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ゴジラ 60周年記念デジタルリマスター版

2014年06月14日 16時30分01秒 | 映画 か行
評価:★★★☆【3,5点】



ゴジラの咆哮を劇場体験できただけで十分満足だった。
ゴジラといえばこだわりの造形と2段式の咆哮である(笑)



19XX年、南太平洋で行なわれた核実験によって、
ジュラ紀の肉食恐竜が甦った。
ゴジラと名付けられたその怪物は、大戸島を襲った後、
東京へと歩を進めていく。
放射能をまき散らすゴジラの前に、帝都は為す術もなく
蹂躙されるかのように思われた。
だがその時、防衛軍に一つの朗報がもたらされた。
それは若き天才科学者、芹沢の発明した
“オキシジェン・デストロイヤー”という、
核を凌ぐ超兵器の存在である。
しかし芹沢は、核の二の舞を怖れ、
その超兵器の使用を認めようとはしなかった……。
<allcinema>



巷では1954年版、つまり本作品がゴジラの最高傑作と謳われている。
しかし、ワタシ的には翌年公開された『ゴジラの逆襲』(1955)
こちらの方がよほど面白かった記憶があるのですよ^^;

でも、本作も元祖である重厚さは十分伝わってくる。
なによりゴジラの造形が素晴らしすぎるし
独特の咆哮も元祖ならではの重々しい重低音がお腹に響くのだ。

そして、音楽担当の伊福部昭のテーマ曲が最高なんですねー。
特撮監督の円谷英二のミニチュアの繊細さにもうウットリしたし
ビル崩壊シーンも、あの辺りでお菓子のウエハース使ってるのかな~とか
嵐で剥がれる屋根瓦の細かさなど目を凝らして観てしまった(爆)


【今週のツッコミ】
・それでも、やはり人間ドラマはチョイと浅いが仕方ない^^;
 演じてる俳優さんも当時はまだ若かったせいもあるけど
 もしも、黒澤明監督が人間ドラマ担当だったらこれ最高だったろうな。

・小学生のころゴジラシリーズを劇場鑑賞し始めた最初の作品が
 『三大怪獣 地球最大の決戦』(1964)。徒歩5分のところに劇場があり
 近所の友人たちとおにぎり持って出かけるのが夏休みの恒例だった(笑)

・ということで『ゴジラ』『ゴジラの逆襲』のモノクローム映画は
 数年後のテレビ放送でやっと観たということで
 その時こそ、元祖ゴジラの咆哮の重々しさに感動したものだった。

・古生物学者・山根教授(志村喬)の台詞の一部である
 ジュラ紀、白亜紀に係る時代考証は軽く受け流しても問題なし^^;

・菅井きんさんがどことなく田嶋先生に見えてしまった(爆)

・ゴジラシリーズも1970年以降はチョット違うだろみたいになってきて
 今で言う“ゆるキャラ”みたいな存在だったからね^^;

・アナログ時代の特殊撮影ほど楽しい現場はないだろうと思う。
 子供の頃、将来なりたい職業は東京特殊撮影所のスタッフだった(爆) 
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監督:本多猪四郎
脚本:村田武雄/本多猪四郎
音楽:伊福部昭


出演:志村喬/河内桃子/宝田明/平田昭彦/堺左千夫


『ゴジラ 60周年記念デジタルリマスター版』

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2 コメント

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Unknown (ryoko)
2014-08-10 01:45:03
こんばんは。
そうそう、菅井きんさんが女性政治家で登場。私も田嶋先生をイメージしてしまいました。
返信する
ryokoさんへ (ituka)
2014-08-10 10:45:47
おはようございます。
最近、テレビの「そこまで委員~」にご出演されてないのが残念でなりません(笑)
菅井きんさん、なかなか凛々しかったですね^^
返信する

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