小坂鉱山は江戸末期の開発から2度の官営を経て、明治17年に当時の藤田組に払い下げられ、鉱石の枯渇から衰退するかと思われましたが、「黒鉱自溶製錬」の開発に成功し、日本一の鉱山として絶頂期を迎えようとしていました。
明治38年に鉱山のシンボルとして、巨費を投じて建築されたのが、旧小坂鉱山事務所です。
建物はロ字型の木造三階建ルネッサンス風。
正面のベランダポーチはサラセン(イスラム)風と評されました。
ベランダ上部の豪華な透かし彫りは、藤の花と田の字がデザインされ、見事な美しさを誇っています。
玄関ホールには3階まで突き抜けるケヤキ造りの螺旋階段。
3階の階段上部にはシャンデリア。
明治を代表するオフィスとして注目され、遠方から見学者が訪れたとか…
廊下から見える中庭。
明治40年度、小坂鉱山の生産額は日本一を記録。
その額は、当時の秋田県の歳入決算額の8倍強であったとか…!
3階にある所長室。
コチラは現在、ツーリストサロンとして利用されている様です。
平成9年まで現役の事務所として使用されていましたが、小坂鉱山病院跡に移築、復原され、平成13年に完成。
事務所1階には「モダン衣裳室」のレンタルドレス(有料)があり、館内の好きな場所での撮影が可能です。
『旧小坂鉱山事務所』小坂町 小坂鉱山字古館48-2
撮影日 2011/08/12
明治38年に鉱山のシンボルとして、巨費を投じて建築されたのが、旧小坂鉱山事務所です。
建物はロ字型の木造三階建ルネッサンス風。
正面のベランダポーチはサラセン(イスラム)風と評されました。
ベランダ上部の豪華な透かし彫りは、藤の花と田の字がデザインされ、見事な美しさを誇っています。
玄関ホールには3階まで突き抜けるケヤキ造りの螺旋階段。
3階の階段上部にはシャンデリア。
明治を代表するオフィスとして注目され、遠方から見学者が訪れたとか…
廊下から見える中庭。
明治40年度、小坂鉱山の生産額は日本一を記録。
その額は、当時の秋田県の歳入決算額の8倍強であったとか…!
3階にある所長室。
コチラは現在、ツーリストサロンとして利用されている様です。
平成9年まで現役の事務所として使用されていましたが、小坂鉱山病院跡に移築、復原され、平成13年に完成。
事務所1階には「モダン衣裳室」のレンタルドレス(有料)があり、館内の好きな場所での撮影が可能です。
『旧小坂鉱山事務所』小坂町 小坂鉱山字古館48-2
撮影日 2011/08/12
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