野ざらし紀行より、今日の一句。
「白げしにはねもぐ蝶の形見哉」 芭蕉
白い芥子の花に蝶の美しい翅が形見のように飾られている、、、一枚の映像が浮かんで来るような句ですね。(^-^)
俳句は、一瞬の情景を切り取る文芸でもありますから、この句の優れた水準が分かります。(^_^)
句意を検索してみましょう。( ^_^)/~~~
(句意)
芥子に止まっていた蝶が飛び立った。そのとき一輪の花びらがはらはらと落ちていった。あれは、蝶が別れに当って形見に羽目をもぎ落としたのだ。白芥子を杜国に、蝶を芭蕉自身になぞらえている。
(解説)
杜国へ宛てた句は、これに限らず多感なものになっている。白芥子は杜国を、羽をもぐ蝶は芭蕉を暗示している。芥子と蝶という組み合わせも尋常ではない。
杜国は、名古屋で米問屋を営んでいた坪井杜国(つぼいとこく)という青年。野ざらし紀行の旅先で出会った二人。芭蕉41歳、杜国28歳の夏であった。
杜国へ宛てた句は、これに限らず多感なものになっている。白芥子は杜国を、羽をもぐ蝶は芭蕉を暗示している。芥子と蝶という組み合わせも尋常ではない。
杜国は、名古屋で米問屋を営んでいた坪井杜国(つぼいとこく)という青年。野ざらし紀行の旅先で出会った二人。芭蕉41歳、杜国28歳の夏であった。
にゃるだふる!🐈⬛🐕🦺、、、意味不明!
どうやら、芭蕉と杜国は、いわゆる「男色」の関係にあったのではないか、との説もあります。!(◎_◎;)
まぁ、江戸時代は、大名や武士をはじめ、フツーに「男色」があったと言いますから、さもありなん、、、m(__)m
一方で、芭蕉は、内縁の妻もあったと伝わっていますから、ややこしい!( ; _ ; )/~~~
「LGBT」の権利が叫ばれる昨今、芭蕉翁は、300年以上前から両刀使いだったのかも??!(◎_◎;)
では、恐る恐る、馬関より返句をば。
「ソーダ水透き通る眼の美少年」 祖谷馬関