
2010.9.30 AM 6:00
僕は川べりに立ち今年最後となる川を静かに見つめていた
僕に残された最後のタイムリミットまで2時間と少し・・・・・
肌寒い朝の空気が僕の気を引き締めてくれる
さながら、気分はラストサムライばりに集中力は高まっていった・・・・
スーッとキレイにラインが伸びていく
シーズン終盤ともなると、シーズン中に染み付いた自然体のキャスティングが
ポイントまで自然とフライを運んでくれる

綺麗な鱒に出会いたくて、出会いたくて川へ通ったのか?
ただ遊びたくて川へ通ったのか?
それとも、癒されたくて川へ通ったのか?
そんな沢山の想いを抱きながら、今年も渓通いを続けた沢山の流れ
そんな大切な時間と場所とも、しばしの間お別れかと思うと
切ない様な・・・・でも本当に楽しかったなぁ。
今日は今年の渓通いのエピローグの様なもの
最後も大切にしないと!

一番始めに結んだフライ、『アダムスパラシュート』#16
この時期、多くの場合フッキングまで至らない事は身に染みている
でもね・・・反応率は高い。
これが、僕がアダムスパラシュートを結ぶ理由
ヤマメがどのポイントで反応するのか?活性は高いのか?
そんな大切な事を僕に知らせてくれるアダムスパラシュート
もちろん、思い入れの深いフライだからこそ
最後の日も一緒に!という変な思い入れもあったりするのですけどね。

アダムスパラシュートでフッキングするのなら、あわよくばこのフライで・・・・という思いも儚く散り
その後、プードルを流していくと・・・・
見切られる事も多数あったりとヤマメの動きがよく見える
そんな時こそ、魚影を確認しながらフッキングしたときの喜びは大きい
最後の渓で『ヨシッ!!』と声を上げながら一人喜ぶ光景は素晴らしいのかな?(笑)

残された時間も刻々と短くなっていく
プードルへの反応も悪くなって来た様で、
小さめの中間色のメイフライが舞っていた事もあり、とっておきのフライへチェンジ
そのフライは『パラダン』
何の変哲も無いフライと思う事なかれ!
ボディは、カナディアングースバイオット
テイルは、コックデレオン
ハックルは、ヒーバートのミディアムシャンパン
という、どことなくレアなフライ(^^
ハックルはパラリと3回転

でもね、やっぱり流し方って大切だなと実感
立ち位置、キャスティング、メンディングetc
どれが抜けても、ヤマメ達は中々僕のランディングネットには納まらない
フライフィッシングって難しい。
でも、『 難しい=楽しい 』とも繋がる訳で
難しいからこそ、知識や技術介入の余地があって
少し上手くなった!と喜んで、壁にぶち当たっては打ちのめされ、
次こそは!とまた次に繋がっていく。
今年も沢山の事を教えてくれた流れ
疑問も宿題もそれなりに残してくれたけど、
来年もまた、沢山の事を教えてくださいね(^^
と・・・・早アワセという最後のミスを尻目に、去っていくヤマメの
大きい背中だけが脳裏に残っている今日このごろ。
来年こそは、きっと・・・・・・!!!!(^^

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次回からは、寒河江川C&R区間通いの始まり
紅葉とフライフィッシングとニジマスの秋がやってきます。
寒河江川C&R区間の新たな展望はどうなったのか?
澄み渡る空と畑には実りを迎えた蕎麦の実
きっと素晴らしい秋が僕を迎えてくれるはず!!!
やっぱisseyさんのフライフィッシングに対する真摯な姿勢やまじめさがよ~く伝わってきます。
自分も見習わねばと思いました・・・。
まだまだ力が入りすぎかなと・・・。
『難しい=楽しい』→『別の難しさ=別の楽しさ』
この半永久的に続く繋がりがこの釣りの奥深さ=楽しさですよね!
そのうち自然と力は抜けますよ(^^
釣りへの意欲さへ失わなければ、楽しさはずっと続くのでしょうね。
何はともあれ、今年もあっという間に終わってしまいましたね。
来年も楽しくやっていく為にお互いに上達へ向けて爪を研ぎましょう(^^
降雪地域のヤマメのサビは他の地区より早いような気がします。
大井沢は水量が安定しません。
しばらく雨が遠のくとベストになりそうです。
ビックレインボーを期待します(笑)
大井沢たのしみですね。
最近は良い天候が続いているので、楽しめるかな~と思ってます。
釣行日に雨が降らなければ、
ビッグレインボ~なんて思っているのですが
どうかな?(^^
1ヶ月ほど楽しんでいきます!!