評価★★★★【4点】
カメレオン俳優ジャレッド・レトとレディー・ガガに尽きる。
◆
運送業を営む父のもとで働く野心的な女性パトリツィアは、
憧れのブランド“グッチ”創業者の孫マウリツィオ・グッチと出会い、
恋に落ちる。
やがて2人はマウリツィオの父ロドルフォの反対を押し切り結婚する。
その後マウリツィオが会社の経営に関わるようになると、
パトリツィアは支配権を握ろうと画策し、
実権を持つマウリツィオの叔父アルドや
その息子パオロと対立していくのだったが…。
<allcinema>
◆
創業家グッチ一族を奈落の底に貶めたパトリツィア・レッジャーニ。
妻としてもらう時は野心的女性は本当に気を付けた方がいい。
パトリツィア演じるレディー・ガガの卓越した演技で
本作品を昇華させていたというのは決して言い過ぎではない。
現在まだ存命するグッチ家ご本人たちからは
マウリツィオの叔父アルドやその息子パオロを演じた俳優に
誇張しすぎたキャラクターにかなり不快感を表していたようで
特に叔父アルドの息子パオロ(ジャレッド・レト)の
精神を患っているような作り込みキャラに相当な不満を抱いたとか。
でも映画を観る我々にとって作品的に面白ければそれでいい。
映画の題材になるような家系にほど遠いワタシたちにとっては
対岸の火事どころか遠い雲の上のお話として記憶に残ればいいのだ。
◆
【今週のツッコミ】
・ジャレッド・レトのキャラクターは、ある意味『バットマン』の
ヴィランでペンギン(ダニー・デヴィート)っぽくもあった。
・グッチの店頭から出てきた叔父アルドの横にいた背の高い女性
記者団からフラッシュの嵐を受けていたのはなんと!
イタリアの大女優のソフィア・ローレンだったようですね。
・IMDbの役名にソフィア・ローレンとあって「えぇ!?」
で、どう考えてもあのシーンしか思い浮かばないってことです。
もちろん演じていたのはマダリーナ・ディアナ・ゲネアさんで
ルーマニア出身のモデル兼女優で身長180センチ。
・ゴールデングローブ女優賞にノミネートされたレディー・ガガ。
女性の内面の変化を目の表現とちょっとした仕草で演じるまでに
表現者として歌の世界につづき映画でも一世を風靡する勢い。
-------------------------------------------------------------------------------------------
監督:リドリー・スコット
脚本:ベッキー・ジョンストン、ロベルト・ベンティヴェーニャ
音楽:ハリー・グレッグソン=ウィリアムズ
出演:レディー・ガガ、アダム・ドライヴァー、アル・パチーノ
『ハウス・オブ・グッチ』
カメレオン俳優ジャレッド・レトとレディー・ガガに尽きる。
◆
運送業を営む父のもとで働く野心的な女性パトリツィアは、
憧れのブランド“グッチ”創業者の孫マウリツィオ・グッチと出会い、
恋に落ちる。
やがて2人はマウリツィオの父ロドルフォの反対を押し切り結婚する。
その後マウリツィオが会社の経営に関わるようになると、
パトリツィアは支配権を握ろうと画策し、
実権を持つマウリツィオの叔父アルドや
その息子パオロと対立していくのだったが…。
<allcinema>
◆
創業家グッチ一族を奈落の底に貶めたパトリツィア・レッジャーニ。
妻としてもらう時は野心的女性は本当に気を付けた方がいい。
パトリツィア演じるレディー・ガガの卓越した演技で
本作品を昇華させていたというのは決して言い過ぎではない。
現在まだ存命するグッチ家ご本人たちからは
マウリツィオの叔父アルドやその息子パオロを演じた俳優に
誇張しすぎたキャラクターにかなり不快感を表していたようで
特に叔父アルドの息子パオロ(ジャレッド・レト)の
精神を患っているような作り込みキャラに相当な不満を抱いたとか。
でも映画を観る我々にとって作品的に面白ければそれでいい。
映画の題材になるような家系にほど遠いワタシたちにとっては
対岸の火事どころか遠い雲の上のお話として記憶に残ればいいのだ。
◆
【今週のツッコミ】
・ジャレッド・レトのキャラクターは、ある意味『バットマン』の
ヴィランでペンギン(ダニー・デヴィート)っぽくもあった。
・グッチの店頭から出てきた叔父アルドの横にいた背の高い女性
記者団からフラッシュの嵐を受けていたのはなんと!
