満足度:★★★★【4.0点】Netflix
ブラックベリー事件という実話をベースに描く。
◆
スマートフォンの発明に貢献した企業ブラックベリー社の急成長と衰退までを実話を元に描く。
<Filmarks>
◆
ITオタクが集まるベンチャー企業が、瞬く間に成功を収め市場を席巻していく。
しかし、ビジネスパートナーとなったやり手の営業マンによって最終的に企業破綻を迎えてしまう。
主人公のいるベンチャー企業に初めて訪れた凄腕営業マンの開口一番のダメ出しが凄い!
この物語は、IT界隈で名を馳せていた若者が、革新的な携帯電話「ブラックベリー」を開発し、
その結果、市場シェアの45%という驚異的な成長を遂げ一時代を築き上げていく。
しかし、成功の背後にはもう一つの側面があった。名うての営業マンとの提携により、
企業は新たな高みに至ったが、同時に敵対的な買収の脅威に直面することになってしまう。
大手企業からの攻撃に抗うため、より多くの市場シェアを確保し株価を向上させる必要があった。
卓越したスキルを持つ凄腕営業マンは、この危機を乗り越えるため、他のIT企業から
優れたエンジニアを高額報酬で引き抜き、企業の基盤を強化する作戦に出たのである。
結果、この策略が法的な問題を引き起こし、米国証券取引委員会(SEC)に目を付けられ、
ブラックベリー社は株価操作と虚偽の資金調達に関与していたことが明るみになってしまう。
不正な手法でエンジニアを雇用していた事実から、企業は巨額詐欺の罪で告発され、
多大な刑事罰を受けることとなった。
ブラックベリー社は徐々に追い詰められ、それに抗い焦る気持ちに行動が空回りしていく。
最終的に、市場シェア0%にまで落ち、倉庫に山積みとなった自社製品のひとつを取り出し
ひっそりと動作確認する主人公の姿が切なく、この苦難の物語に深い余韻を残すことになる。
◆
【今週のひと言】
・改革派のやり手の営業マンが物語を引っ掻き回していくスリリングなドラマ。
・こうしてみると今のiPhoneは本当に凄いな~というのが改めて分かる。
・キーボード付きスマートフォンは過去映画のガジェットでよく登場してましたね。
・カナダ映画は誰一人知ってる俳優さんがいないというのも、ある意味新鮮。
・企業のなかにナイトムービー・タイムがあるのは、かなり羨ましいけど
今の時代では働き方改革で、もはや当たり前になりつつありそうだけど。
・ワタシは株はやってないけど、こういった企業間の乗っ取りには興味津々。
-----------------------------------------------------------------------------------------------
監督:マット・ジョンソン
脚本:マット・ジョンソン、マシュー・ミラー
音楽:
出演:ジェイ・バルシェル、グレン・ハワートン、マット・ジョンソン
『ブラックベリー』
ブラックベリー事件という実話をベースに描く。
◆
スマートフォンの発明に貢献した企業ブラックベリー社の急成長と衰退までを実話を元に描く。
<Filmarks>
◆
ITオタクが集まるベンチャー企業が、瞬く間に成功を収め市場を席巻していく。
しかし、ビジネスパートナーとなったやり手の営業マンによって最終的に企業破綻を迎えてしまう。
主人公のいるベンチャー企業に初めて訪れた凄腕営業マンの開口一番のダメ出しが凄い!
この物語は、IT界隈で名を馳せていた若者が、革新的な携帯電話「ブラックベリー」を開発し、
その結果、市場シェアの45%という驚異的な成長を遂げ一時代を築き上げていく。
しかし、成功の背後にはもう一つの側面があった。名うての営業マンとの提携により、
企業は新たな高みに至ったが、同時に敵対的な買収の脅威に直面することになってしまう。
大手企業からの攻撃に抗うため、より多くの市場シェアを確保し株価を向上させる必要があった。
卓越したスキルを持つ凄腕営業マンは、この危機を乗り越えるため、他のIT企業から
優れたエンジニアを高額報酬で引き抜き、企業の基盤を強化する作戦に出たのである。
結果、この策略が法的な問題を引き起こし、米国証券取引委員会(SEC)に目を付けられ、
ブラックベリー社は株価操作と虚偽の資金調達に関与していたことが明るみになってしまう。
不正な手法でエンジニアを雇用していた事実から、企業は巨額詐欺の罪で告発され、
多大な刑事罰を受けることとなった。
ブラックベリー社は徐々に追い詰められ、それに抗い焦る気持ちに行動が空回りしていく。
最終的に、市場シェア0%にまで落ち、倉庫に山積みとなった自社製品のひとつを取り出し
ひっそりと動作確認する主人公の姿が切なく、この苦難の物語に深い余韻を残すことになる。
◆
【今週のひと言】
・改革派のやり手の営業マンが物語を引っ掻き回していくスリリングなドラマ。
・こうしてみると今のiPhoneは本当に凄いな~というのが改めて分かる。
・キーボード付きスマートフォンは過去映画のガジェットでよく登場してましたね。
・カナダ映画は誰一人知ってる俳優さんがいないというのも、ある意味新鮮。
・企業のなかにナイトムービー・タイムがあるのは、かなり羨ましいけど
今の時代では働き方改革で、もはや当たり前になりつつありそうだけど。
・ワタシは株はやってないけど、こういった企業間の乗っ取りには興味津々。
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監督:マット・ジョンソン
脚本:マット・ジョンソン、マシュー・ミラー
音楽:
出演:ジェイ・バルシェル、グレン・ハワートン、マット・ジョンソン
『ブラックベリー』
Googleからやってきたエンジニアに、口ポカーンのオタクたちが面白い。
他にもコメディタッチのストーリーに大満足でした。
企業間の乗っ取り強烈でしたよね。
演じる主演の3俳優の成り切りぶりがnice!
監督、脚本も担当したマット・ジョンソンは初めて知ったカナダの俳優ですが、才能ありですね。
やはり何てったってi Phoneです!
前の会社をクビになった経緯も自分の傲慢と強引さが原因でしたが、そこ反省せずにこっちでも強引な方法でしたね。
そうそう、あのGoogleから引き抜いたエンジニアのキャリアに固まってたの笑いました。
画像はわざと粗めに撮ってて時代背景を忠実に描いてたり、テンポもいいしこの監督は才能アリです。
こうしてみるとiPhoneは本当に凄いよなって思いました。