神隠しについて(テーマ)
〇神隠しについて大まかに分けて3つある。
1つめは、ニュースでもよく見る失踪や自ら行方をくらますケース。
この場合、本人の意思もあるが、痴呆症でいなくなる場合もある。
これは一般の常識の範囲なので、理解ができる。
2つめと3つめについては人間の精神(心)の部分と関連があるケースだ。
以前テレビで10代の女性が夜寝ているときに、自分の体を飛び出して、地球を飛び出て、地球の姿を見たという話があった。
最初見た時に信じられなかったが、寝ている時に、その人の体から魂(心)が抜け出して、自由に行き来できるようだ。
私は全くそういった経験がないのでよくわからないが、寝ているときにその人の魂が肉体とは別に働く例だ。
このテレビで紹介された10代の女性の事と、「神隠し」に関連がある。
神隠しの2つめのケースが、人間としての意識をしないまま連れていかれるケースだ。この事を理解するにはまず、人間の肉体と魂(心)があるという事を前提として話を進めないといけない。
その人の目は、人間の世界は見えていない。
その人の目は、別な世界の光景を見ている。
例えると夢遊病者のようになっている。
そのため彼は生きているようで、実際に心はまったくこの世界になく、さまよい歩くようになる。当然だが、肉体の痛みがないので、ずっと歩き続けるような状態になる。そのため、山であれ谷であれ、どんなところにでも行くのだ。
海にだって歩いて行こうとする。それは魂(心)がすでにこの世界にないため、肉体だけが動いている状態になる。
そして3つめのケース。これは私にも信じられないケースだ。
はっきりいうとこんな事が世の中で実際にあるのだろうかと、怪奇現象や超常現象が好きな私でさえ、疑うようなケースだ。
それは同じ1つの肉体に2つの霊(ここでは魂)が入れ替わるケースだ。
通常私たち人間の肉体には1つの霊(ここでは魂)しかない。
これは私自身が私であるという自我、そして現在までの経験も踏まえたものだ。
だが稀にその人の霊(ここでは魂)が追い出され、別な霊が入ってくるというケースがある。簡単にいうと外見は同じだが、中身は全くの別人だ。
同じ肉体を持ちながら、全く別の人格を持つため、全然違う人生を送ることになる。
この3つめのケースに関しては疑う人がほとんどだろう。
だが私がこれが本当だと思う理由は、以前寝ているときに、自分の体の中に何かが入ってくるような奇妙な感じをした経験があるからだ。
今でも夢か幻か現実かは判断できない。
だが私はありえると思っている。
子供の場合、自我が形成されていないため、仮に外部から霊が入ってきた場合、干渉をうけやすいからだ。大人の私は、自我が形成されているため、ほぼ干渉を受けにくいが、それでも奇妙な経験として覚えている。