![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/12/f9/50dc26685255c3ab49296bea20972208.jpg)
評価★★★★【4点】Netflix
ウォーキング・デッドの前日譚のような作品。
◆
ロングアイランドでバカンスを過ごす家族のもとに、
大停電が起きているという
不可解なニュースを告げる見知らぬ夫婦が現れ旅行が台無しに。
さらなる脅威が迫る中、2組の家族は、崩壊しつつあるこの世界で
居場所を確保するために、
起こりうる危機を乗り切る最善策を見つけなければならない…。
<Filmarks>
◆
ごく普通のひとつの家族が久しぶりにバカンスに出かける。
それは妻からのいきなりの打診で翌日に出発するという。
冒頭からこの妻の行動に少しだけ違和感を持っていたが
マスオさんタイプの夫は妻がそれで喜ぶのならと賛同する。
ただ、劇中常に不穏な音楽が流れどこかしら緊張感に包まれてはいる。
案の定、
家族4人で楽しくなるはずの旅行は当日から砂浜で不思議な光景を目にする。
遠く離れていた大型タンカーが海水浴客のいるこちらに向かって迫ってくる。
はあ?え?という理解できない状況からそのまま座礁する事故が起きてしまう。
また、宿泊中の庭先に数十頭の鹿の群れが集まり家族をじっと静観し
プールにはフラミンゴの大群が押し寄せ
この異常とも思える光景に彼らは理解が追い付かない。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/55/8d/2c024476e0f5413456db880289dd2bad.png)
その日の夜、見知らぬ黒人親子が助けを求め一晩泊めてくれという。
その後も大型旅客機の相次ぐ墜落事故がつづき
テレビは非常事態アラートで番組がすべて中止しており
ネットも繋がらず、今何が起きているか情報がまったく分からない。
怯える子供たちを前に父は外に情報を求め車で出かけるが、
そこでも異様な光景のオンパレードだ。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/6c/e1/6d6c7f6c6f039d647b7f4573c1181619.png)
これはもうすでに大変なことが起きていることは分かるが
それが何なのか!ってところでパニックになる。
ドラマは情報を一切つかめない家族ともう一組の親子を中心に
異常事態の原因をまったく見せないまま進行していく。
こういう感じの恐怖映画は好きだわ~(笑)
近未来といわず現実に明日起こっても不思議でないとも思える。
これは怖いわ。
近くの森に飛び出していった娘を探す母親とオネーさんが
樹木のすき間から川向こうの街で起こっている光景を見てしまう。
ココですべてを理解し絶望感に支配されるわけですよ。
ネットもテレビもない状況に追い込まれると人はどうなるのか
五感を頼りに右往左往する様をリアルに表現した面白い作品でした。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/01/00/be2fcc9ee93c49a9cfad0ce22bc705f3.png)
Netflixで12月8日より配信
◆
【今週のツッコミ】
・小学生の娘は旅先で見るはずだったドラマ「フレンズ」の最終回が
テレビもネットも使えず諦めきれない。
・鹿やフラミンゴという攻撃的でない動物も目の前で大群となると
さすがに恐怖を覚える。
・車で街に向かうはずが道路は無人のテスラで埋まって通れない。
ココ気味が悪かったですが、自動運転車がバグって工場から勝手に。
・旅客機が空からぐんぐん近づいてくる映像に『スイッチ!』思い出す。
人は「まさか?」と思ってしまいなかなかその場から逃げない。
・こういう世紀末を予想して早い段階から準備をする親父って
どこの地域にも一人や二人必ずいますよね。
・高校生の長男が森で虫に差されすべての歯が抜け落ちる病気になり
異常なまでに危機管理能力の高い初老の男に助けを求めに行くが
玄関先でライフル構えて帰れと言う。もうウォーキング・デッドじゃん。
・ならず者国家→北朝鮮という認識は昔も今も。
S・キューブリックの『博士の異常な愛情~』の時はポンコツだったけど。
この前発射したミサイル(人工衛星)が軌道を外れロシアに落下してほしい。
ここでプーチンがどう出るか。
--------------------------------------------------------------------------------------------------
監督:サム・エスメイル
脚本:サム・エスメイル
