今晩のテレビで漫画家の「水木しげる」さんが特集されていました。(^。^)
水木さんは、2015年に93歳で他界された、とのことでしたから、もう10年になるのですね。(^-^)
番組は、水木しげるさんのアシスタントをされていた漫画家の池上遼一さんと森野達弥さんの証言や貴重な資料から「人気の妖怪はどうやって生まれたのか?」などの秘密を探る、という構成でした。(^_^)
なかでも、亡くなった巨匠のペン先に迫るという趣旨で、「水木漫画に描きこまれた背景と大胆なベタの秘密を探る」というコーナーが興味深かったですね。٩( ᐛ )و
「ベタ」というのは、漫画の背景などを「黒色」で塗り潰すことだそうで、水木しげるさんは、この「ベタ」の使い方が独特で、妖怪の世界を際立たせるのに効果的だったと説明されていました。(^。^)
また、リアルな背景の中にデフォルメされたキャラクターを置くことで、独特の世界観を作り上げた、とも紹介されており、精緻な建物の構造や風に靡く木々などに神経を使いながら筆を運んでおられたそうです。(^-^)
人気作家となって多忙を極めた頃から雇用したアシスタントに「背景」を任せて描かせたそうですが、その際、水木さんが長年撮り溜めた「風景」の写真をアシスタントに渡して、それを漫画の背景として描くように指示された、とのことでした。(^_^)
これが、アシスタントにとって非常に難しい課題で、点描やベタなどの技法を使いながら、水木さんが強調した「空気感を出せ」という指示を具現化したそうです。( ^_^)/~~~
そのほか、水木しげるさんは、物語の中に「ニセ鬼太郎」を登場させて、「勧善懲悪は嫌い、信用できない社会の負の部分」など、自分の本音を語らせた話題も興味深かったですね。( ; _ ; )/~~~
偶然に見かけた番組でしたが、漫画の底に横たわる奥深い世界を垣間見た気がしました、、、m(__)m
「狐火の奥に横たふ無常かな」 祖谷馬関
(注)狐火は冬の季語。冬の暗夜、山野に見える怪しい火。鬼火、燐火などの類である。狐が口から吐いているという俗説に基づく。
水木さんは、2015年に93歳で他界された、とのことでしたから、もう10年になるのですね。(^-^)
番組は、水木しげるさんのアシスタントをされていた漫画家の池上遼一さんと森野達弥さんの証言や貴重な資料から「人気の妖怪はどうやって生まれたのか?」などの秘密を探る、という構成でした。(^_^)
なかでも、亡くなった巨匠のペン先に迫るという趣旨で、「水木漫画に描きこまれた背景と大胆なベタの秘密を探る」というコーナーが興味深かったですね。٩( ᐛ )و
「ベタ」というのは、漫画の背景などを「黒色」で塗り潰すことだそうで、水木しげるさんは、この「ベタ」の使い方が独特で、妖怪の世界を際立たせるのに効果的だったと説明されていました。(^。^)
また、リアルな背景の中にデフォルメされたキャラクターを置くことで、独特の世界観を作り上げた、とも紹介されており、精緻な建物の構造や風に靡く木々などに神経を使いながら筆を運んでおられたそうです。(^-^)
人気作家となって多忙を極めた頃から雇用したアシスタントに「背景」を任せて描かせたそうですが、その際、水木さんが長年撮り溜めた「風景」の写真をアシスタントに渡して、それを漫画の背景として描くように指示された、とのことでした。(^_^)
これが、アシスタントにとって非常に難しい課題で、点描やベタなどの技法を使いながら、水木さんが強調した「空気感を出せ」という指示を具現化したそうです。( ^_^)/~~~
そのほか、水木しげるさんは、物語の中に「ニセ鬼太郎」を登場させて、「勧善懲悪は嫌い、信用できない社会の負の部分」など、自分の本音を語らせた話題も興味深かったですね。( ; _ ; )/~~~
偶然に見かけた番組でしたが、漫画の底に横たわる奥深い世界を垣間見た気がしました、、、m(__)m
「狐火の奥に横たふ無常かな」 祖谷馬関
(注)狐火は冬の季語。冬の暗夜、山野に見える怪しい火。鬼火、燐火などの類である。狐が口から吐いているという俗説に基づく。