ベルト・バックル修理 革漉き・裁断 伊東金属製作所

革ベルトやバックルの修理、革漉き、革の型抜きその他、幅広く紹介して行きます。

エルメスバックルメッキ直し(ゴールドサテーナ→ゴールド光沢)

2024-01-20 07:28:50 | エルメス修理

こちら、リピート依頼のお客様からです。
以前にも他のバックルを直しております。
ゴールドサテーナという、筋状に模様を入れて艶を落とすメッキです。
年代的に結構古い思います。
と、言いますのも、数十年前は確かにこういった黄色っぽいゴールドが流行った時代もありましたが、
今はどちらかというと、ゴールドでもあまり黄色味のないメッキが主流となっているからです。

変な例えですが、スナックに行くとパンチパーマのおじさんが、自分の名字の入った金の指輪を付けていたような時代?
あの頃は、黄色いゴールドが流行っていました。


背面の状態です。
メッキ直しの場合は、背面の艶消し加工はできませんので、光沢仕上げに変わります。


側面のロゴです。
このロゴは年代により数種類の大きさ、フォントを確認しています。
このロゴの大きさ、形だけでは真贋ははっきりわかりません。
ちなみにこのバックルは本物です。
偽物は比重が違い、使われている材質がより安価なものですので、メッキ直しの加工もできません。


メッキ直しの納期は約1か月ほど見ていただいておりますので、余裕をもってご依頼ください。
急に、冠婚葬祭等で使いたいので、いつまでに・・といったご要望は、この作業に関しては承れません。


背面は前述の通り、光沢仕上げに変わります。
これはベルト通しやダボが邪魔して、表面処理する治具が入らないからです。


側面のロゴも元のままです。

メッキお直しのご依頼、承れるのは、エルメスのH型バックル及び、エブリンです。
それとダンヒルの丸に「d」のバックルになります。
使われている素材の問題で、これ以外の作業はできません。
また表面は平滑なものに限ります。

修理の作業受付はメールかLINEで受けしていますので、必ず画像を添えてご連絡お願いいたします。
バックルがどのような状態か確認したいので、お電話では受け付けできかねます。
是非、ご協力よろしくお願いいたします。
画像は正面と背面の2点を添付願います。

留守がちなので、持ち込みは予約制で徒歩圏内の方に限り受け付けます。自転車圏内もありです。
電車、車使う範囲の方は、宅急便でお願いします。
ですが、持ち込みの際もまずは画像送付お願いしています。
作業できないものもありますので、事前確認必須となっています。よろしくお願いいたします。

伊東金属製作所
info@itokinzoku.co.jp
LINE ID:itokinzoku



土日祝日の受信は翌営業日の朝に返信してます。


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エルメス エブリン バックルメッキ直し

2023-11-08 07:14:05 | エルメス修理

久しぶりにエブリンのご依頼をいただきました。
コンスタンス同様、表面が平滑ですので、研磨作業ができます。
凹凸のあるバックルは研磨できません。


作業前の背面です。
背面の艶消し処理はできませんので、光沢仕上げになります。


作業完了後です。
綺麗になりました。
同じようにシルバー艶消しで加工しています。
一旦メッキをすべて剝がしてから、地金の表面を研磨して傷を取り除きます。
浅い傷は研磨で消えますが、深い打痕は残ってしまいます。
納期は1か月程度いただいています。


裏面はこのような光沢仕上がりです。

他に作業できるのはエルメスのコンスタンスで表面の平滑なもの、凹凸加工がしてあるものは作業できません。
それとダンヒルの丸にdのデザインのバックルのみとなります。
他のバックルのお問い合わせをいただきますが、これ以外は一切できません。
よろしくお願いいたします。

メールかLINEで画像を添えてご連絡ください。
画像は表面と裏面の2点をお願いします。
お電話では受付できません。

伊東金属製作所
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土日祝のご連絡は翌営業日になります。

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エルメス バックルメッキ直し

2023-09-08 07:15:51 | エルメス修理

エルメスのバックル、メッキ直しです。
左は艶消し、右は光沢です。
どんなバックルでもできるだろうと、よく他のバックルの修理依頼のご連絡をいただきますが、バックルのメッキ直しは未知のものは作業できません。
材質によってはメッキの剥離作業でバックルが溶融してしまうこともある危険な作業です。
弊社ブログ、HPで紹介されているものと同じもの以外の作業はお断りしています。
検証済み以外のバックルの作業はできません。


