評価:★★★【3点】
三谷監督がいう妻夫木くんのイメージはこういうことね(笑)
テレビの某CMの“のび太”がまんま長編映画になったみたい。
◇
一流広告代理店・現通で働く落ちこぼれクリエイターの
太田喜一郎。ある日、身勝手な上司・大滝から
彼の替え玉となって世界一のテレビCMを決める祭典
“サンタモニカ広告祭”の審査員を務めるよう命じられる。
そして、現地で夜ごと開かれるパーティには
パートナーの同伴が必須と知り、
優秀な同僚・大田ひかりに偽の妻となって同行するよう懇願する。
最初は断られるも、ラスベガスが近いことが幸いし、
ギャンブル好きのひかりの説得に成功する。
こうしてようやく乗り込んだ広告祭では
、一癖も二癖もある審査員たちが自社の作品を有利にしようと
熾烈な駆け引きを繰り広げていた。
そんな中、大滝から“ちくわのCMを入賞させる”という
真のミッションを告げられる太田だったが…。
<allcinema>
◇
小心者で臆病で何やってもうだつの上がらない男。
俗に言うヘタレ男子という言い方がぴったりの主人公。
ひょんなことからサンタモニカ広告祭の審査員に任命され
英語もろくに話せない主人公が現地で巻き起こすドタバタ劇。
流れ的には笑いメインでラスト辺りで少しの感動が待っている。
これは、リリー・フランキー扮する鏡さんの
絶対使えそうもないアホみたいなアドバイスだったものが
実は巧妙に仕組まれたテクニックだったこと。
これにはダメ元で使った本人もびっくりな展開になってしまう。
世の中、凡人の勝手な先入観だけで判断してはいけないね(笑)
この映画の鏡さんのアドバイスを今後の社の会議に
使ってみるのも面白いかも(笑)
【今週のツッコミ】
・例えば、相手を笑わせるときにネタが重要と思いがちだが
そうではなく、意外にもチョッとした間さえ計算していれば
つまらないネタも爆笑を起こすことができる。
・つまり、ペン回しで相手の注意を引き言葉を発するのだが
その時、必ず最初に言うセリフは間を置き「今から重要なことを言う」
たったこれだけで、その後の一言一言に重みが増す。
・くだらない内容でも相手を抑える説得力が生まれるから不思議。
場の空気に緊張感が生まれ、その時点で相手よりも優位になるのだ。
・日本人が外国にプレゼンに行くならアニメのTシャツは必需品?(笑)
ちなみに審査委員長にプレゼントしたTシャツのキャラってなあに(爆)
・夫婦同伴でないと“こっち系”の人間と思われるらしい^^;
・世界のトヨタのCM、あれはまさに“おもてなし”の心だったね。
もうちょっと映像的に芸術性を持たせればリアルCMでいけるかも^^
・日本のちくわとは余った魚を新鮮なうちにすり身に加工し焼いたモノ。
いわば、食材の合理的利用法のアイデア食品のひとつとされるらしい。
ちなみに起源は1880年ごろの冷蔵庫のない時代だそうで。
・同じ苗字の社員がいる場合、優秀な方のオオタ!は辛い(笑)
・「経理の松本さんはな~、昔は16歳だったんだぞ!」
「へ~!そうなんですか」会話が変だろ!でも納得!伊代だもの。
・邦画にしては外国俳優が多く、なぜか洋画を観てるようだった。
無名俳優なのか?意外にも魅力があり
バーのマスター役の人、エド・ハリスの雰囲気ありましたし
審査委員長なんてハリウッドオーラ出てましたよ(笑)
-----------------------------------------------------
監督:永井聡
脚本:澤本嘉光
撮影:野田直樹
音楽:平沢敦士
出演:妻夫木聡/北川景子/リリー・フランキー/鈴木京香/豊川悦司/
加瀬亮/風間杜夫/木村祐一/松本伊代/
『ジャッジ!』
三谷監督がいう妻夫木くんのイメージはこういうことね(笑)
テレビの某CMの“のび太”がまんま長編映画になったみたい。
◇
一流広告代理店・現通で働く落ちこぼれクリエイターの
太田喜一郎。ある日、身勝手な上司・大滝から
彼の替え玉となって世界一のテレビCMを決める祭典
“サンタモニカ広告祭”の審査員を務めるよう命じられる。
そして、現地で夜ごと開かれるパーティには
パートナーの同伴が必須と知り、
優秀な同僚・大田ひかりに偽の妻となって同行するよう懇願する。
最初は断られるも、ラスベガスが近いことが幸いし、
ギャンブル好きのひかりの説得に成功する。
こうしてようやく乗り込んだ広告祭では
、一癖も二癖もある審査員たちが自社の作品を有利にしようと
熾烈な駆け引きを繰り広げていた。
そんな中、大滝から“ちくわのCMを入賞させる”という
真のミッションを告げられる太田だったが…。
<allcinema>
◇
小心者で臆病で何やってもうだつの上がらない男。
俗に言うヘタレ男子という言い方がぴったりの主人公。
ひょんなことからサンタモニカ広告祭の審査員に任命され
英語もろくに話せない主人公が現地で巻き起こすドタバタ劇。
流れ的には笑いメインでラスト辺りで少しの感動が待っている。
これは、リリー・フランキー扮する鏡さんの
絶対使えそうもないアホみたいなアドバイスだったものが
実は巧妙に仕組まれたテクニックだったこと。
これにはダメ元で使った本人もびっくりな展開になってしまう。
世の中、凡人の勝手な先入観だけで判断してはいけないね(笑)
この映画の鏡さんのアドバイスを今後の社の会議に
使ってみるのも面白いかも(笑)
【今週のツッコミ】
・例えば、相手を笑わせるときにネタが重要と思いがちだが
