禁漁目前！宮城の尺イワナ

小雨の降る絶好のコンディションでの一尾。

朝目覚めると、いつの間にか目覚まし時計が消えていた。
時計は7時過ぎ。車をとばして、何時もの場所へ向かう・・・

アッチャー、車が居るよ(T_T)川へ目をやると、二人組のフライマンの姿。
まっ、しょうがない！と思うことにしよう。本当はかなり悔しいけど・・・

気を取り直して、少し下流へ移動。
また人影だ！
一応釣りなのか尋ねると、何かよく分からないけど、草刈りしてるらしい。

ひと安心して入渓して釣り上がる・・・・

あれっ・・・

みなさんお留守？

僕と一緒に寝坊なの？

釣り上がれど、釣り上がれど、うんともすんとも言わない・・・・
ほぼドライフライオンリーの僕には、ニンフは使う気になれず退渓。

朝行った場所へ戻ると、
車が無くなっている。
これはチャ―ンス！
この天候、気温からして釣れ無かったんだろう。
でも、日中になり活性も良くなるだろうと、足早に入渓。大釣り出来るかも・・・

・・・・・・出た！
結構いい引き
27センチ位のイワナ。
良い滑り出し(●^o^●)

続いていつも苦戦している絶好のポイントへ到着。幅が狭く深さもある岩盤沿いのロングキャストが必要な場所。

ラインを引き出して、岩盤沿いにキャスト！
技術がつたない僕にしては一発でいい場所へ落とせた。

（出ろ！出ろ！）・・・
スッとフライが消えたっ！
一瞬間を取って合わせを入れると

ドスッといい手応え
イワナらしいトルクのある引き。最高だ！
慎重にやりとりして、広さのあるプールだと思い少々侮った、
ヤバイッ！と思った時には遅かった(*_*)

岩盤のエゴに潜られた。
引いても押してもビクとも動かない
立つ位置を変えて、ロッドをしならせると、一瞬顔を出したがまた潜りこんだ。クッソ―！出て来い！
同じ事を2、3回繰り返す。

次の瞬間フッと軽くなり、フライが外れた・・・・

やられた！逃げられた・・・
雨が冷たい。しばし放心状態。
結局このポイントは静寂を守った。
まあ、よく有ることさ！と自分を慰めたが、立ち直れない。
そりゃ凹むよ！

ところがこの日は、まだまだこれからだった。
いい型のイワナがドライフライに次々出てくれた。尺はないがメチャクチャ楽しい！

そして、最後の大物のポイントへ
ここは流れ込みから丁度いい石が沢山入っていて水生昆虫も豊富な絶好なポイント。
慎重にフライを流して行くと
石の下から魚が現れ、フライをひったくっていく。

ドスッと大物の手応え！

グイグイ引いて縦横無尽に走り回る。
ここは、石が多くヤバイな～と思っていると、

また潜られた！

万事急須か？
また、やられるのか？

又々立つ位置を変えて引くと今度は何とか引き出すのに成功！

無事ランディングすると、ナイスプロポーションのヒレピン尺イワナo(^∀^)o

やったよ。尺だよ！

その後、二匹の尺イワナを追加しての満腹の釣行でした。
使ったフライは、一日中プードルオンリー。

今年は、ある方と一緒に釣行する機会があり、岩魚釣りの楽しさを改めて知ることが出来ました。
その方の巻き返しの技術は、僕のフライフィッシングの世界を大きく広げてくれるもので、それから四苦八苦しながらも着実に実を結んで来ている気がします。


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