けやきの樹の下から

日々のことを綴ります。

リュックが背中になかった話

2024-09-04 13:18:00 | 日記
疲労ってひどすぎると時に大惨事を引き起こすなあと思った話ができた。
今思い出しても「なんで!?」と自分が信じられない。


通勤時、私は背中にリュックを背負い、サブバッグを持っている。
リュックの中には荷物が満載+ランチバッグも入ってて、サブバッグには仕事道具が主に入っている。

サブバッグはショルダーにもなるごく普通のシマムラとかで買った布製のなんでもないもの(だけどとても使い勝手は良い)

その日、私は心身クタクタだった。
8月某日
夏風邪を引いて、症状が出始めてから6連勤。休むことはできなかった。
7日目、やっとのことで休んだら、今度は5連勤。
数字が取れず、8月予算を落とした。
9月1日の日曜日、とても暇で、初日から数字を落とした。
風邪はなかなか治らず、実はこれを書いてる今もまだ少し鼻声。

そして5連勤最終日、やっと休める、と帰りの電車で、眠くて疲れて大欠伸を繰り返し、降りる駅の手前でショルダーにしてたサブバッグを一旦はずして背負い直すためにリュックを隣の座席におろした。
おろしっぱなしで電車を降りてしまったのに気づいたのは、最寄り駅から自転車に乗って、スーパーに行く途中だった。

なんか背中が軽いなとおもって背中に手を回したらリュックがなかった。
サブバッグのショルダーが手に触れた。

と同時にズザーーー!!とUターンし、駅に乗り付けチャリンコをその場に放って、駅員さんとこに駆け込んだ。


すごい勢いで駆け込んできた中年女に若い男性駅員さん若干ビビってたが、
今行った下り電車にリュックを置いてきたと訴えたら、すぐ連絡を取ってくれた。

忘れ物の届けはないので、じきまた上りで戻ってくるから、その中にあると思う的なことを言われ、ひたすら上り電車を待った。


したら、あった。リュック。
なぜか座席が違っていたが、財布も無事だし、中身何も抜かれてなかった。

取り返したリュックを思わず抱きしめた。

駅員さんに丁重にお礼と謝罪を伝え、スーパーに寄って帰った。


それが一昨日の話なんだが、昨日と今日、私は仕事の事を考えることを一切止めている。
そうしないともう身が、精神が保たない。


体の疲労は食べたり寝たりすれば回復するけど、心の疲労はなかなか回復しない、
回復させるには仕事のオンオフがぜったい必要だと思う。


今割とそれが深刻で、あれだけ気になって仕方ない予約稼働状況を見る気にもならない。


精神の疲労が激しい。


だから風邪も治らないんだよな~
心と体は繋がってるというじゃないか。


それにしてもリュックが(というかその中の財布が)無事でよかった〜!
日本人て基本ホント善人。
盗まないでくれてありがとう。


リュックはちゃんと背負え!!








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