けやきの樹の下から

日々のことを綴ります。

子宮内膜症と私⑥

2021-11-15 10:00:00 | 日記
だいぶ間が空いてしまいました…💦


続きです。


全身麻酔のあのマスクみたいなのをカポッとあてがわれた、
と思った次の瞬間、名前を呼ばれて目が覚めました。


一瞬、寝た?と思ったのは間違いで、数時間経過していて、手術は終わっていました。


麻酔がまだ切れてないので何がなんだか、な状態のまんま、病室に戻ってきました。

私のベッド周りはカーテンが全部引かれて、個室のような状態になってました。



そのカーテンの中で、一晩中、凄まじい痛みと戦う羽目になりました。


術後の傷の痛みです。

腹にメスを入れるということが、こんなにひどい痛みを伴うとは思っても見ず…
痛み止めの座薬を入れてもらうけど効きません。
しかも一回入れたら数時間待たないとだめなものだったみたいで、結局すごい痛みを耐えるしかなかったです。


手術にふみきったのを、この時ばかりはとても後悔しました。



しかし人間の新陳代謝と恒常性は素晴らしいもので、
傷ができればそれを全力で塞いでもとに戻そうとするのですよね。


ひどい激痛だった手術跡も、1日経つごとに、やわらいで行きました。



てか、たしか次の日とかにもう歩けと言われて歩いた記憶が…^^;


これもよく聞きますね、手術の次の日から歩け歩け言われて歩かされた、というお話。


腸閉塞を防止するために。



思ってるより、結構歩けるものなんです。


問題は、歩くより辛い、咳やくしゃみ。


咳やくしゃみをする時って、腹筋を使っているんだなとよく分かります😅


悶絶モンで痛いです(笑)


手術が終わり数日もしないうちに主治医(執刀医でもあった)が来て、
術中の説明をしてくれました。


やはり腹腔内に無数に病巣が散っていたとのこと
見える範囲で全てレーザーで焼いたとのこと


「これで生理痛、軽くなるといいね」
と説明の最後に言われ、


「はい!」と私は晴れ晴れとした気持ちで答えました。


もうあの生理痛からは解放されたとこの時90%くらい、信じていました。


でも。

残り10%で、
「本当に治ったんだろうか」
という疑問がありました。


この疑問は現実のものとなりました。



続きます。



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