毎年11月末は味噌煮
単身、二人世帯が増え民宿数が減っていくのに比例するかのように
味噌を煮る家は年々減ってきている
それでも我が家のばばは今年も大豆を育て収穫し味噌煮まで頑張れた
炊き上がった大豆のにおいで子供の頃食べた大豆の燻製を思い出した
その頃、居間には大きな囲炉裏があった、その上には四角い柵状の火棚が吊るされていた
そこにはいつも串刺しの焼いた魚がかかっていた、魚は煙に燻され飴色だった
味噌煮の朝、炊き上げられた大豆を縫糸で数珠状にしてから火棚に吊るしておく
学校から帰って来る頃には豆はしわっとして飴色になり、噛めば噛むほど甘かったのを覚えている.........味噌煮の日のおやつだった、今は誰もしないがとても美味しかった
塩.麹.大豆.少量の水をこね合わせるのは力がいる
一秋中の磯タコ捕りで鍛えた足腰、もうすぐ軒下にタコのカーテンがかかるでしょう
ばばの味噌煮
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味噌煮の時期が来ると、年の瀬を感じるね。この写真で味噌煮の過程を初めて見たよ。
偶然、通りかかって思わずシャッター切っちゃった
そのあと、木桶にどっしりと味噌を入れて裏山の味噌小屋まで担いで行った
島のおなごしょは丈夫で元気だわ