-若者の個性や、若者自身が自分らしく楽しく元気でポジティブ
に生きる自由を抑圧する者たちは、滅びの運命に突き進んでいる-
プロローグ
先日、日本共産党副委員長田村智子さん(以下、「智子さん」)が、ジェン
ダー平等についての学習会の講師をされるということで、ユーチューブで拝聴
させていただいた。『ジェンダー平等』と言えば、多くの人たちが思い、現場
で活動している皆さんが共有されておられる『大きな価値』観ではあるけど、
個々の皆さんの思いや考え、感性はそれぞれ異なっていて、様々なご意見・異
見が交わされていた。自身も経験しているが、異見を尊重し取り入れて納得し
あうというのは結構大変なことで、その際智子さんは『人類史』『人類史のス
ケールで』といったことをポジティブビューで言われ、大変共感し勉強をさせ
ていただいた。
昨年の衆議院議員選挙の結果や、1月23日投開票であった沖縄糸満市、南城
市長選挙での結果は残念なことではあったけれど、にもかかわらず実は私は昨
今の世界や日本における若者、学生、市民、知識人、職業人、スポーツマン、
エンターテナー等々自分らしく生きておられる人たちや、社会状況、国際動
向、世界や日本の近現代史等を見ていると、『人類史的スケール』での視点の
重要性を確信している。
私は単なる高齢の一市民であり研究者でも教育者でもない。思いや考えはい
ろいろと発信しているけれど、そのバックボーンのほとんどは読書や関心事を
契機とした経験知であり、したがっていくつかの論点について述べているけ
ど、精緻な検証等を経ているわけではないので、単なるアイデアやエッセイ程
度の稚拙なものである。しかし基本的なポリシーとしての『人権』『平和』
『国民主権』を頑として譲らない決心と、子供たちや若者たちが、楽しく元気
でポジティブに自分らしく生きていける社会を可能な限り残していくといった
自身のミッションに確信して、旅立ちまで楽しく元気でポジティブに長生きを
しようと思っている。大学院進学やら知的アクションへの魅力もあるのだが、
旅立ちが見えてきそうな位置に来て、これからは知力、体力の衰退と自身の人
生のファイナルカーテン引きのせめぎあいで、時間的余裕や経済的余裕にも追
われ、少し人類史から見ればニュートリノより小さいだろう自身ではあるけれ
ど、少し存在感のあるニュートリノでありたいと思い、以下のコンテンツで述
べてみたい。
PARTⅠ 深化する人類の知性と『滅びゆく守旧の価値観』の葛藤
PARTⅡ 『新自由主義』への私論
PARTⅢ 『階級闘争』への私論
PARTⅣ 「人新生の資本論」(斎藤幸平さん著)への私論
PARTⅤ 若者、子供たち一人一人の個性が輝き、楽しく元気でポジティブに
遊び、学び、働き、自分らしく生きる学園、社会、国は活気に溢れて
いる
PARTⅥ 共産主義社会とその未来について考える
(以下次回発信)
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます