ベルト・バックル修理 革漉き・裁断 伊東金属製作所

革ベルトやバックルの修理、革漉き、革の型抜きその他、幅広く紹介して行きます。

DIESEL バックルピン交換と糸ほつれ直し

2023-02-24 07:13:50 | ディーゼル修理

ディーゼルのベルト修理になります。
バックルピンが亜鉛で出来ている為、折れています。
亜鉛は硬いですが粘性がないので、不用意に力が掛かり過ぎると、ポキッと折れてしまいます。
それとバックルを留めている糸もほつれています。


通常、このような留め方の場合4か所で糸が繋がっているのですが、このベルトは落としミシンというやり方で、4か所それぞれ独立していましたので、1か所だけ修理です。


バックルピン交換、糸解れ修理して完成です。
このバックルのメッキはダールと言って、黒塗装に近いものですが、ダールのピンは在庫がありませんので、黒ニッケルメッキの表面を加工して、光沢を落としてなじませるような仕上げにしています。

修理の作業受付はメールかLINEで受付していますので、必ず画像を添えてご連絡お願いいたします。
バックルがどのような状態か確認したいので、お電話では受け付けできかねます。
是非、ご協力よろしくお願いいたします。

持ち込みはワクチン3回以上接種済みの方のみお引き受けします。
その際もまずは画像送付お願いしています。
作業できないものもありますので、無用な接触は避けさせていただいています。
ご理解よろしくお願いいたします。
私は5回接種済みです。

伊東金属製作所
info@itokinzoku.co.jp
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土日祝のご連絡は翌営業日になります。
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ディーゼルベルト トップバックル ギボシ折れ

2023-02-02 07:30:27 | ディーゼル修理

ディーゼルのベルト修理(ギボシ折れ)です。
バックル自体は大量生産で安価な亜鉛ダイキャスト製なので、固くて脆い材質ですから、粘りがなく、ある一定の負荷を超えると、ぽきっと逝ってしまいます。
亜鉛ダイキャストは、金型を作るイニシャルコストは掛かりますが、亜鉛自体融点が低い金属なので、金型に対する攻撃性も低く、数千以上の大量生産に適しています。
もちろん、コスト回収という意味合いでしたら、数百からでも使われることの多い製法です。
量産時の単価が圧倒的に安くなるのです。
ざっくり日本で作った場合のコストで言うと、金型数十万、バックル単価数十円といったところでしょうか。
昨今では材料の値段も上がっているので、もしかしたら100円超えることもあるかもしれません。
もちろんメッキはまた別で、あくまでバックルの成形に限った話です。


イモネジを使って継ぎ足しています。
金型作らない限り、同じようには戻りませんので、それでは修理としては金額が現実的ではありません。
あくまで冷間での作業になります。
熱間で行えば、バックルのメッキ、塗装も全てダメになってしまいます。

修理の作業受付はメールかLINEで受付していますので、必ず画像を添えてご連絡お願いいたします。
ベルトがどのような状態か確認したいので、お電話では受け付けできかねます。
是非、ご協力よろしくお願いいたします。

持ち込みはワクチン3回以上接種済みの方のみお引き受けします。
その際もまずは画像送付お願いしています。
作業できないものもありますので、無用な接触は避けさせていただいています。
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私は5回接種済みです。

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バックルピン折れ修理 ディーゼル バリー ノンブランド

2023-01-26 07:29:44 | ディーゼル修理

ディーゼルのピン折れ修理です。
ディーゼルのバックルは亜鉛なので折れやすいです。
亜鉛は硬くて脆い特性があります。


真鍮製のピンを取り付けています。
真鍮は亜鉛と銅の合金で、亜鉛に粘性を持たせた性質を持っていますので、曲げに対して粘り強くなります。


こちら、バリーのバックルです。
根元の部分が残っているので切除して取り除きます。


この部分を取り除くのが一番厄介なのです。


そして代替のピンを取り付けます。


こちらもピン折れ修理です。


この折れ口の色、断面、これが亜鉛のピンの折れ口です。


交換完了です。

修理の作業受付はメールかLINEで受付していますので、必ず画像を添えてご連絡お願いいたします。
ベルトがどのような状態か確認したいので、お電話では受け付けできかねます。
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その際もまずは画像送付お願いしています。
作業できないものもありますので、無用な接触は避けさせていただいています。
特にここのところコロナ感染者も増えてきましたので、注意したいと思っています。
ご理解よろしくお願いいたします。
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DIESELベルト バックル折れ

2022-08-31 07:13:31 | ディーゼル修理

ディーゼルのベルト修理です。
ディーゼルのバックルは大量生産では安価な製法である亜鉛のダイキャストで作られているので、
硬いことは硬いのですが、素材に粘性がないため一定の力以上掛かってしまうとポキッと折れてしまいます。
あと亜鉛のダイキャストは、ダイキャスト屋さんが下手だと経年で脆くなることもあります。
今回のこの修理は北海道のお客様からの依頼ですが、札幌市内で聞いて廻ってもどこも修理を断られたという事でした。


折れ口がこのようなシルバーというか灰色というか、この色の断面でこの折れ方は間違いなく亜鉛です。


バックル側面に穴を開けてそこから新しい軸を通します。
一部企業秘密な部分もあるので、そこは写していないです。


修理痕が目立たないように、修理作業はベルト装着時の下側のみに穴を開けて修理しています。

修理の作業受付はメールかLINEで受けしていますので、必ず画像を添えてご連絡お願いいたします。
どのようなベルトがどのような状態か確認したいので、お電話では受け付けできかねます。
是非、ご協力よろしくお願いいたします。

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作業できないものもありますので、無用な接触は避けさせていただいています。
ご理解よろしくお願いいたします。
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ディーゼル バックルピン修理

2022-07-29 08:40:43 | ディーゼル修理

ディーゼルのベルトです。
ディーゼルのバックルは折れやすい亜鉛で出来ているので、こういった不具合が多いです。


根元を折って取り外して、新しいピンに交換しました。
交換するピンは折れにくい真鍮のピンを使っています。


こちらのディーゼルもピン折れです。


特殊な形でしたのでバックルを外しました。


折れ口が灰色、亜鉛ですね。


新しいピンを取り付けるために形を整えます。


アルミ板を巻いてできるだけ凹凸を無くしました。


新しいピンを取り付けて再縫製です。

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どのようなベルトがどのような状態か確認したいので、お電話では受け付けできかねます。
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