そうではなく、意外にもチョッとした間さえ計算していれば
つまらないネタも爆笑を起こすことができる。
・つまり、ペン回しで相手の注意を引き言葉を発するのだが
その時、必ず最初に言うセリフは間を置き「今から重要なことを言う」
たったこれだけで、その後の一言一言に重みが増す。
・くだらない内容でも相手を抑える説得力が生まれるから不思議。
場の空気に緊張感が生まれ、その時点で相手よりも優位になるのだ。
・日本人が外国にプレゼンに行くならアニメのTシャツは必需品?(笑)
ちなみに審査委員長にプレゼントしたTシャツのキャラってなあに(爆)
・夫婦同伴でないと“こっち系”の人間と思われるらしい^^;
・世界のトヨタのCM、あれはまさに“おもてなし”の心だったね。
もうちょっと映像的に芸術性を持たせればリアルCMでいけるかも^^
・日本のちくわとは余った魚を新鮮なうちにすり身に加工し焼いたモノ。
いわば、食材の合理的利用法のアイデア食品のひとつとされるらしい。
ちなみに起源は1880年ごろの冷蔵庫のない時代だそうで。
・同じ苗字の社員がいる場合、優秀な方のオオタ!は辛い(笑)
・「経理の松本さんはな~、昔は16歳だったんだぞ!」
「へ~!そうなんですか」会話が変だろ!でも納得!伊代だもの。
・邦画にしては外国俳優が多く、なぜか洋画を観てるようだった。
無名俳優なのか?意外にも魅力があり
バーのマスター役の人、エド・ハリスの雰囲気ありましたし
審査委員長なんてハリウッドオーラ出てましたよ(笑)
-----------------------------------------------------
監督:永井聡
脚本:澤本嘉光
撮影:野田直樹
音楽:平沢敦士
出演:妻夫木聡/北川景子/リリー・フランキー/鈴木京香/豊川悦司/
加瀬亮/風間杜夫/木村祐一/松本伊代/
『ジャッジ!』
へぇ~と思いますが、これを識ると愉快ですね。
そうそう、なんかCMの裏側をきくと面白いって思いました。
こんなぶちゃぶりする人っているんだな~って。。。
>審査委員長なんてハリウッドオーラ出てましたよ(笑)
本当にそう思いました!!だれだろって思いながらみておりました(笑)
>犬を父親にさせた孫氏のことを下敷きに
あ、そうなんですか!
あの狐もよくみると、かなりキモい感じですが可愛いとは到底思えませんでした^^;
それにしても狐うどんでしたっけ?
どうみても美味しそうに見えないのが可笑しかったです(笑)
この映画のサンタモニカ広告祭って実際もあんな感じなのか気になるところです。
邦画に出てくる外人さんて普通は無名俳優かオーラもイマイチな感じの方多いですが
本作品の俳優さんすべてハリウッドオーラでてましたよね(笑)
あの審査委員長、バーのマスターが気になります^^
>トヨタのCM、 ・・・ もうちょっと映像的に芸術性を持たせればリアルCMでいけるかも^^
なんと、CM「TOYOTA Humanity」は、2006年のカンヌ国際広告祭フィルム部門で銀賞を受賞したのだそうですよ。(^^ゞ
トヨタもこんな気色悪いCMを映画に提供するとは、フトコロの広い会社だと思ったのに、評価されていたとは、審査員にウインクを連発して票を集めたのでしょうネ。
意外とデキル奴だったりするのかも(^^)。
賭け事大好きな彼女の援護も手伝って…。
最終的には、太田の人柄の良さ(真っ直ぐさ)の勝利!。
笑ってほっこり♪。
年の始め、間の良い作品と出会えてハッピーです~。
あのCM!!!へ~、そうだったんですか!(笑)
先ほどYoutubeで見てきました。
こうなってくると、今更ながらこの映画ってすごいな~って思います^^
確かに、あのCMには、おもてなし精神が詰まってましたもんね。
トヨタなかなかやるなー(笑)
この映画の陰の主役は、鏡さんで決定!したい(笑)
七人の侍でいえば剣術師・久蔵というところでしょうか^^
あの秘策、ありえないと思っていたら、恐ろしく的を突いていたところがすごいです(笑)
あういう席では、やはり目立たなければいけないということですね。
日本人はただでさえ大人しいんで、あれくらいの奇策がちょうどいいのかもしれませんね(笑)
妻夫木くん、こういうキャラがほんとうにお似合いでした(爆)
・・・これ知りませんでした。
狐を猫にっての十分あるあるですね。
あのちくわのCMでグランプリとれってのも
そうとうな無茶。
でもそれをチャンスに変えられたのが
馬鹿正直でええひとすぎるハッタリオタクってのが
実にいい。なんか元気もらいました。
たまには都合よく転ぶ話でいいじゃんて。
妻夫木くんもにあってたけど
リリーさんの「実はすごいひと」だったのも
トヨエツの「めっちゃやな役だけどハマってる」のも
よかったです。(^-^)/
まさか、この映画にソフトバンクが絡んでくるとは夢にも思いませんでした。
iinaさんの情報にただただびっくりな状態(笑)
>あのちくわのCMでグランプリとれって
リリー・フランキーにやらせてみたかったですよね。
ルール上、自国CMを宣伝できないなら彼のことだから
心理的作戦やら凡人じゃ思いもよらない奇策とかやってくれそうでしたもんね^^;
>リリーさんの「実はすごいひと」だったのも
こういう窓際族(←死語?)こそ異端児が多いんじゃないかと、、、自分がそうなったとき、こうでありたい(笑)
トヨエツさんも、ここのところ存在感ありますよね。
この映画、いろんな情報知れば知るほど深いな~と思いました^^