(*^^)v
でなかったら続きません。

アンリカフェや本覚寺はその場であり、人が集まってくる場の存在はとても大きいことも再認識しました。

同じ方向を見ている、大切にしていきたい仲間もたくさんいることも気づきました。


さあ、問題の細分化だ!

やってみよう!


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