遊女~asobime~色街道中探訪記

遊廓、赤線、青線があった場所、古い温泉街や町並み、看板建築、古い旅館や旧遊廓などの建物内も画像付きで紹介しています。

台温泉「水上旅館」再訪

2020-01-20 01:50:00 | 日記
過去ブログにも載せていたのですが…花巻市、台温泉にある「水上旅館」へ再訪。最後に行ったのは確か…震災後の年と1、2年後に数回…あれから暫く行ってなかったので、お婆ちゃん元気かな…?

昔ながらの湯治スタイルをとる自炊専門の温泉旅館です。日帰り入浴料は300円で前と変わらず、そして貸切入浴ができるのが嬉しぃです。
この螺旋階段を降りて温泉へ…地下に温泉があります。
昭和レトロな雰囲気の館内…ブロック硝子越しの光が綺麗です。

昔懐かしいタイル張りの洗面台。
脱衣場はちょうど降りてきた階段の下になります。

階段横の扉の奥は確か、湯治客用の炊事場だった気がします。

タイル張りの浴槽は熱い方と温めの2槽に分かれています。

この木の栓で源泉を調節して適温にして入る事ができます。

温泉を楽しんだ後、女将さんにお願いして、前回気になっていた2階部分の客室を撮影させてもらぃました。

客室へと続く廊下。

一番手前の部屋
二間続きになっていて隣は寝室

2階の窓からは向かいの旅館が見えます。
シンプルな部屋の番号と手書きの定員数…

一番奥の部屋は立派な床の間がありました。左の衣紋掛けの奥にはレトロなお人形さんが飾られています。

お食事中、急にお邪魔して2階まで見せてもらい、温泉玉子まで頂いて…女将さん、ありがとうございました。最後にお婆ちゃんの事を聞いてみると「2015年の8月に亡くなりました」との事、前回の訪問の時は既に90歳ぐらぃだったと思うのですが、旅館向かいの駐車場の案内や地下の階段を下りて温泉の案内まで一人でこなしていた元気な姿を思い出しました。お婆ちゃん、長い間お疲れ様でした!今は娘さんが後を継ぎ、女将として切り盛りしているので、この素敵な温泉旅館が続く限り、何度でも入りに来ます(*´ω`*)

台温泉「水上旅館」
再訪日2019年8月30日