イタリアの大女優のソフィア・ローレンだったようですね。
・IMDbの役名にソフィア・ローレンとあって「えぇ!?」
で、どう考えてもあのシーンしか思い浮かばないってことです。
もちろん演じていたのはマダリーナ・ディアナ・ゲネアさんで
ルーマニア出身のモデル兼女優で身長180センチ。
・ゴールデングローブ女優賞にノミネートされたレディー・ガガ。
女性の内面の変化を目の表現とちょっとした仕草で演じるまでに
表現者として歌の世界につづき映画でも一世を風靡する勢い。
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監督:リドリー・スコット
脚本:ベッキー・ジョンストン、ロベルト・ベンティヴェーニャ
音楽:ハリー・グレッグソン=ウィリアムズ
出演:レディー・ガガ、アダム・ドライヴァー、アル・パチーノ
『ハウス・オブ・グッチ』
>現在まだ存命するグッチ家ご本人たちからは
マウリツィオの叔父アルドやその息子パオロを演じた俳優に
誇張しすぎたキャラクターにかなり不快感を表していたよう
そうだろうと思いました。
アルドやパオロだけでなく、パトリツィアがまだ存命なのに、よくこんな映画が作れたものだと。
確かに関係のない我々からは、あのガガの演技には圧倒されて面白かったですよねえ。
こちら、フォローさせて頂きますね。
ご存命の家族や親族からすれば企画があることだけでも心穏やかでないはずですし
ましてやこんな人から笑われるようなキャラクターに変えたのは監督の指示だけではないはず。
製作者からスタッフに対し親族との面会謝絶戒厳令が出されたようです。
フォローの件ありがとうございます。
ガガはパトリツィアになりきるため、私生活でもパトリツィアになっていたそうです。
ウィキで見たパトリツィアはドラマのガガの雰囲気ありです。
マウリツィオとパトリツィアの間には2人の子供がいるようで、彼らはまだ生きているだろうし、アル・パチーノとジャレッド・レトの演技は少々際どかったですよね?
イタリアの人気女優ソフィアはアルドとお友だちだったのでしょう。
アルドの存在がなければ、ただの鞄屋で世界的な<GUCCI>は生まれなかったらしいです。
ドラマ面白かったです!
おそらくニュース映像あたりでイメージづくりしたのでしょう。
ワタシもご本人の画像を観たときに思いました。
本作のガガと似ている、いや、そっくりだわ!!!って。
パチーノのアルドはまだしも、レトのパオロは完全に脳みそ逝っちゃってましたもんね!
やり過ぎだけど映画として面白かったから本人たちには悪いけど記憶に残りそうです。
これ、とても面白かったです。
そしてレディ・ガガ圧巻でした。後からネットで見たら実在のパトリツィアと結構似ているんですよね。
彼女を始めとして、役者さんたちの怪演には大満足でした。…でも私、アル・パチーノに接客されるのなら、全財産はたいてグッチの本店に行きたかった位です。
にしても、ガガも主演作数本にも係わらずここまで演技が上達するなんて、
やはり表現者としての才能は並外れているんですね。
アル・パチーノの接客に蕩けてしまうんですね。
ワタシなら、ソフィア・ローレンを演じた女優に接客してもらえたら、もう人生に悔いはないです。