彩人~irodori_bito~ の ひとりごと

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子どもの居場所づくり

2015-12-21 22:17:50 | 私の学び 講演会・セミナー・本
昨日は、シンポジウムを聴きにウインク愛知へ行ってきました。




このテーマの講演は必ず聴きにいきます。

子どもの貧困問題。
本当に深刻なんです。

自分の周りにはいないように見えるけど、6人に1人は貧困なんです。

お金がないから進学できない、学べない、なんて日本の未来のためにはマイナスです。

居場所づくりってあちこちで行われているけれど、
場所があればいいってもんではなく、そこにいるが大切。

おとなの自己満足であってはならないし、おとなからの押し付けであってもいけない。


人を救えるのは人だけ!

それはまだ生後間もない赤ちゃんでも例外ではなく、人を救うことができるんです。

ある中学生の女の子の話。

貧困家庭で自暴自棄になりかけていたとき、

授業で赤ちゃんと交流する機会があった。

その日はその女の子も学校に出てきて、赤ちゃんを抱っこした。

でもうまく抱っこできない。

そしたら、赤ちゃんがその子のセーラー服の襟をガシッと握った。

それを見てその女の子は、

「こんな小さな赤ちゃんでも必死に生きようとしている。
私は死んでもいいって思ってたけど、もう一回やり直そうと思う」

と感想文を書いたそうです。

それを読んだ先生が、なんとかしよう!と別室登校を卒業までしてくれたおかげで、
中学卒業後定時制高校に通い今は立派に働いているそうです。


支援とは、「与え、そして関係を紡ぎ、その中から自分でやってみようというパワーが生まれるもの」なのです。


再非行を防止しようという支援をしているNPO法人の人は、
少年院、鑑別所に面会に行くことから支援をスタートします。

すごい取り組みです。
頭が下がります。


世の中にはこれだけ様々な支援活動をしている多くの人達がいるんです。

これまでもいろんなセミナーや講演会に行きましたが、本当に多いです。
不登校、自傷行為、発達障害、貧困、学習支援、、、

それでもいじめや不登校がなくならないのはどうしてなんでしょう?


再非行防止サポートの人が言った言葉
「ホンネと希望が語れる」人であること。

私も、子ども達の心からの笑顔を増やしたいという思いを持っていますが、
結論は、こういう人であることなんだ、って再認識しました。


具体的には、「応答性」
そのときのその子に合った応答をしてあげること。

っていうと難しいけど、なんてことはない、その子本人に聞けばいいんです。

どうしたいか?
どうしてほしいか?

おとな側からの一方的な押し付けではなく、聞くこと。

人と人。対等な立場で耳を傾ける。

私にはカラーがあるから、さらに言葉で表せない思いもすくい上げることができる。


よし!がんばろ


講演会を聴きに行くと、自分の使命を再確認できるから良いのです





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