ベルト・バックル修理 革漉き・裁断 伊東金属製作所

革ベルトやバックルの修理、革漉き、革の型抜きその他、幅広く紹介して行きます。

ルイヴィトンのベルト リバーシブル軸折れ4件

2024-02-15 07:14:23 | ルイヴィトン修理

ルイヴィトンのベルトで多い故障です。
回転軸が折れて、バックルとベルトが真っ二つです。


ネジが切ってある根元が折れるのがほとんどです。



分解して軸を交換します。


修理完了です。


ベルト通しのネジが1本なかったので作りました。
同じネジではないですが、無いよりは良いはずです。


同じく軸折れのルイヴィトンのベルトです。


折れる場所は決まっています。


残ったネジを取り除きます。


軸を交換して再び連結です。


同じく・・・(以下略
しかも瞬間接着剤がベタベタに着いてます。
取り除くの大変なので、この場合は追加作業となってしまいます。
くれぐれも瞬間接着剤では着けようとしないことをお勧めします。


これも同じですね。


残ったネジを取り除いて軸が入るようにします。


修理完了です。


更に同じ故障のルイヴィトンのベルト


いずれの修理もそうですが、修理しても回転は問題なく可能です。


修理完了。

ルイヴィトンのベルトのリバーシブルベルト修理は費用は税別5000円程度です。
ご依頼はお電話ではなく、LINEかPCメールで実物の画像をお送りください。
お電話では状態が見えませんので受付できかねます。
持込もいきなりの持ち込みは、多忙につきお断りしています。

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ルイヴィトンとグッチのベルトカット

2024-02-13 07:27:33 | ルイヴィトン修理

ルイヴィトンのベルトカットです。
裏のネジを外せばカットはできるのですが、穴の位置を合わせたりするのが少しコツがいるので、
ご自身でチャレンジされる方はご注意ください。
ズレてしまうと大惨事になります。


こちらのルイヴィトンのベルトはちょっと難易度高いので、ご依頼いただいた方が良いかと思います。
稀に裏ブタのネジがどうしても緩まない個体がありまして、その場合は作業中断となります。


こちらはグッチのベルトカットです。
六角ネジなのですが、一般家庭にはないサイズですので、わざわざ工具を用意するのでしたらご依頼いただいた方が良いかもしれません。


17cmカットしました。

修理の作業受付はメールかLINEで受付していますので、必ず画像を添えてご連絡お願いいたします。
ベルトがどのような状態か確認したいので、お電話では受け付けできかねます。
多忙のため、お電話での問い合わせはお控えいただくようご協力よろしくお願いいたします。

留守がちなので、持ち込みは予約制で徒歩圏内の方に限り受け付けます。自転車圏内もありです。
電車、車使う範囲の方は、宅急便でお願いします。
ですが、持ち込みの際もまずは画像送付お願いしています。
作業できないものもありますので、事前確認必須となっています。よろしくお願いいたします。

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ルイヴィトンベルト 根元からバックルピンが折れた

2024-02-09 07:25:52 | ルイヴィトン修理

ルイヴィトンのベルト修理です。
根元からバックルピンが折れてなくなっています。
20年前くらいまでのルイヴィトンはこんな故障しなかったのですが、コストダウンが進んだ結果でしょう。
ディーゼルやエナジーなどに代表される、ハイブランドよりも遥かに低い価格帯のカジュアルべルトなんかと同じ故障をするようになりました。
昭和の日本では御法度とされていた材質で作られてます。
もちろん、こうなるのはわかっているので御法度なのですが。


ピン交換になります。
こちらのピンは折れるようなことはありません。
いや、絶対とは言いませんが、弊社の歴史の中でバックル製作が主製品だった時期と同じものを使っていますし、
今までのバックル出荷数は数千万個になると思いますが、バックルピンが折れたという返品は聞いたことがありませんので、
確率からすると99.99999%以上折れないということになります。


こちらも同じ故障です。
同じ故障があること自体、商品に問題が無いわけではないでしょう。
それでも求める人がいるのですから成り立つのですが。
令和の時代、ハイブランド品に品質を求めてもそれは無理というものでしょう。
他のハイブランド品も含めての私見ですが。

恐らく製造原価だけ考えると、原価率は10%程度と考えられます。
その他、つまり80%以上はブランドイメージ戦略にコストが掛かるということでしょう。
店舗運営や広告費などの販管費がほとんどだと思います。
運営する側も楽ではないと思います。

ということは単純に考えて、仮に5万円だとしても、ベルトに1万円、ブランドイメージに4万円払う計算になります。
これはすべて私の知識に基づく想像ですけど。


こちらも昭和の時代から変わらないクオリティのピンに交換しています。
ピンより先にバックル本体の方が折れそうです。

修理の作業受付はメールかLINEで受付していますので、必ず画像を添えてご連絡お願いいたします。
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京都のお客様からルイヴィトンのリバーシブル修理を2本預かりました

2024-02-01 07:17:59 | ルイヴィトン修理

まずは1本目の修理です。


ルイヴィトンによくある、軸が折れた故障でした。
こちらは難なく修理できました。


そしてこちら、御父上のものだそうです。
送るなら一緒に修理してくれとのことらしいですが、このベルトはかなり問題です。
まあ、瞬間接着剤ががちがちに付いているので、それは除去しますが、それ以上に問題を抱えていました。


この穴、バネが引っ掛かって保持するのですが、穴が大きくなってしまっていて、これではバネが引っ掛かりません。


前出のルイヴィトンの同じパーツです。
本来はこのように中に段が付いています。


まあ、なんとかバネは引っ掛かったのですが、どのくらいの強度が保てるのか心配ですし、もう一度抜けたら直しようがありません。
ちょっと心配ではありますので、これでもう一度壊れたら、ちょっと直しようがない旨をお伝えしてご了承いただきました。
これ以上は部品が入手できない限り、私にはどうすることもできません。

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ルイヴィトン エピからタイガへベルト交換

2024-01-26 07:17:19 | ルイヴィトン修理

何度か修理依頼いただいているお客様からのご依頼です。
ルイヴィトンのベルトを交換して欲しいとのことです。


このマイナスネジを緩めれば交換できるのですが、確かに、このマイナスネジはちょっと特殊で、一般家庭にあるドライバーだと入らないかもしれません。
また、ネジも真鍮製ですので、硬度は「鉄のドライバ>真鍮のネジ」ですから、頭も舐めやすいですね。


装着されているベルトも、交換するベルトもルイヴィトンなのですが、これって、交換用ベルトとしてルイヴィトンが販売しているのでしょうか?
どちらも純正というか、本物です。


交換完了です。
工具さえあれば難しくないですが、こういった作業が苦手な方もいらしますのでね。
リピートのお客様ですから、作業代はお気持ち程度だけいただきました。

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