子宮内膜症の様々な治療を試みたものの、結局のところ「治す」というより「現状の痛みを押さえ込むのみ」「病巣が増殖するのを休止させる(完治はない)」だけなので、治療していても完治はしないし、中断すればすぐ前の状態に戻ることが悩みの種だった、26歳の時。
私はついに完治を目指して、手術に踏み切ることにしました。
一時、痛い思いをしても、あの気絶するほどの生理痛から解放されるなら、と…
手術が決まり、執刀医と主治医はN大学病院の婦人科の教授先生になりました。
ちなみに手術方法は
腹腔鏡でへそ下・左右下腹の3ヶ所に穴を開けて機械を入れ、腹腔内に散らばっている病巣をレーザーで焼くというもの。
病巣はブルーベリーのような色をしているので、「ブルーベリースポット」とも言われるそうです。
そんなものが腹腔内に無数に散らばり、
そこで増殖を繰り返して
剥離まですることを考えたら…
なんでそんなもんが自分の腹の中にできたのか、、
本当、納得行かない💦
手術は全身麻酔で行い、約10日程入院するとのこと。
全身麻酔も手術も初めてのことでしたが、私は「これを乗り切れば生理痛から解放される」と信じきっていたので、頑張れると思ってました。
N大学病院の、産婦人科病棟の4人部屋の廊下側のベッドが私のスペースになりました。
同じ部屋には切迫早産で長期入院をしている同世代の女性が二人と、なんらかの病だったと記憶していますが、少し年配の女性が一人、そして私の4人でした。
若いママンたちとはすぐ仲良くなって、彼女らの長期入院の愚痴を聞いたりしてました。
余談ですが
切迫早産てその時はじめてどんなものかを知ったのですが、いやー、、大変そうでした。
ベッド上安静などもあって、本当に動いちゃだめな状態の方もいるとかで。
子どもを産むと言うことは本当に本当に大変なことなんだなあと…
術前検査なども無事に終わり、手術前夜は下剤を飲み大腸を空っぽにして、
いよいよ手術当日となりました。
続きます。
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