評価:★★★★【4点】
洗練されたスプラッター!超スロー映像の多用などアート系映画か。
まあ、端っからホラーコメディということを前面に出していたし
そこそこ可笑しくて、そのなかに少しでもドキドキするシーンが
あれば良いのかな~!ぐらいの軽いノリで鑑賞した。
ところが、冒頭からのスプラッター描写に度肝を抜かれてしまった。
血肉飛び散る惨劇シーンにも関わらず、超スロー映像のため
ものすごく美しいんですよ、これが(笑)
◇
全米で大ヒットを記録した痛快ゾンビ・コメディ。
ゾンビであふれかえる世界を舞台に、偶然出会った孤独な男女4人が
ゾンビのいない楽園を目指して繰り広げる命がけの大陸横断旅行を、
ブラック・ユーモアと過激なバイオレンス描写で描き出していく。
ある日、謎の新型ウィルスに感染した人間がゾンビ化して人々を襲い、
瞬く間に世界はゾンビであふれかえってしまう。
そんな中、テキサス州に暮らすひきこもりの大学生コロンバスは、
独自に編み出した“32のルール”を実践してなんとか生き延びていた。
やがて彼は、ゾンビ退治に執念を燃やすタフガイ、タラハシーと出会い、
彼の車に同乗する。
そこへ、元は詐欺師をしていた美人姉妹のウィチタとリトルロックが合流、
4人で旅を続けることに。
そして、“ゾンビと無縁の天国がある”という噂を頼りに、
ロサンジェルス郊外の遊園地“パシフィックランド”を目指すのだが…。
<allcinema>
◇
本作に登場する生存者たちのキャラクターが面白過ぎる!
メインキャラは、臆病で胃腸が弱く、引きこもりの青年コロンバスくん。
長年、このゾンビらに埋め尽くされた世界で生き抜く術を
自分なりに発案し、それをしっかりと実践してきたからという本人。
独自に作った“32のルール”というものが、意外と的を得ていて大笑い。
もうひとりの男、カウボーイ・ハットのタフガイ・タラハシー。
やたらとゾンビ退治に燃え、大好物のトゥインキーケーキを求め
今日も何処へ~みたいな射撃の名手の変わったオッちゃん。
さらに、生きるためにあらゆる詐欺をも厭わない天才詐欺師姉妹。
姉妹は自身の美貌を騙しのテクとして活用し、決して他人を信じない。
そんな4人がひょんなことから、一緒に行動することとなり
街で遭遇するゾンビ軍団をかわしながら、ある目的地に向かって行く。
そんななかで、人間として成長していく主人公や、他人を信じない
女詐欺師たちのココロの変化などが上手い具合に描かれていて
なかなか見応えのあるストーリーと感じた次第。
『ドーン・オブ・ザ・デッド』のような真面目なゾンビ映画とちがい
2004年のイギリス映画『ショーン・オブ・ザ・デッド』に
痛快アクションを加味し娯楽に完全徹底させた映画作りがグッドです。
ある意味、『特攻野郎Aチーム』にも似た面白さがあったように思う。
追記)
・トゥインキーってスポンジケーキということをはじめて知った。
映画を通じて、またひとつ勉強になった(←ふつう知ってるだろ)^^;
・子供ゾンビらが走る車のバンパーにしがみつき、路上に振り落とされる。
あのスタントは凄い!あれは両膝の皿が完全に割れてるな^^;
・垂直落下マシンに逃げた姉妹をゾンビが追い、直後に頭部へ銃撃され
た、あのゾンビらが数十メートル下に落下し血肉が飛び散るシーン。
これをワンカットで撮影してしまうところが凄い!
『クローバーフィールド/HAKAISYA』の撮影スタッフだから出来た技か。
・女子供関係なくゾンビなら空中落下、フロントガラスへの直撃など
これだけゾンビが降ってくる映画もめずらしい!
・やたら超肥満体の役者が登場するが、すべて悲惨な目にあっている。
監督は肥満体になにか拘りでもあるのだろうか?
・“32のルール”のなかのひとつ。冒頭の有酸素運動は笑った。
そうか~!金魚のフンみたいに追いかけるんですね。ゾンビって(爆)
ショートカットする学習能力は、まだないみたい。
・タラハシーは自分の車はもちろん、盗んだ車にまで“3”の数字を!
