ワイルド・スピード ＳＫＹ ＭＩＳＳＩＯＮ

評価：★★★☆【３，５点】


ポール・ウォーカー追悼映画。ラストが切なすぎるぜ、まったく。


◇

ヨーロッパ全土で暗躍していたオーウェン・ショウ率いる
国際犯罪組織を壊滅させるとともに、
レティの奪還にも成功し、ドミニクと仲間たちはようやく
ロサンジェルスでの平穏な日々を迎えていた。
今や“家族”とも呼べる固い絆で結ばれたドミニクたちだったが、
そんな彼らのもとに１本の電話がかかってくる。
それは、弟オーウェン・ショウの仇討ちに燃える
デッカードからの宣戦布告だった。
元特殊部隊の暗殺者で最強の敵デッカードの予測不能の攻撃に、
為す術もないまま窮地に陥っていくドミニクたちだったが…。
＜allcinema＞

◇

とまぁ、『ロックアウト』のスノー（ガイ・ピアース）みたいな
口調を真似てみたワタシですが
ラストの映像はまるで生前のポールを懐かしむ想いを込め
シリーズの名シーンなど流してくれて、本当に涙が出そうだった。

そして、これが本当の最後。これ以外の映画はもうないんですね。

お疲れ様でした。そしてありがとう。


【今週のツッコミ】
・不思議と本作の内容自体がブライアン（ポール）の最後を暗示するかのよう。
　これは偶然というには余りに出来すぎの気がしてならない。

・シリーズ通し、最強の敵として登場のジェイソン・ステイサム。
　今や車のドライビングはもちろん、肉弾戦で最もキレのいいのが彼。
　ホブス（ドウェイン・ジョンソン）相手に体格差ももろともせず
　堂々と渡り合えたことに拍手を送りたい＾＾

・車は飛ばないんだよ。とブライアンの言葉を遮断するかのように
　何度も世界の高級車や改造車をダイブさせる荒業はやり過ぎ感が＾＾；

・まさかこの映画にカート・ラッセル出てくるとは！！！
　出来れば劇中でシェビー・ノバSSをドライビングしてほしかった。
　スタントマン・マイクじゃないってー(爆)

・ちなみに本作登場のスーパーカーたちよりもドミニクとレティの愛車2台が
　最もカッコよかったし、実際に欲しい車であった。
　モンスター化したダッジ・チャージャーR/T、プリムス・バラクーダ とか(爆)

　ドミニクの乗るダッジ・チャージャーR/T


　冒頭でレティとドクの乗るプリムス・バラクーダの同型タイプ

・ちなみに高層ビルをダイブしたライカン・ハイパースポーツ（世界に7台？）
　もしいただけるのなら、それを売って70年代のモンスターカー買うわ（おい）
　
・さて、映画の話、ストーリー的には可也無駄があり
　神の目と崇められる監視システムを貸してもらうために
　自分らと関係のないミッションをする羽目になったドミニク御一行様。
　でも、探してる敵が毎回自分らに近寄ってくるんだから意味ないんじゃ＾＾；

・CIA地下収監施設に投獄されたジェイソンくん。
　簡単に脱出できると豪語する姿みて、かなり不気味な印象を受けた。
　もしや、彼こそ30年後のハンニバル・レクターではないかと(笑)
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監督：ジェームズ・ワン
脚本：クリス・モーガン
音楽：ブライアン・タイラー


出演：ヴィン・ディーゼル/ポール・ウォーカー/ドウェイン・ジョンソン/ミシェル・ロドリゲス/
　　　　エルサ・パタキ/ルーカス・ブラック/ジェイソン・ステイサム/カート・ラッセル


『ワイルド・スピード ＳＫＹ ＭＩＳＳＩＯＮ』