ミケマル的 本の虫な日々

「情けは人の為ならず」と幸福感


最近テレビのクイズとかで、「情けは人の為ならず」の意味について
 
①人に情けのある事をしてあげると、やがて自分も人から情けをかけてもらえますよ。
②情けをかけるのは、その人のためにならないですよ。
   
どちらでしょう?というのを結構見かけます。

 正解は①ですが、②と思ってる人も結構いるようで、何でかな?と思っていました。

 もちろん、意味を知らないっていうのはしょうがないと思うのだけど、この文章を聞いて、情けは人のためにならないよねって思う人がいるのかしら?
 日本人が自己責任という言葉に縛られているのかしら?

 
 実は、私は何故かよく知らない人に道を聞かれる事が多いのだけれど、何となく無害で周囲の事を知っていそうに見えるのかなと思ってます(笑)
 聞かれたら、判る時は答えるし、判らない時は判りませんって言うのですが(それしか言いようがないよね)

 でも、何かで見たネットの意見で、道を聞かれ安いってダメな事みたいな意見があったので、驚いた事がありました。
 自分が道を聞く時って、この人だったらちゃんと答えてくれそう、答えてくれなくても変な事にはならなそうって思う人に聞きます。
 なので、私も道を聞かれたら、一応信用されて聞かれたんだろうなと思って、別に嫌な気にはならないのだけど、何でダメなのかしら?と

 確かに、時間は取られるし、何か得になるわけでもないけれど、判らなくて困っている人には教えられるなら教えてあげたいって思います。
 自分も迷子になったら、誰かに聞きたいし、その時には親切に教えてもらったら嬉しいものね。

 これも、「情けは人の為ならず」 ですよね。

 道を聞かれ易いのはダメっていう人は、自分が道を聞きたい時はどうするのかしら?
 スマホのアプリがあるから大丈夫と思うのかしら?

 
 
そしたら、人に親切にするとか、人のために何かするっていうのが幸福感と関係あるらしい❗️

 
 最近よく観てるyoutubeで、あ〜〜この人の本読んだなという勝間和代さんと、TVのメンタリストに出てたなというダイゴさんを見かけて、見てみました。

 勝間さんは、TVによく出ていた時よりもお痩せになって、なんか幸せそうです。
 実は、勝間さんが体重を落とした方法っていうのが出てきて、それを見たのが勝間動画を見たきっかけ(笑)

 ダイゴさんはちょっと筋肉質になって、とっても早口で色々な論文からの情報を喋るというスタイルなんだけど、自宅の本がたくさんある部屋からの配信で、こちらも幸せそうです。

 お二人とも、TVに出ている頃よりも、縛りのないYouTubeの中で幸せそうに語っていて、それでいて失礼ながら変わっている部分はそのままなので、情報も面白いし、ツッコミどころもあって、なかなかいい感じです。

 そんなお二人の動画を見てたら、共通点があって、その一つが自宅からの発信という事。
 そして、その自宅がお二人の今の生活の満足度を表している事かな。
 もちろん場所は良いところにお住まいだろうけど、すごく豪華に飾ってあるとかではなく、勝間さんは広い空間にものは少なく、ダイゴさんは本棚に囲まれた部屋。

 もう一つはお二人とも2匹の猫ちゃんを飼ってて、動画の中にも度々登場してくるところ。

 お二人が幸福そうに見えるのは、自分の気に入った空間で、おまけに猫ちゃんと居るって事なのかしら?なんて思った次第です🤗


 
なんですが、奇しくも、この二人の動画の中で、人が幸福を感じるのには何が必要かという話題が出て、お二人とも、利他的行動に幸福感を感じるんじゃないかと言っていたのですよ😉

 ダイゴさんは、例によって論文からの引用でした。
 勝間さんは、友人との会話の中で、結局人に何かして感謝してもらうっていう事がもっとも幸福度をあげるって事がだんだんわかってきたと。


 他人に親切にするとか、募金をするとか、ボランティアするとか、様々な自分の為ではなく他人の為にする行動は実は自分の幸福度を最もアップする行動だという。
 それを偽善と言ってしまえば、そこで終了しちゃうけど、他人の為にやって、自分が幸せな気持ちになれるなら、こんなにいいことはないと思ったのでした。

 
 もしかして、今の日本人の幸福度が比較的低いのは、自分も他人も自己責任でやっていかなくちゃ、失敗はその人が悪いんだから許さない、自分の失敗も許さない、他人のために何かするのは損である、またはその人の為にならない、という気持ちが大きくなってきたからではないかしら?と思ったりも。
  
 他の人のために親切にしたり、感謝してもらったり、直接感謝されなくても自分が満足したり、偽善でもなんでもやったら幸福度が上がるんだったら、感謝されなくても無駄じゃないし、いいよね〜〜と思った次第です。

確かにそうだな〜って思う事あるし。

 そして、いつか自分が困った時にも、誰かが親切にしてくれるかもしれないしね。

仏教の「徳を積む」っていうのにも通じているかも。

 「情けは人の為ならず」   昔の人が言った言葉は、幸福感にも通じていたのですね😆


 道を聞かれやすいのは良いことだとしておくことにしますが、ロンドンのハロッズの前でインド人と思われる家族(身なりのきちんとした旅行している感じの)に道を聞かれた時は、さすがに何故私に聞くんですか???と焦りました。
 
もちろん私は自分の行くところしかチェックしてないので、丁重に旅行者ですから判りませんと答えましたが、あれで道を教えることができたら、相当な幸福度を手に入れたのかもしれませんね〜〜🤗

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コメント一覧

ミケマル
 職業柄、焦ったり、驚いたりしても、気持ちを落ち着けて行動しないといけないので、外からみると安定して見えるのかも。
 あと、私は自分がダメダメなので、他人のダメダメを認めなきゃって思うの。どうしても嫌なときは言うけど(笑)
 
Koo
知らないところで道をきく時は身近にいる誰に訊こうかって短時間にきめなくちゃいけない状況。
ミケマルさんは安心で親切なオーラを出しているからよくきかれるのでしょうね。
確かに日本はギスギスとした自己責任が幅をきかせちゃってる印象、もっと優しくなれたらって思います。
「情けは人の為ならず」ですよね
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