世の中には黒柿という木が存在する訳ではありません。
その正体は、秋になると、僕らが普通に食べる柿の木なのです。
その柿の木に、色々と諸説ある様ですが、どういう訳か黒い模様が現れた木が黒柿と呼ばれるのです。
普通の柿の木に、黒柿とよばれる黒い模様が現れるのは数万本に1本!孔雀杢に至っては10万本に1本!と言われている様で、
黒柿にもピンからキリまで様々あり、孔雀杢や網杢などは出現率がグッと低く、稀少価値が高く値段も高価になります。
ここ最近は、銘木の市場でも良質の黒柿が枯渇状態なんて話も聞きますが、どうなんでしょうね?
近年産出された黒柿でなければ、それなりにはある所にはある様な気もするのですが・・・・
ちなみに、ご存知の方も多い、黒くて固くて仏壇等によく使われる黒檀(厳密に言えば沢山の種類が存在しますが)も
同じ、カキノキ科に属しており黒柿の仲間になります。
そんな事もあり、黒柿も黒檀同様に、重硬で加工に苦労する素材です
ネット検索で『黒柿』『黒柿 孔雀杢』などと検索すると、
僕などより、遥かに詳しく書かれているサイトが沢山ありますので(^^;
黒柿に興味のある方は検索してみてください。
僕が黒柿をランディングネットに使用する様になって数年経ちますが、
なんで使いたいのか?と改めて考えると、
只単に美しいから!とは簡単には片付けられない様です。
どちらかというと、僕の創作心に火を付けてくれる存在とでも言いましょうか。
黒柿というのは、本当にそれぞれの杢目が多種多様で、厳密に言えば一本一本が大きく異なっていて
(もちろん、他の素材にもいえるのですが、黒柿の場合はその違いの幅が大きいのです)
その木によっても、木取りの仕方によっても大きく模様が変って来ます。
黒柿の杢目の模様は非常にインパクトの強い素材なので、そのランディングネットの雰囲気そのものも大きく左右される事になります。
でも、使い方次第で大きく変る事が、一本作る度に一期一会の出会いを感じながら作業を出来る楽しみでもあり、
僕が黒柿を使いたいと思う理由でもあります。
逆に言えば、下手な使い方をすれば、イマイチな感じ?にもなりかねないので、
毎回木取りを含めて、脳をフル稼働させて作業しております。
古来から茶道具などに使われてきた経緯もあり
僕が黒柿を使う以前にみていた、茶道具や小物などの黒柿は
どちらかと言うと古風な、よく言えば趣がありすぎる印象の物がほとんどでした。
僕が黒柿をランディングネットに使うにあたって、
フライフィッシャーの背中の顔となり、写真撮影の際の大きな役割を担う大切な道具として、
和風っぽさを少しぬぐい去って、時代に即した、モダンなイメージに仕上げたいという願望がありました。
幸いにもいくつかの、センスのよいモダンなイメージの黒柿製品も目にしていたので、
そんなモダンな仕上がりのイメージを大切にしつつ、ランディングネットのデザインや削り方に気を使いながら作業をしております。
特に鏡面仕上げの塗装には、杢目が引き立つ様な工夫も少しだけ・・・・・
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その正体は、秋になると、僕らが普通に食べる柿の木なのです。
その柿の木に、色々と諸説ある様ですが、どういう訳か黒い模様が現れた木が黒柿と呼ばれるのです。
普通の柿の木に、黒柿とよばれる黒い模様が現れるのは数万本に1本!孔雀杢に至っては10万本に1本!と言われている様で、
黒柿にもピンからキリまで様々あり、孔雀杢や網杢などは出現率がグッと低く、稀少価値が高く値段も高価になります。
ここ最近は、銘木の市場でも良質の黒柿が枯渇状態なんて話も聞きますが、どうなんでしょうね?
近年産出された黒柿でなければ、それなりにはある所にはある様な気もするのですが・・・・
ちなみに、ご存知の方も多い、黒くて固くて仏壇等によく使われる黒檀(厳密に言えば沢山の種類が存在しますが)も
同じ、カキノキ科に属しており黒柿の仲間になります。
そんな事もあり、黒柿も黒檀同様に、重硬で加工に苦労する素材です
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僕などより、遥かに詳しく書かれているサイトが沢山ありますので(^^;
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僕が黒柿をランディングネットに使用する様になって数年経ちますが、
なんで使いたいのか?と改めて考えると、
只単に美しいから!とは簡単には片付けられない様です。
どちらかというと、僕の創作心に火を付けてくれる存在とでも言いましょうか。
黒柿というのは、本当にそれぞれの杢目が多種多様で、厳密に言えば一本一本が大きく異なっていて
(もちろん、他の素材にもいえるのですが、黒柿の場合はその違いの幅が大きいのです)
その木によっても、木取りの仕方によっても大きく模様が変って来ます。
黒柿の杢目の模様は非常にインパクトの強い素材なので、そのランディングネットの雰囲気そのものも大きく左右される事になります。
でも、使い方次第で大きく変る事が、一本作る度に一期一会の出会いを感じながら作業を出来る楽しみでもあり、
僕が黒柿を使いたいと思う理由でもあります。
逆に言えば、下手な使い方をすれば、イマイチな感じ?にもなりかねないので、
毎回木取りを含めて、脳をフル稼働させて作業しております。
古来から茶道具などに使われてきた経緯もあり
僕が黒柿を使う以前にみていた、茶道具や小物などの黒柿は
どちらかと言うと古風な、よく言えば趣がありすぎる印象の物がほとんどでした。
僕が黒柿をランディングネットに使うにあたって、
フライフィッシャーの背中の顔となり、写真撮影の際の大きな役割を担う大切な道具として、
和風っぽさを少しぬぐい去って、時代に即した、モダンなイメージに仕上げたいという願望がありました。
幸いにもいくつかの、センスのよいモダンなイメージの黒柿製品も目にしていたので、
そんなモダンな仕上がりのイメージを大切にしつつ、ランディングネットのデザインや削り方に気を使いながら作業をしております。
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