「牡丹蘂ふかく分出づる蜂の名残哉」 芭蕉
ん?、、、もしもし、お父さん?(藤山寛美)!(◎_◎;)
字余り、かつ、一読では、句意が入って来ない、、、難解な一句なのかな?m(__)m
それにしても、蘂(しべ)って漢字、難しくて読めないですね、、、( ; _ ; )/~~~
単純に受け取れば、牡丹の蘂を見ていると、蜜を吸いに来た蜂が分け入った名残のようだ。
なんですが、、、花と蜂が出て来るところを見ると、まさか、前句の「白けしと蝶」と同じように、いけないルージュマジック的な秘め事が暗示されているのでは?💋
では、句意を調べてみましょう。(^_^)
(句意)
野ざらしの旅を終え、江戸に帰る際、逗留で二度までもお世話になった門人の林七左衛門に、お別れの句として贈ったものです。
「牡丹蘂の奥深くもぐって甘い蜜を十分吸った蜂が、やがて名残惜しげに、その蘂の中をかき分けて這い出てくることだ。」
ここに蜂は芭蕉を、牡丹しべは七左衛門または彼の家族を指す。林家での手厚いもてなしへの感謝の吟。
かみくだいて言うと、「大変にお世話になりました。牡丹の花の奥で美味しい蜜をいただき、名残り惜しく飛び立つ私は蜂と同じです」くらい、とのこと。(^-^)
ワンだふる🐕🦺からの、にゃるへそ!🐈⬛
連続技がピシッと決まりました!
着地も鮮やかです!🏃
ひとまず、いけなくない句で良かった!(^。^)
しかし、三百余年後に、なんでこんなにドキドキしなくちゃいけないの???!(◎_◎;)
余韻醒めやらぬ気持ちでの返句。( ^_^)/~~~
「降りもせずまた晴れもせず戻り梅雨」 祖谷馬関