彼なりに、なにか思い入れがあるのだろう。
・超スロー映像のほとんどは、ゾンビが世界を覆い尽くしていく過程で
犠牲となっていく生身の人間との追いかけっこシーンで多用。
液体が空中を浮遊するスロー映像は、NHKのドキュメンタリー番組みたい。
・本作は、あまりの人気で続編製作が決定したらしい。
・アパートの住民を呼ぶのに「406号室!」って、小ネタのオンパレード。
・そこかしこに映画ネタ満載!
郵便番号90210のビバリーヒルズへ宿探しに出向いた4人の悪乗りに
もっとも被害を受けたのは『ゴースト・バスターズ』に出てたあのひと。
このシーンでは、劇場内が大笑いしていた。
・エンドクレジット後に、おまけのワンシーン有り!お見逃しなく。
---------------------------------------------------------
監督:ルーベン・フライシャー
脚本:レット・リース
撮影:マイケル・ボンヴィレイン
音楽:デヴィッド・サーディ
出演:ウディ・ハレルソン/ジェシー・アイゼンバーグ/アビゲイル・ブレスリン/
エマ・ストーン/アンバー・ハード/ビル・マーレイ/
『ゾンビランド』
洗練されたスプラッター!超スロー映像の多用などアート系映画か。
まあ、端っからホラーコメディということを前面に出していたし
そこそこ可笑しくて、そのなかに少しでもドキドキするシーンが
あれば良いのかな~!ぐらいの軽いノリで鑑賞した。
ところが、冒頭からのスプラッター描写に度肝を抜かれてしまった。
血肉飛び散る惨劇シーンにも関わらず、超スロー映像のため
ものすごく美しいんですよ、これが(笑)
◇
全米で大ヒットを記録した痛快ゾンビ・コメディ。
ゾンビであふれかえる世界を舞台に、偶然出会った孤独な男女4人が
ゾンビのいない楽園を目指して繰り広げる命がけの大陸横断旅行を、
ブラック・ユーモアと過激なバイオレンス描写で描き出していく。
ある日、謎の新型ウィルスに感染した人間がゾンビ化して人々を襲い、
瞬く間に世界はゾンビであふれかえってしまう。
そんな中、テキサス州に暮らすひきこもりの大学生コロンバスは、
独自に編み出した“32のルール”を実践してなんとか生き延びていた。
やがて彼は、ゾンビ退治に執念を燃やすタフガイ、タラハシーと出会い、
彼の車に同乗する。
そこへ、元は詐欺師をしていた美人姉妹のウィチタとリトルロックが合流、
4人で旅を続けることに。
そして、“ゾンビと無縁の天国がある”という噂を頼りに、
ロサンジェルス郊外の遊園地“パシフィックランド”を目指すのだが…。
<allcinema>
◇
本作に登場する生存者たちのキャラクターが面白過ぎる!
メインキャラは、臆病で胃腸が弱く、引きこもりの青年コロンバスくん。
長年、このゾンビらに埋め尽くされた世界で生き抜く術を
自分なりに発案し、それをしっかりと実践してきたからという本人。
独自に作った“32のルール”というものが、意外と的を得ていて大笑い。
もうひとりの男、カウボーイ・ハットのタフガイ・タラハシー。
やたらとゾンビ退治に燃え、大好物のトゥインキーケーキを求め
今日も何処へ~みたいな射撃の名手の変わったオッちゃん。
さらに、生きるためにあらゆる詐欺をも厭わない天才詐欺師姉妹。
姉妹は自身の美貌を騙しのテクとして活用し、決して他人を信じない。
そんな4人がひょんなことから、一緒に行動することとなり
街で遭遇するゾンビ軍団をかわしながら、ある目的地に向かって行く。
そんななかで、人間として成長していく主人公や、他人を信じない
女詐欺師たちのココロの変化などが上手い具合に描かれていて
なかなか見応えのあるストーリーと感じた次第。
『ドーン・オブ・ザ・デッド』のような真面目なゾンビ映画とちがい
2004年のイギリス映画『ショーン・オブ・ザ・デッド』に
痛快アクションを加味し娯楽に完全徹底させた映画作りがグッドです。
ある意味、『特攻野郎Aチーム』にも似た面白さがあったように思う。
追記)
・トゥインキーってスポンジケーキということをはじめて知った。
映画を通じて、またひとつ勉強になった(←ふつう知ってるだろ)^^;
・子供ゾンビらが走る車のバンパーにしがみつき、路上に振り落とされる。
あのスタントは凄い!あれは両膝の皿が完全に割れてるな^^;
・垂直落下マシンに逃げた姉妹をゾンビが追い、直後に頭部へ銃撃され
た、あのゾンビらが数十メートル下に落下し血肉が飛び散るシーン。
これをワンカットで撮影してしまうところが凄い!