音楽:マック・クエイル
出演:ジュリア・ロバーツ、マハーシャラ・アリ、イーサン・ホーク
『終わらない週末』予告編
ウォーキング・デッドの前日譚のような作品。
◆
ロングアイランドでバカンスを過ごす家族のもとに、
大停電が起きているという
不可解なニュースを告げる見知らぬ夫婦が現れ旅行が台無しに。
さらなる脅威が迫る中、2組の家族は、崩壊しつつあるこの世界で
居場所を確保するために、
起こりうる危機を乗り切る最善策を見つけなければならない…。
<Filmarks>
◆
ごく普通のひとつの家族が久しぶりにバカンスに出かける。
それは妻からのいきなりの打診で翌日に出発するという。
冒頭からこの妻の行動に少しだけ違和感を持っていたが
マスオさんタイプの夫は妻がそれで喜ぶのならと賛同する。
ただ、劇中常に不穏な音楽が流れどこかしら緊張感に包まれてはいる。
案の定、
家族4人で楽しくなるはずの旅行は当日から砂浜で不思議な光景を目にする。
遠く離れていた大型タンカーが海水浴客のいるこちらに向かって迫ってくる。
はあ?え?という理解できない状況からそのまま座礁する事故が起きてしまう。
また、宿泊中の庭先に数十頭の鹿の群れが集まり家族をじっと静観し
プールにはフラミンゴの大群が押し寄せ
この異常とも思える光景に彼らは理解が追い付かない。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/55/8d/2c024476e0f5413456db880289dd2bad.png)
その日の夜、見知らぬ黒人親子が助けを求め一晩泊めてくれという。
その後も大型旅客機の相次ぐ墜落事故がつづき
テレビは非常事態アラートで番組がすべて中止しており
ネットも繋がらず、今何が起きているか情報がまったく分からない。
怯える子供たちを前に父は外に情報を求め車で出かけるが、
そこでも異様な光景のオンパレードだ。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/6c/e1/6d6c7f6c6f039d647b7f4573c1181619.png)
これはもうすでに大変なことが起きていることは分かるが
それが何なのか!ってところでパニックになる。
ドラマは情報を一切つかめない家族ともう一組の親子を中心に
異常事態の原因をまったく見せないまま進行していく。
こういう感じの恐怖映画は好きだわ~(笑)
近未来といわず現実に明日起こっても不思議でないとも思える。
これは怖いわ。
近くの森に飛び出していった娘を探す母親とオネーさんが
樹木のすき間から川向こうの街で起こっている光景を見てしまう。
ココですべてを理解し絶望感に支配されるわけですよ。
ネットもテレビもない状況に追い込まれると人はどうなるのか
五感を頼りに右往左往する様をリアルに表現した面白い作品でした。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/01/00/be2fcc9ee93c49a9cfad0ce22bc705f3.png)
Netflixで12月8日より配信
◆
【今週のツッコミ】
・小学生の娘は旅先で見るはずだったドラマ「フレンズ」の最終回が
テレビもネットも使えず諦めきれない。
・鹿やフラミンゴという攻撃的でない動物も目の前で大群となると
さすがに恐怖を覚える。
・車で街に向かうはずが道路は無人のテスラで埋まって通れない。
ココ気味が悪かったですが、自動運転車がバグって工場から勝手に。
・旅客機が空からぐんぐん近づいてくる映像に『スイッチ!』思い出す。
人は「まさか?」と思ってしまいなかなかその場から逃げない。
・こういう世紀末を予想して早い段階から準備をする親父って
どこの地域にも一人や二人必ずいますよね。
・高校生の長男が森で虫に差されすべての歯が抜け落ちる病気になり
異常なまでに危機管理能力の高い初老の男に助けを求めに行くが
玄関先でライフル構えて帰れと言う。もうウォーキング・デッドじゃん。
・ならず者国家→北朝鮮という認識は昔も今も。
S・キューブリックの『博士の異常な愛情~』の時はポンコツだったけど。
この前発射したミサイル(人工衛星)が軌道を外れロシアに落下してほしい。
ここでプーチンがどう出るか。
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監督:サム・エスメイル
脚本:サム・エスメイル
音楽:マック・クエイル
出演:ジュリア・ロバーツ、マハーシャラ・アリ、イーサン・ホーク
『終わらない週末』予告編
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