背面の状態です。
オリジナルは艶消し加工がされていますが、それはダボとベルト通しを取り付ける前に行っているので、今の状態では同じような加工はできません。
背面は光沢仕上げになります。


側面のエルメスのロゴです。
このロゴは数種類あることを確認しています。
ロゴだけで真贋を判定するのは早計というものです。
実際の真贋は比重を測れば簡単にわかります。
メッキ直し作業ではコピー品は作業できません。
それはバックルの材質が真鍮ではなく、安価な亜鉛合金だからです。
亜鉛の場合、メッキ直しの作業をするとバックル自体が溶融してダメになってしまいます。


メッキ直し後の画像です。
納期は約一か月掛かります。
艶消しは艶消しのままに、光沢は光沢のままにという指示でした。
もちろん、反転もできますし、ゴールドに変更もできます。


背面は前述の理由で光沢仕上げになります。

修理の作業受付はメールかLINEで受けしていますので、必ず画像を添えてご連絡お願いいたします。
バックルがどのような状態か確認したいので、お電話では受け付けできかねます。
是非、ご協力よろしくお願いいたします。
画像は正面と背面の2点を添付願います。

留守がちなので、持ち込みは予約制で徒歩圏内の方に限り受け付けます。自転車圏内もありです。
電車、車使う範囲の方は、宅急便でお願いします。
ですが、持ち込みの際もまずは画像送付お願いしています。
作業できないものもありますので、事前確認必須となっています。よろしくお願いいたします。

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エルメス ベルトバックルメッキ直し 色変更

2023-07-04 07:51:20 | エルメス修理

エルメスのバックルメッキ直し、2点紹介します。
まずこちらは色変更なし、シルバーからシルバーへの直しです。


背面の状態です。
かなり変色しています。


側面のロゴ、このロゴの種類はいくつか存在ます。


こちらはゴールド艶消しといわれる、すり模様入りのサテーナ仕上げのものです。


背面はきれいです。
メッキ直しの場合、背面は光沢仕上げのみとなります。


側面のロゴです。先ほどとは違うものですが、どちらも本物です。


まずは色変更なしのもの。


側面のロゴ


こちらはゴールドからシルバー艶消しへ変更、ニッケルサテーナというメッキです。


背面は光沢仕上げになります。
バックルとなっている状態ではベルト通しとダボが邪魔して、艶消し加工ができません。
ちなみに写真撮り忘れていますが、色変更なしのバックルもこのように同様に仕上がっています。
変色もきれいに直っています。


背面のロゴです。

バックルのメッキ直しは未知のものは作業できません。
材質によってはバックルが溶融してしまうこともある危険な作業です。
弊社ブログ、HPで紹介されているものと同じもの以外の作業はお断りしています。
納期は約一か月ほど掛ります。

修理の作業受付はメールかLINEで受けしていますので、必ず画像を添えてご連絡お願いいたします。
バックルがどのような状態か確認したいので、お電話では受け付けできかねます。
是非、ご協力よろしくお願いいたします。
画像は正面と背面の2点を添付願います。

持ち込みはワクチン3回以上接種済みの方のみお引き受けします。
その際もまずは画像送付お願いしています。
作業できないものもありますので、無用な接触は避けさせていただいています。
ご理解よろしくお願いいたします。
ちなみに私は4回接種済み、今月5回目接種の予定です。

伊東金属製作所
info@itokinzoku.co.jp
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エルメス バックルメッキ直し ゴールドからシルバーへ

2023-06-02 07:26:29 | エルメス修理

エルメスのH型バックルコンスタンスのメッキ直し、色変更です。


側面のロゴ、このロゴは数種類確認していますので、このロゴだけが本物というわけではありません。


背面の状態。
背面、艶消し加工されていますが、メッキ直しの場合、これは行えません。


メッキはいったんすべてはがして、傷を研磨して取り除いてから再度メッキします。
あまり深い傷は取り除ききれない場合があります。


側面のロゴ


背面はこのように光沢仕上げになります。

修理の作業受付はメールかLINEで受けしていますので、必ず画像を添えてご連絡お願いいたします。
バックルがどのような状態か確認したいので、お電話では受け付けできかねます。
是非、ご協力よろしくお願いいたします。
画像は正面と背面の2点を添付願います。

持ち込みはワクチン3回以上接種済みの方のみお引き受けします。
その際もまずは画像送付お願いしています。
作業できないものもありますので、無用な接触は避けさせていただいています。
ご理解よろしくお願いいたします。
ちなみに私は4回接種済み、今月5回目接種の予定です。

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