リハビリ的釣行日誌

前日、酒に呑まれてベッドまで辿り着いたのが３時過ぎ・・・・・・・・たぶん・・・・・

何度か目を覚ましたものの、やっとの事で起き上がったのが昼前

前日夜半迄降り続いていた雨は上がり、気持ちのよい空が広がっていた


『 川へ行こう！！ 』そう強く思った・・・・・・


遂にこのときがやって来た・・・・・・

当然、未だ足に不安はあるけれど、

怪我を無事乗り越えて渓流へ立てる事、そして、未曾有の震災を乗り越えて渓流へ立てる事が只々嬉しかった・・・・・



足の事も考えて・・・・向かったのは足場の良い里川だったのだが、増水でどうにもならない状況・・・・・

もう一本の川も同じく・・・・・


しかし、この気持ちを抑える事がどうしても出来ない

足場に不安はあるものの、おそらく酷い増水にはなっていないであろう渓流へと車を走らせた







目に飛び込んでくる新緑の森の清々しさ・・・・

そこから漂ってくる、心地よい森の香り・・・・・

心を穏やかにさせてくれる鳥のさえずりと虫の声・・・・・・

そして、恋い焦がれて止まなかった渓流のせせらぎ・・・・・


五感で感じる全てが懐かしく、気持ちが洗われる様な感覚・・・・・

言葉で言い表せない位の大きな衝撃が、そこにはあった


近年では中々味わう事のなかった、フライフィッシングを始めた頃のピュアな気持ちとでも言うのだろうか・・・・

五感で感じる全てが新鮮で、美しかった








キャスティングが思う様にいかない

アプローチの距離感もイマイチ掴めていない

流れの中でフライを見失ってしまうし・・・・・・


さい先よく、尺に若干足りないイワナ（随分とスキニーでヒレがボロボロだったけど・・・・・）に出会えて浮かれていたのだが、

やはり続かない

バラし、すっぽ抜けの連発・・・・・

一番は、やっぱりドラグかなぁ・・・・・・






半日だったけれど、随分と疲れた・・・・・でも、本当にもの凄く楽しかった（＾＾


こんな時のシムスのウェーディングシューズの剛性感は頼もしい


体力もキャスティングもその他諸々、もう少しリハビリが必要な状況だけれど、川へ立てるという事はやっぱりうれしい！



数ヶ月、まともに出かけられない日々が続き、川の状況も分からず

何となくだけれど不安が強くあった


それは、震災の後のテレビを見た時目に飛び込んで来た衝撃的な映像が強く影響していたのだと思う



前と変わらず美しく、心地よい流れがそこにあった・・・・・


これからも立つ事の出来る流れがそこにあった・・・・・・・・・・それが何よりもうれしい。







フライフィッシャーの皆様！仕事も趣味もその他諸々、精一杯がんばって行きましょう！







　　　　　　　　　　　　　Canon PowerShot D10