『クローバーフィールド/HAKAISYA』の撮影スタッフだから出来た技か。
・女子供関係なくゾンビなら空中落下、フロントガラスへの直撃など
これだけゾンビが降ってくる映画もめずらしい!
・やたら超肥満体の役者が登場するが、すべて悲惨な目にあっている。
監督は肥満体になにか拘りでもあるのだろうか?
・“32のルール”のなかのひとつ。冒頭の有酸素運動は笑った。
そうか~!金魚のフンみたいに追いかけるんですね。ゾンビって(爆)
ショートカットする学習能力は、まだないみたい。
・タラハシーは自分の車はもちろん、盗んだ車にまで“3”の数字を!
彼なりに、なにか思い入れがあるのだろう。
・超スロー映像のほとんどは、ゾンビが世界を覆い尽くしていく過程で
犠牲となっていく生身の人間との追いかけっこシーンで多用。
液体が空中を浮遊するスロー映像は、NHKのドキュメンタリー番組みたい。
・本作は、あまりの人気で続編製作が決定したらしい。
・アパートの住民を呼ぶのに「406号室!」って、小ネタのオンパレード。
・そこかしこに映画ネタ満載!
郵便番号90210のビバリーヒルズへ宿探しに出向いた4人の悪乗りに
もっとも被害を受けたのは『ゴースト・バスターズ』に出てたあのひと。
このシーンでは、劇場内が大笑いしていた。
・エンドクレジット後に、おまけのワンシーン有り!お見逃しなく。
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監督:ルーベン・フライシャー
脚本:レット・リース
撮影:マイケル・ボンヴィレイン
音楽:デヴィッド・サーディ
出演:ウディ・ハレルソン/ジェシー・アイゼンバーグ/アビゲイル・ブレスリン/
エマ・ストーン/アンバー・ハード/ビル・マーレイ/
『ゾンビランド』
某Podcastの番組で「樹の中に隠れてる(?)エージェント」の
おっちゃんが後半で出演することを知り、たいそう観たくなってしまいました(=^_^=)
いいですねぇ・・
今から、町内会のレクリェーションに行って来ます。
行きたくないけど、こればっかりは仕方ないんです。
>某Podcastの番組で「樹の中に隠れてる(?)エージェント」
そういう番組があったのですね。
その、おっちゃん(B・M)が散々な目にあいます。
しかも自宅公開(?)しちゃってて、かなり美味しいです^^
これ、結構リピートされてる方が多いようですね。
地元の劇場ではリピートして、半券を貼って応募すると「ゾンビTシャツ」が当たるという
なんとかキャンペーンなどやってるんです(笑)
土曜日に行かれたのですね~惜しかった!
日曜二回目を観て来ました。
皇太子が新幹線に乗られたのか、やたらと警察官が多くて、いきなり姿勢正して安全運転(爆)
コネタが面白かったです。
ルールの見せ方も上手かったですよね。
そうそう、お隣の女性の折れた足首をひねりながらの怪演に笑わせてもらいました。
怖くないゾンビばかり(笑)
2度撃ちは参考にします(←なんで~笑)
いや、なにもワザワザ伏見まで行くこともないですね^^;
mozoに出張します(爆)
ここでしか上映しない作品が、たしか1本あったはず^^
そうそう、土曜日の1回目に行って来ました。
あぁ!皇太子は県芸術文化センターに来られたようですね^^
警察に囲まれると不思議と緊張しますよね~^^;
あの406号室のお姉さんとの絡みはウケましたよ^^
2度撃ちは害虫にしてあげてもいいかもよ。
あのご婦人のようにかかとを噛まれたら大変ですから(爆)