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囚われた国家

2020年05月30日 17時49分37秒 | 映画 た行
評価:★★★【3点】


せっかく侵略されたんだからもっと宇宙人を出してください。



2027年、シカゴ。
地球外生命体による突然の侵略から9年。
アメリカ政府は“統治者”と呼ばれるエイリアンの傀儡と化し、
人々は徹底した監視の下に置かれていた。
貧富の差はかつてないほど拡大し、
自由を求める人々によって秘かにレジスタンス・グループが
結成されていた。
彼らは市内スタジアムで開催される統治者による
団結集会を狙って周到な爆弾テロを計画していたが…。
<allcinema>



地球規模の未曽有の事件に対し、それに対抗する組織が
余りに小規模すぎるのが気になった。
悪を根絶する最短な方法として、組織のトップを崩す方法は
今や善悪問わず常識となっていて、
本作もそういった敵との闘い方に焦点を当てたのは
ある意味、低予算で完結できる最良のアイデアではなかろうか。

この映画の良いところは、等身大目線で描いているところ。
悪いところはレジスタンスの計画自体が分かりにくく
登場人物の行動の目的がハッキリしないところだ。
この辺りで、襲ってくる睡魔との闘いがとにかく辛い。

地球外生命体による地球侵略を阻止する映画で思い出すのは
『宇宙戦争』『第9地区』『世界侵略: ロサンゼルス決戦』など
多数の映画が存在するけど、本作はどちらかというと
VFXを極力排したことにより、人間ドラマの占める割合が多く
上手く作れば秀作レベルになったはずなのだが
それを考えると、この脚本では若干物足らないのは仕方ない。



【今週のツッコミ】

・人型ハリネズミ?それとも人型ウニ?
 側をこじり取ったらウニだった、みたいな。

・傀儡政府(かいらいせいふ)とはエイリアンによる操り政府。

・本作品は警察ジョン・グッドマンのサクセス・ストーリーだ。

・高級娼婦ヴェラ・フォーミガの音楽センスにウットリ。
 ラストで驚愕の種明かし。

・冒頭5分の緊張感は歴代侵略映画を凌駕する(ホントか)
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監督:ルパート・ワイアット
脚本:デヴィッド・クロケット/ルパート・ワイアット
音楽:ロブ・シモンセン
出演:ジョン・グッドマン/アシュトン・サンダーズ/ジョナサン・メジャース

『囚われた国家』

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