評価:★★★★☆【4.5点】
なぜこれほど大ヒットしてる?という好奇心から本作をチョイス。
◇
千年ぶりとなる彗星の接近を1ヵ月後に控えた日本。
山深い田舎町で鬱屈した毎日を過ごし、
都会の生活に憧れを抱く女子高生の三葉。
ある日、
夢の中で自分が東京の男子高校生になっていることに気づき、
念願の都会生活を満喫する。
一方、東京の男子高校生・瀧は、
山奥の田舎町で女子高生になっている夢を見る。
そんな奇妙な夢を繰り返し見るようになった2人は、
やがて自分たちが入れ替わっていることに気がつく。
戸惑いつつも、メモを残してやりとりしながら、
少しずつ事実を受け止めていく瀧と三葉。
ところが、互いに打ち解けてきた矢先、
2人の入れ替わりは突然起こらなくなってしまう。
そこで瀧は、夢の記憶を頼りに三葉に会いに行こうと
決心するのだったが…。
<allcinema>
◇
これほどまでに何故このアニメ映画がウケるのか。
初公開からすでに2ヵ月になろうとしてるが、まるで衰えを知らない本作。
ロング上映、しかも新作並みの上映回数を未だ維持してる理由とは?
その辺りが気になり個人的検証を兼ね本日TOHOシネマズデーで観てきた。
面白い!大ヒット驀進中の理由がよくわかった!
巷で言われていた高画質な映像は一見の価値あり!らしいが
これは、ワタシ的にそれほどでもなく、
今ではモーションキャプチャーを駆使したCGアニメがあるわけで
それと比べれば、そこまで評価するほどではない。
もちろん、限られた時間と予算の関係性も絡んでいるけど。
それよりも、この映画が魅力的なのはストーリーそのもの。
SFファンタジーであり、見知らぬ男女がふとした偶然を機に
互いを意識せざるを得ない状況に追い込まれ
いつしか直接逢ってみたい逢わずにいられない衝動に駆られるが
そこはメロドラマということで、いくつもの障害が立ちはだかる。
逢えそうで逢えない、そのうち逢えるはずがない理由が!
単なるメロドラマの域をはるかに超えた壮大なストーリー。
できることなら、このアニメ作品を是非とも実写版で観てみたいものだ。
【今週のツッコミ】
・ラストに近づくにつれ主人公ふたりは逢えるの逢えないの?と
ハラハラドキドキしっぱなし。もし逢えないとなると
最終的に監督の人間性にまで言及したくなるほどだった。
サイコパスでなくてよかったわ
・三葉の妹が毎回怒って襖を閉める動作が面白すぎる。
・口噛み酒、普通なら絶対飲みたくないが、あの状況なら飲むね(笑)
・映画の内容と中島みゆきの「糸」の歌詞がワタシの中でリンクする。
・ひとって中身が入れ替わると不思議と大胆になるのね。
映画では主人公ふたりが俄然モテ期に突入したからね(笑)
・こういうのを運命の糸というのだろうか。
3年前の出来事と知ったときは足元の階段が崩れおちる感覚だった。
・続編希望!サザエさんのような家族になっていたとしても
これだけの激動を体験してきたのだからゆっくりさせてあげたい。
-----------------------------------------------------
監督:新海誠
脚本:新海誠
音楽:RADWIMPS
出演:神木隆之介/上白石萌音/長澤まさみ/市原悦子/
『君の名は。』
なぜこれほど大ヒットしてる?という好奇心から本作をチョイス。
◇
千年ぶりとなる彗星の接近を1ヵ月後に控えた日本。
山深い田舎町で鬱屈した毎日を過ごし、
都会の生活に憧れを抱く女子高生の三葉。
ある日、
夢の中で自分が東京の男子高校生になっていることに気づき、
念願の都会生活を満喫する。
一方、東京の男子高校生・瀧は、
山奥の田舎町で女子高生になっている夢を見る。
そんな奇妙な夢を繰り返し見るようになった2人は、
やがて自分たちが入れ替わっていることに気がつく。
戸惑いつつも、メモを残してやりとりしながら、
少しずつ事実を受け止めていく瀧と三葉。
ところが、互いに打ち解けてきた矢先、
2人の入れ替わりは突然起こらなくなってしまう。
そこで瀧は、夢の記憶を頼りに三葉に会いに行こうと
決心するのだったが…。
<allcinema>
◇
これほどまでに何故このアニメ映画がウケるのか。
初公開からすでに2ヵ月になろうとしてるが、まるで衰えを知らない本作。
ロング上映、しかも新作並みの上映回数を未だ維持してる理由とは?
その辺りが気になり個人的検証を兼ね本日TOHOシネマズデーで観てきた。
面白い!大ヒット驀進中の理由がよくわかった!
巷で言われていた高画質な映像は一見の価値あり!らしいが
これは、ワタシ的にそれほどでもなく、
今ではモーションキャプチャーを駆使したCGアニメがあるわけで
それと比べれば、そこまで評価するほどではない。
もちろん、限られた時間と予算の関係性も絡んでいるけど。
それよりも、この映画が魅力的なのはストーリーそのもの。
SFファンタジーであり、見知らぬ男女がふとした偶然を機に
互いを意識せざるを得ない状況に追い込まれ
いつしか直接逢ってみたい逢わずにいられない衝動に駆られるが
そこはメロドラマということで、いくつもの障害が立ちはだかる。
逢えそうで逢えない、そのうち逢えるはずがない理由が!
