評価★★★☆【3.5点】
「ファブル観に行ってくるわ」
「あ~、イシダジュンイチのやつね」
「は?」
◆
殺し屋稼業を休業中のファブルは、佐藤アキラという偽名を使い、
相棒のヨウコと兄妹のフリをして普通の暮らしを実践中。
デザイン会社でバイトをしながら慣れないフツーに悪戦苦闘の日々。
折しも街では、かつてファブルに弟を殺された宇津帆が
NPO団体代表という偽りの仮面の下で暗躍し、
ファブルへの復讐に燃えていた。
そんな中、
車椅子の訳あり少女ヒナコと偶然の再会を果たすアキラだったが…。
<allcinema>
◆
「あ、違うわオカダの方(汗)」
「そうそう、それ」
これは映画館に行く前に交わした家人との会話の一部。
あまりにもウケたのでここに載せましたが、
言われてみると「オカダとイシダ」って名字の違いだけですが
これだけでイッキにすべての印象がガラリと変わってしまうんだと
いうことを改めて感じました。
このファブルを石田純一が演じたらどういうことになるのか
パロディでもいいので、いちどトライしてほしいところだ。
ということは、横に置いておくとして。。。
作品として第一作よりも人間ドラマに力を注いだのか
アクション以外でも見どころが増えているのがいいね。
過去に救えなかった少女と偶然出会ったことで
そこから、この少女を完全に救おうとする鉄板ドラマとなっている。
ところどころに小さな笑いネタを挟んでくるパターンは前回と同じ。
但し、こちらは悪党側の堤真一までも
チョットした笑いネタをぶち込んでくるから意外性があった。
ワタシ的に堤真一という俳優はこういうキャラクターが
いちばん合っているように見える。
巷の評価があまりにも高かったので観ることにしたが
アクションレベルは邦画の域を完全に超えた印象でマル。
でも、ドラマとしては誰にも感情移入できなかったのが少し惜しい。
全体の設定は悪くないので、登場人物の背景をもっと掘り下げ
要は、説明的な映像をしっかりと挟む必要があったと感じる。
悪党、少女、バイト先のオタク先輩の誰でもいいので(笑)
◆
【今週のツッコミ】
・ジャッカルの風船に反応するとか「(頭の)ネジが緩んでる」
とか言われるファブルをみていると
「Mr.ノーバディ」のヘタレ主人公とシンクロしそうだった。
・38口径コルトは銃口側からシリンダー内の弾が見えるので
ロシアンルーレットやるときはコメカミに当てた方がいい。
『賭けグルイ2』の気になるネタ話。
・この映画でもっとも好きなシーンはファブルの妹と悪党の右腕が
アパートの一室で対峙するところ。
静から動へ、その瞬発力、妹の華麗な動きを超スロー映像で見せ
これが、なんともまぁスタイリッシュなこと!
・決め技に三角締めが多用されてましたね。
・人生から笑うことが消えた少女って、平手友梨奈まんまじゃん。
・石田純一の『ファブル』ってどんなキャラクターになるの?
コロナ禍でも危機的意識ゼロのノー天気ヘラヘラおじさんが
ひとたび指令となると人一倍の危機的意識を持つ変なおじさん。
・車を持ってきた理由が分からないし、あそこでクラクション鳴らす?
これも一連の笑いネタだったんか。
----------------------------------------------------------------------------------
監督:江口カン
脚本:山浦雅大、江口カン
音楽:グランドファンク
出演:岡田准一、木村文乃、堤真一
『ザ・ファブル 殺さない殺し屋』
「ファブル観に行ってくるわ」
「あ~、イシダジュンイチのやつね」
「は?」
◆
殺し屋稼業を休業中のファブルは、佐藤アキラという偽名を使い、
相棒のヨウコと兄妹のフリをして普通の暮らしを実践中。
デザイン会社でバイトをしながら慣れないフツーに悪戦苦闘の日々。
折しも街では、かつてファブルに弟を殺された宇津帆が
NPO団体代表という偽りの仮面の下で暗躍し、
ファブルへの復讐に燃えていた。
そんな中、
車椅子の訳あり少女ヒナコと偶然の再会を果たすアキラだったが…。
<allcinema>
◆
「あ、違うわオカダの方(汗)」
「そうそう、それ」
これは映画館に行く前に交わした家人との会話の一部。
あまりにもウケたのでここに載せましたが、
言われてみると「オカダとイシダ」って名字の違いだけですが
これだけでイッキにすべての印象がガラリと変わってしまうんだと
いうことを改めて感じました。
このファブルを石田純一が演じたらどういうことになるのか
パロディでもいいので、いちどトライしてほしいところだ。
ということは、横に置いておくとして。。。
作品として第一作よりも人間ドラマに力を注いだのか
アクション以外でも見どころが増えているのがいいね。
過去に救えなかった少女と偶然出会ったことで
そこから、この少女を完全に救おうとする鉄板ドラマとなっている。
ところどころに小さな笑いネタを挟んでくるパターンは前回と同じ。
但し、こちらは悪党側の堤真一までも
チョットした笑いネタをぶち込んでくるから意外性があった。
ワタシ的に堤真一という俳優はこういうキャラクターが
いちばん合っているように見える。
巷の評価があまりにも高かったので観ることにしたが
アクションレベルは邦画の域を完全に超えた印象でマル。
でも、ドラマとしては誰にも感情移入できなかったのが少し惜しい。
全体の設定は悪くないので、登場人物の背景をもっと掘り下げ
要は、説明的な映像をしっかりと挟む必要があったと感じる。
悪党、少女、バイト先のオタク先輩の誰でもいいので(笑)
◆
【今週のツッコミ】
・ジャッカルの風船に反応するとか「(頭の)ネジが緩んでる」
とか言われるファブルをみていると
「Mr.ノーバディ」のヘタレ主人公とシンクロしそうだった。
・38口径コルトは銃口側からシリンダー内の弾が見えるので
ロシアンルーレットやるときはコメカミに当てた方がいい。
『賭けグルイ2』の気になるネタ話。
・この映画でもっとも好きなシーンはファブルの妹と悪党の右腕が
アパートの一室で対峙するところ。
静から動へ、その瞬発力、妹の華麗な動きを超スロー映像で見せ
これが、なんともまぁスタイリッシュなこと!
・決め技に三角締めが多用されてましたね。
・人生から笑うことが消えた少女って、平手友梨奈まんまじゃん。
・石田純一の『ファブル』ってどんなキャラクターになるの?
コロナ禍でも危機的意識ゼロのノー天気ヘラヘラおじさんが
ひとたび指令となると人一倍の危機的意識を持つ変なおじさん。
・車を持ってきた理由が分からないし、あそこでクラクション鳴らす?
これも一連の笑いネタだったんか。
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監督:江口カン
脚本:山浦雅大、江口カン
音楽:グランドファンク
出演:岡田准一、木村文乃、堤真一
『ザ・ファブル 殺さない殺し屋』
何度バッシングされても懲りない性格はノー天気なのか、意志が固いのかってところでしょうか。
>実は石田純一って、次男の高校の部活の先輩なんすよね
お!それはすごい情報ですね!
地方に暮らすモノにはそういうことはないな~(笑)
岡田准一が石田純一だったら…何かする前にちょっと気取って言い訳したりして、その間に敵に瞬殺されるかも。いや、意外と強くてそのギャップが新鮮かも。
実は石田純一って、次男の高校の部活の先輩なんすよね…だいぶ遠い代だけど。だからどーしたな話ですが。