時代風俗行列が企画され、時代考証に金子錦二、久保田米僊らが選ばれ、幕末維新から平安創業までの装束を纏った隊列が洛中の街を闊歩しました。(^-^)
戦後に復活した際に、女人列や、のちに維新志士列も加わり、平成19年の「桓武天皇千二百年記念大祭」を機に、朝敵とされていた「室町幕府執政列」も加わりました。(^_^)
平安神宮の管理と保存のための市民組織として「平安講社」が作られ、時代行列も、現在、十一の講社で運営されています。( ; _ ; )/~~~
時代祭は、10/15に「宣状授与祭」が行われ、市民500名に参役任命の「宣状」が渡されます。当日午後には、地域女性連合会による「時代祭奉祝踊り足固め」が境内で行われます。m(._.)m
10/22当日は、早朝七時に、平安講社代表の総長から祭文奏上、八時から「神幸祭」として、二基の鳳輦に御霊代を遷し、九時に本宮から御所に向かいます。(^。^)
十時頃、御所・建礼門前にて、「行在所祭」として、神饌講社より神饌が献じられ、白川女の献花が行われます。(^-^)
正午には、建礼門前を出発し、夕刻、平安神宮にて、鳳輦を「大極殿」へ奉安する「還幸祭」が行われ、「延暦文官参朝列」の「三位」が祭文を奏上します。(^_^)
この時代行列で特徴的なのは、先頭をゆく「維新勤皇隊列」、、、かつて京北町が奉仕する「山国隊」を大正期に「朱雀学区」が継承して第八社として担当。
また、この時、「新洞学区」と「錦林学区」は第七社として、神幸列の前をゆく「前列」を担当することになりました。m(._.)m
最後尾には、「弓箭組」(南桑田郡・船井郡)、長岡京から平安京への遷都の際、桓武天皇の警護をしたとされ、当時、警護にあたっていたのは、弓矢の技術に秀でていた丹波国・南桑田郡(現・亀岡市)や船井郡(現・南丹市)の地侍たちだったそうです。(^-^)
また、近年に追加して出来た、右京区、伏見区、西京区は、それぞれ、「楠公上洛列」、「豊公参朝列」、「室町幕府執政列」を担当しています。( ^_^)/~~~
現在は、出発地点は、市役所から御所へ、また、行列の東進コースも、四条通から御池通に変更されています。
行列が鴨川を渡る際、「三条大橋」を渡りますが、この三条大橋は、1590年、豊臣秀吉の命により「増田長盛」が大改造にあたり、現在も欄干に十二個の「擬宝珠」が美しいですね。(^-^)
「平安の絵巻さながら行く列に
我が在る由を識る御所の道」
by 祖谷馬関