評価★★★【3点】
入店時「ごめんください」と入って誰もいないからと
カウンターに回り込んで他人の飲みかけのコーヒーを
手に持ち何気に匂いを嗅ぐ行為って変態ですか。
◆
全米各地の銀行を襲い、どんな金庫も爆破の技術で突破してきた
凄腕の強盗トム・カーター。
証拠を残さず、死傷者も出さない華麗な手口で、
いまや伝説的存在となっていた彼だったが、運命の女性
アニーと出会ったことで、罪を償い人生をやり直すべく自首を決意する。
しかし2人のFBI捜査官がカーターを罠に嵌め、
彼が保管していた現金の横領を画策。
さらに、愛するアニーにも危害が及ぶに至って、
ついに怒りを爆発させるカーターだったが…。
<allcinema>
◆
リーアム・ニーソンといえば『96時間』シリーズで
「もっとも頼れるお父さん」という名コピーが生まれました。
以降、リーアム・ニーソンの新たな魅力として爆発的人気を博し
似たようなアクション映画で興行収入的に大儲けしたはずですが
さすがに現在の年齢(70歳)になってからは
肉弾戦ひとつをとってもテンポが遅くマッタリ感は否めない。
高年齢スタートだった『96時間』(当時56歳)はまだしも
70歳になってもまだ、こういう映画に出ようとする意気込みだけは
尊敬に値するし、どこまで出演し続けるかを見守る意味でも
お爺ちゃんアクションスターとして頑張ってほしいところ。
最近のリーアム主演作品で面白かったのは『スノー・ロワイヤル』。
2019年の作品だから体力の衰えはあったものの
演出にタランティーノテイストが付加された分、
ブラックな笑いどころがあって最後まで飽きさせない作りだった。
本作品の方はといえば、ヒロインに恋するピュアな強盗で
これはこれでアクション減らしながらも尺を稼ぐという
映画製作者側のファイナル・プランだったと予想したんだけどね。
全体的に登場人物の奥行き感が浅すぎて、ストーリーも淡白で単純。
贅沢なコマを使ってる割に、見どころがないのは残念すぎる。
◆
【今週のツッコミ】
・ヒロインとの出会いが変態親父っぽかったのに
普通に受け入れた彼女は、まさにカウンセラーの卵だな。
・やたら哀愁に浸るFBI捜査官がひとり。
この人物をもっとうまく生かすべきだった。
・凄腕銀行強盗の腕前をしっかり披露しないと誰も納得しない。
爆弾の起爆装置をつけ忘れたっていうのは単なるネタか。
・ロバート・パトリック老けすぎだろ。しかも呆気ないし。
・本作のFBI捜査官では「トレーニング・デイ」にはなれない。
・カメラの記憶媒体奪うのに手こずり過ぎでしょ。
あれで脈がないって言われて「死んだな」と納得するアホ捜査官。
・9000万ドル全額返済し自首したいのに相手にされない辛さって。。。
--------------------------------------------------------------------------------
監督:マーク・ウィリアムズ
脚本:スティーヴ・オルリッチ、マーク・ウィリアムズ
音楽:マーク・アイシャム
出演:リーアム・ニーソン、ケイト・ウォルシュ、ロバート・パトリック
『ファイナル・プラン』
入店時「ごめんください」と入って誰もいないからと
カウンターに回り込んで他人の飲みかけのコーヒーを
手に持ち何気に匂いを嗅ぐ行為って変態ですか。
◆
全米各地の銀行を襲い、どんな金庫も爆破の技術で突破してきた
凄腕の強盗トム・カーター。
証拠を残さず、死傷者も出さない華麗な手口で、
いまや伝説的存在となっていた彼だったが、運命の女性
アニーと出会ったことで、罪を償い人生をやり直すべく自首を決意する。
しかし2人のFBI捜査官がカーターを罠に嵌め、
彼が保管していた現金の横領を画策。
さらに、愛するアニーにも危害が及ぶに至って、
ついに怒りを爆発させるカーターだったが…。
<allcinema>
◆
リーアム・ニーソンといえば『96時間』シリーズで
「もっとも頼れるお父さん」という名コピーが生まれました。
以降、リーアム・ニーソンの新たな魅力として爆発的人気を博し
似たようなアクション映画で興行収入的に大儲けしたはずですが
さすがに現在の年齢(70歳)になってからは
肉弾戦ひとつをとってもテンポが遅くマッタリ感は否めない。
高年齢スタートだった『96時間』(当時56歳)はまだしも
70歳になってもまだ、こういう映画に出ようとする意気込みだけは
尊敬に値するし、どこまで出演し続けるかを見守る意味でも
お爺ちゃんアクションスターとして頑張ってほしいところ。
最近のリーアム主演作品で面白かったのは『スノー・ロワイヤル』。
2019年の作品だから体力の衰えはあったものの
演出にタランティーノテイストが付加された分、
ブラックな笑いどころがあって最後まで飽きさせない作りだった。
本作品の方はといえば、ヒロインに恋するピュアな強盗で
これはこれでアクション減らしながらも尺を稼ぐという
映画製作者側のファイナル・プランだったと予想したんだけどね。
全体的に登場人物の奥行き感が浅すぎて、ストーリーも淡白で単純。
贅沢なコマを使ってる割に、見どころがないのは残念すぎる。
◆
【今週のツッコミ】
・ヒロインとの出会いが変態親父っぽかったのに
普通に受け入れた彼女は、まさにカウンセラーの卵だな。
・やたら哀愁に浸るFBI捜査官がひとり。
この人物をもっとうまく生かすべきだった。
・凄腕銀行強盗の腕前をしっかり披露しないと誰も納得しない。
爆弾の起爆装置をつけ忘れたっていうのは単なるネタか。
・ロバート・パトリック老けすぎだろ。しかも呆気ないし。
・本作のFBI捜査官では「トレーニング・デイ」にはなれない。
・カメラの記憶媒体奪うのに手こずり過ぎでしょ。
あれで脈がないって言われて「死んだな」と納得するアホ捜査官。
・9000万ドル全額返済し自首したいのに相手にされない辛さって。。。
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監督:マーク・ウィリアムズ
脚本:スティーヴ・オルリッチ、マーク・ウィリアムズ
音楽:マーク・アイシャム
出演:リーアム・ニーソン、ケイト・ウォルシュ、ロバート・パトリック
『ファイナル・プラン』
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