単なるメロドラマの域をはるかに超えた壮大なストーリー。
できることなら、このアニメ作品を是非とも実写版で観てみたいものだ。
【今週のツッコミ】
・ラストに近づくにつれ主人公ふたりは逢えるの逢えないの?と
ハラハラドキドキしっぱなし。もし逢えないとなると
最終的に監督の人間性にまで言及したくなるほどだった。
サイコパスでなくてよかったわ
・三葉の妹が毎回怒って襖を閉める動作が面白すぎる。
・口噛み酒、普通なら絶対飲みたくないが、あの状況なら飲むね(笑)
・映画の内容と中島みゆきの「糸」の歌詞がワタシの中でリンクする。
・ひとって中身が入れ替わると不思議と大胆になるのね。
映画では主人公ふたりが俄然モテ期に突入したからね(笑)
・こういうのを運命の糸というのだろうか。
3年前の出来事と知ったときは足元の階段が崩れおちる感覚だった。
・続編希望!サザエさんのような家族になっていたとしても
これだけの激動を体験してきたのだからゆっくりさせてあげたい。
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監督:新海誠
脚本:新海誠
音楽:RADWIMPS
出演:神木隆之介/上白石萌音/長澤まさみ/市原悦子/
『君の名は。』
3年の時差ってところはどう甘くみてもイルマーレのパクリじゃんと思うけれども、良かったからまぁいいっか。
CBCの丹野アナなどはあまり良いとは思わなかったようで、中には合わない人もいるみたい。
予告編を何度も観ていたのですが、「なんで?」の疑問はそのまま。
こうなったらダメもとで行くしかないか。ということで観ましたが
観て正解でした!(笑)
>イルマーレ
なるほど、確かにそうですね(笑)
この映画が合わないというのも、ひとそれぞれなんだなーと思いました。
男の子と女の子が入れ替わるってのは、少女漫画の常とう手段で、わたしが子供のころからありました。だから予告でまたこのパターン?と思ったんですが・・・この2人のキャラはとても気持ち良くて、最後までいい感じで見れました。
時差のずれは、予告を見たときにもしかしてと思っていましたが(これもアニメにはよくある?)、映画を観て何が驚いたかって、たった3年!!!
せめて30年くらいで、実際には会えないパターンにしてほしかった・・・(;´・ω・)
でも、この2人が現実に出会うことや、ラストの細かい説明、ここが万人うけポイントかと思った次第です。
ただ、あのスケッチで探し回るときに、たった3年しかたっていないのに、誰も知らないって。。ありえなくないですか?これは、監督の3.11の記憶を風化させないと言うメッセージなのでしょうか?
いずれにせよ、この大ヒットで、日本のアニメはジブリの他にもあるってことを言えたのは良かったです。
オールCGアニメとは違う、日本の風景を緻密に描いたアニメは大好きですから。
いくつものパターンはすでに過去からあったものなんですね。
>映画を観て何が驚いたかって、たった3年!!!
(爆)ワタシも時差に対し驚いてたんですけど、同じ驚くでも
まったく中身が違ってましたね(笑)
30年って。。。
もし、30年だったら絶対に直接会うことは出ないわけでワタシは切なすぎてダメだな~^^;
そういえば地元弐番館で新海監督作品が2本上映中なんですけど迷い中。
本作品が彼の最高傑作といわれているので他の作品はそれ以下(←決めつけるな)ということで
迷ってます(笑)
http://realsound.jp/movie/2016/10/post-2976.html
の大ヒットはなぜ“事件”なのか?
http://realsound.jp/movie/2016/09/post-2675.html
が、感動するには歳とりすぎたな~(汗
同年代だったら共感できたかもしれないけど。。。
似たような内容の作品も多々、見ちゃったので新鮮さも感じなかった~。
なかなか面白い記事が載ってますね。
本作をリピする人、興味本位で観に行く人とかいそうですよね(笑)
ワタシなんか完全に興味本位だったのですごく得した気分です(笑)
内容も時系列など整理できてない部分ありますが
そこは皆さんの解説記事などで助かってます^^;
itukaさんが『世界一キライなあなたに』をご覧になっているのを見て、へえ〜なんてチラ見
これ、なかなか楽しめましたよね。
新海誠のロマンチックさとか、時々面倒くさいなと思いつつも、嫌いになれなかったりします。
自分の中の「どうしても変われない部分」を大事にしたい気持ち、っていうのかな。
>『世界一キライなあなたに』
この作品はヒロインで元気がもらえそうな雰囲気があったし
Yahooレビューもそこそこだったのと
同じ週末の『ジェイソン・ボーン』にあまり満足できなかった理由から急遽遠方(車で30分)まで行ってきました。
本作、面白いし微妙に難解な部分を残しているので
再見族(←その言い方よしなさい)が増えるんですよね(笑)
新海誠の繊細な表現は若干説明過多な気がしますけど
ワタシ的には「ソレあるある」みたいな感じで同感しっぱなし。
変われない部分は個性であってそれは大事にしましょうよって(ありのままを主張する)エルサが言ってましたね。